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最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから




街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている


誕生日にひとつ
プレゼントされる ....
離陸し続けることが唇のためになるんだよと
伝達された日の午後にみんな消えました
あれは号令だったんです、滑空


退廃なら
ぶっ壊してこい


{引用=
--もうじき-嵐が--るの ....
http://www.mumeisyousetu.com/maturiyohe/maturiyohe.html 詩人とは・・・ 
夜風に哀しく{ルビ項垂=うなだ}れる 
名も無き 
独りの草である 

詩人とは・・・ 
哀しみの野へと分け入る少年の 
蒼い背中に慰めの音色を贈る
竪琴奏者である  ....
行き場を失った恋心は 
深夜の丁寧な掃除夫の持つ 
{ルビ箒=ほうき}と{ルビ塵取=ちりとり}によって 
ゴミ袋へ、葬られる。 

その美しさでこの目を{ルビ晦=くら}ませては 
いつだっ ....
今年は俺にとって最悪の年だった
忘年会とは俺のような人間のためにこそあるべきだ
本当に心から切実に年を忘れたい人のためにあるべきだ
でも俺は一度も忘年会に呼ばれない
自分で開こうとしても誰も集 ....
頭が九つある竜の川の河口を抜けて
地図で見れば尾びれのような東尋坊に
ガス欠間近のバイクを止める
どこかの船越に追い詰められた犯人が
たどりつきそうな見事な崖だ
ドラマではほとんどの犯人が泣 ....
 
いつからだろう僕のからだには
アルファベットと数字が記されている
いくつめかの恋をした時に
恋人により偶然見つけられて
それからすぐに彼女とは別れた
とても怖がりながら僕のもとから去っ ....
少女の夢は蜂蜜のように甘ったるい

乙女の夢は生クリームのようにとろける

女学生の夢はチョコのようにほろ苦い

大人になった私の夢は

鍋にこびり付いたジャムでしかなかった
大きな水槽の中に入ってしまったのは、
久しぶりだった。


そこは、ゆらゆらうごめいていて、
別々の世界が水素と酸素を融合させている。


やさしみの泡は、その中をぷくぷくと
漂って ....
私がまだサンタクロースを信じていた頃
父方の祖母と同居していて
私たち兄弟の面倒をみてくれていた
今にして思えば幼さ故とは言え
彼女には随分と理不尽ことしでかしたものだと悔いる

それなり ....
冬の辞書には
牙が満ちている

燃えようとして
生きようと、
して

裏も表もなく
ただ、それゆえに
いたわりがたい
鋭さが
ある

つめたさに似た
熱量、として
 ....
そして去年
飯島愛の上にも雪が降り

今年
小菅刑務所にも雪は積もり

来年も再来年も
ブロック塀のうえで裸足をぶらぶらしてるみなし子の上に
毛布の無い家の壊れた屋根に
 ....
鳥取人は背中に羽が生えていて
夜には砂丘から日本海へ向かって羽ばたいている
ような気がする
毎晩三十人ぐらいで
両翼の長さは長い人で六メートル
でも、海は渡れない
みんな頑張っても砂丘から ....
 
雪の上に寝そべりながら
ぼろぼろと落ちてくる雪を見ていると
それは錯覚なのだろうけれど
空をどこまでも昇ることができる

このまま
天国までいけるような気がして
目を瞑り
目を開 ....
夜空を見上げていたんだ

真っ黒な夜だよ

幾千の明かりが灯った
クリスマスツリーの上
巨大なビルとビルの間の
ちっぽけで 真っ黒な夜空だ

星が一つだけ瞬いていた
明るい星だ
 ....
昼 僕は文字を書く
ふわり 机に語を浮かべては
僕が やっと詩を書けたかのように笑ってた
書けず 眠っていく宙のペン

二人は歩くノートに
会った人たちに 風に流れていく でも
一つ ....
冷たい風が横切るとき
あなたの肩を叩く
紅茶を飲む私の呟きをのせて

振り向くあなたは
気配の無さを受け入れて
再び歩く

完全防備したあなたの
帰り道の出来事
 
その人のことを
空さんと呼んでいた
空さんは
だだっ広くどこまでも
青くなったり赤くなったり
涙したりして
人のようだった

空さん

時々丘の上から
呼びかけてみるけれど ....
地に足が着いたまま
一番空に近づいたキリンでも
見上げる空ははるかに遠い

空を舞うように
自由に飛びまわる鳥たちでも
見上げる空は遥か彼方だ

いかなる動物も空に到達することはできな ....
6000系電車は小学生だった自分にも衝撃的だった
21世紀を先取りしたデザインに思えた

非常口を前面に設置しなければならない規制

それを逆手に取って貫通扉を極端に左に寄せ
かと言って左 ....
そろそろしおどきだ

あほうどりはかぜさえあれば

どこまでもゆける

かたくなにかわらないひびが

おわろうとしている

はっきりとしたあてはないが

つぎのきせつがかぜをは ....
美空に広がる燃える様な青、群青とひとはいう群青と人は呼ぶ群青は自分の名前がそれだとは知らないが確かに群がって青くなるビョークが叫ぶ、白い壁を青いペンキで塗るようにベティ・ブルーは笑うそのうちガーシュウ .... 小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
 
段差のない
同じような家のならぶ
団地に住む
友人の家に日曜日
遊びに行った

ちょうどお昼ごろだったので
お昼ごはんを
ごちそうになった

手作りの
パンとコロッケと
 ....
中学時代の恩師が猛烈に車にひかれたと聞いて、慌てて病院へ駆けつけた
3階のナースステーションを抜けて、突き当たりにある個室に先生の名があった
ノックして扉を開けると、そこには一台の車があった
長 ....
袋から取り出すと 現れたハンバーガーを

ハンバーガーを僕は買ったんだ


僕が考えていると
窓では雨が降っている
しかも 世界中ではいろいろなことが起きている
けれど あ ....
天上から
見下ろしていりゃ
そんなにエライのか
見下ろして
笑って
屈託なく
罪の意識もなく
笑いやがって

俺を奪って
程よく
一瞬で焼けない程度に
熱せられた
コンクリー ....
あ、
雨の夕刻は
アスファルト状の黒いノートにおいて
ひとつぶ、ひとつぶ、別々の
無数の濁点だ、





雨滴、
雨滴、
黒く
滲んで
広いひとつの痣として ....
神さまからひとつだけ願いを叶えてあげる
と言われたので

幸せになりたいとお願いしてみた

神さまはふむふむと頷いて
では、早速明日から叶えてあげよう
と言ってくれた

期待に胸膨ら ....
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