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なのはわたしとこころ。
こころはわたしとは関係なくころころと変わり、コロッと転び、何故かは知らないが勝手に成長していく。
わたしはこころとは関係なく、わたわたとしながら一人称を変えて成長していく。 ....
さかなたちは宇宙の周りをくるくると泳ぐ。
さかなたちは世界の周りをくるくると泳ぐ。
なかには流れ星になるさかなもいる。風になるさかなもいる。波になるさかなもいる。
神さまだってくるくると泳ぐ ....
ぷくぷくと可愛らしい頬に光る
シャンパンのあぶくみたいな透明な
それが涙で ありませぬよう
毎年 祈る クリスマス

やけに狂い咲く時計
刻むリズムは 定刻なのに
気が急いた分だけ  ....
まずインストールしない
そして絶対にログインしない
一度ログインしてしまえば それは、死を意味する

きみはあたまが悪くて パスワードをいっぱいおぼえられないから
体中にパスワードの刺青を彫 ....
朝 丘珠空港へ迎えに行く
プロペラ機は八月の空をけたたましく滑り降り
ゲートをくぐる人々は無事届けられた
天からのギフトのように
トランクとリュックを下げた若者を見つけ
片言みたいに 荷物を ....
カタン カタカタタン
夜が鳴く音がする
君とのセックスはゆっくり熱をもつ
スローモーションの恋で

気づくと空は夜を
ワイングラスに注いで飲んでいた
ぬるま湯に浸かり
君の ....
この度 わたくしが 申し上げたいのは
雪室とは 全く違う空間のことで ございます

もこっとしたダウンを羽織れば
世の中が 温たまるものと 勘違いしている殿方も
意外と多いようですが 良 ....
気がつくと、
一面真っ白な部屋のなかにいる。
部屋には窓一つない。
空気がこもっている。
部屋中に白い音がする。
天井に向かって手を伸ばすと、
目には見えない皮膜に触れる。
シャボン玉の ....
おっぱいパブには出口が無い
おっぱいを揉むという行為に夢中になれる時間はとても短い

以下は早めに終わってしまったために持て余した時間を利用したインタビューです

この仕事以外に何かしてるの ....
とおりすがりのコンビニで買った
コンドームの箱あけて数を数えてる
ティッシュボックスから
うすい紙引き抜いてするエモいファンタジー
これがわたしのセンチメンタル
これでいいのだ!ってうなずい ....
ねえ、いいから
と手を引っ張られ
誰もいない女子トイレに連れて
から
 か
  ら
   少しだけ開けた窓こぼれる斜陽突き刺す
笑顔 舞い込む蝶々を、ちょうどよかった
と少しだけ骨張っ ....
室内にいても 外の寒気を 感じる季節 到来
歓喜乱舞ばかりとは 行かないようで

これで リフトにでも 乗っていたら 
また 気分は 違うのでしょうが

などと 毒づく暇も 与えられず ....
9月1日の午後

朝から磨いた仏壇に手を合わせ
ショートケーキを一つ供える。

この日は亡き父の誕生日

街で年頃の親子連れを見かけると
父の居ない寂しさを思い知らされて
妬みの感情 ....
鉋の音が心地良く聞こえる冬一番
ここは北国
世の中は真っ黒でも
かの地だけは 真っ白に染まる

「御地では もう 雪模様なのでしょうね」
その一文に 黒い筆で認めた「否」
投函した瞬 ....
地図を眺めても
地球儀を回しても
西方のかなたにそんな国はない
少しは知っている
今そこにどんな国があって
違う幸せを望んでいること
少しはわかっている判っている
それでも
風がふ ....
明日、その日は来るのだろう
運命と呼べる瞬間が訪れるのであろう
運命は何時だって気紛れだった
何故なら、何故、私がここに居る
何故なら、何故、私はここで泣く
何故なら、何故、私はここで復活す ....
運命を呪うというのは
自らの遺伝子を呪うということ
運命を愛するというのは
自らの環境を愛するということ

私は地球の申し子であり
あなたの息子である
あなたの息子と同時に
独立した個 ....
失われた時を還せ
死んだ夢を呼び覚ませ
きみのうなじの産毛が好きだから
僕の名前を風に聞いてくれ

最期の銅鑼が鳴り僕たちのバンドは退いてゆく
黄昏の中へ精緻な夜へと官能をつなぎとめる
 ....
真っ白い炎が
咲き乱れて
花ちるさと
凍えるような涙で
殺菌する、
浴衣の模様を
黒地の頬を落ちる涙、
昔、
夏祭りに出かけて
一緒に金魚を網ですくった思い出がある
うちのお父 ....
今日
私は知った。
私は私であり
私ではない。

明け方の
山の彼方にゆらめき昇る
あの太陽により

産声をあげた日から
棺に入る日迄
我が心臓は、脈を打つ  




 ....
遠い山々の緑がくっきり浮かぶ
夜明け前
烏等は唄を交わし始める。

旅の宿の眼下に広がる風景
明るみゆく教会の隣に
洋風の家があり
朱色の屋根の下に
昔――亀井勝一郎という
文士がい ....
毎日のように終電で帰ってたあの頃はどこも
かしこも閉まってるなかあそこだけは開いて
てホント助かってた十五台もあるレジは一つ
しか稼働してないし店員がいなくて卓上ベル
で呼びだすシステムだなん ....
シロツメクサは冷たかったよ
首飾りにも冠にもなってくれなかったよ
あたしは摘んで摘んでいくども
あきらめて撒いて
風に吹かれて飛んで行ったよ
あたしのお願いは、ついに
どこかの他処へと飛ん ....
覚えているの 二歳の頃を
趣味が公園探しで バケツとシャベル持ってふらふらと
帰る、ってことを知らなくて
お母さんを信じていました

覚えているの 四歳の頃を
幼稚園で初めての絵を 先生に ....
夏の夜の風鈴の音は
少女の細い髪に吸い込まれた
憧れていたものを忘れて
漂っている 闇の隙間

みんな帰った後の音楽室で
ピアノを弾いていた
早く帰らなきゃいけないのは
わかってい ....
{ルビあめ/病みあがり=アー ライ ユー ミー?} つくられはじめたひこうき雲。とびたつ君に なにかつたえたかったんだけど、インターホンよりずっとやわらかい地球人のつき指、いつか旅立つきみに、Skyp .... 演奏会の時には一番後ろの椅子のままで私は終わりました
この白髪はさぞ目立ったことでしょう
家族たちはいったいこのみすぼらしさをどう見ていたことでしょう
最後の日、それなのに新しい靴を私にプレゼン ....
初秋の朝、風が窓辺に腰掛けて静かに凪いでいる
彼の故郷のみずうみは人知れず朝陽に煌く
みずうみの近くで 野葡萄の黒い実が艶めきを増す
いまだみどりの樹に 帰る渡りが「ありがとう」を告げている
 ....
あの言葉には
色々な感情が
織り交ぜられる

嫉妬
羨望
咀嚼
思惑
疑念

その どれ一つを取っても
前向きなものが無いと お思いか
それも 致し方あるまい
大衆的 ....
つながらない

   つながらない

      つながらない

きこえない    つながらない

   きこえない

      きこえない

とどかない    きこえな ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉からことばを読み取るのに必要- 水宮うみ自由詩2*16-9-14
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おっぱいパブ- rabbitfighte ...自由詩516-9-9
ボーイミーツガール最高- モリマサ ...自由詩316-9-8
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雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ- さわ田マ ...自由詩3*16-8-23
証し- もっぷ自由詩2*16-8-23
鹿へ- もっぷ自由詩3*16-8-23
亜の門- 藤鈴呼自由詩2*16-8-22
雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ- AB(な ...自由詩6*16-8-21

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