すべてのおすすめ
分かって貰えぬ孤独を 考える時 
寂しさが 募って行きます

昨日の雨が 
今朝方から 雪に変わって

水物は 必ず 流されるとは
限らないのよ、と

釘を 刺されているような 面持 ....
ハズレくじで折った飛行機が飛ばない 君は知っているだろうか?
ハートの切り口をした切符があることを
改札を通るとき
年に一度だけランダムに切られる
ハートの切り口
それを持つ二人は生涯結ばれる
そんな言い伝えのあ ....
仏壇に供えるようなラブレター 地上に引き出された私の網膜に
無数の矢が
容赦なく突き刺さる

モグラになって初めて知った
過剰な光は
漆黒の闇よりもさらに凶暴で
瞳を凝らす事を禁じ
見る事を私に許さない

視神 ....
お父さんだけがスタンディングオベーションしていて嫌な空気 小学校の教師は
満州の寒さを語った
近所のおっさんは
突撃の仕方を語った
母親は
配給の乏しさを語った
父親は
出征の誉れを語った

街では
白い軍帽を被った脚のない人が
人通り ....
糸のように細い茎
葉は小さなハート型

切って
水に挿しておくと
傷つきやすい神経のような
白い根がはえ
土に植えると
再生する

そうやって
いくらでも増えるクローン植物
 ....
凹んだままもどらないこころを
あえて膨らまして生きている弾力をおもう

生きることに引きずり回され
足下がみえないまま歩をすすめて行かねばならない
立ち止まるわけにはゆかないのだ
それが残 ....
担がれた神輿から落ちた 人々でできあがった柔らかな機械の中に
一つの緩やかな歯車として放り投げられました
皆さん幾つもの顔を持っていて
どの顔が本当の顔なのかわからない
結局本当の顔なんてどこにもなくて
 ....
給料が労働の対価だなんてとても思えなくて 一日が終わった解放感と 夕飯と入浴と睡眠が何よりの報酬で さらには空いた時間の読書や芸術鑑賞 その時間が空くということもまた何よりの報酬で 長いこと農業をやっ .... 地下へと続く階段の脇には
だらり、とぶら下がった黒いコンセント
に結ばれた、赤い糸

地下のさびれたライブハウスでは
音程の狂った歌手が
あの頃のみっともない僕みたいな
コッケイな恋の溢 ....
僕は書く

それは文字による記録ではなく
文学作品でもない
書いているのは

言葉

自分の考えや気持ちを表す言葉
つまり
自分を言葉で表した
自我像

僕は僕のことを誰 ....
れんぎょう
れんぎょう
れんぎょう

と三回呟いたら

小さく黄色い翼がはえた

小さすぎて
私の身体は浮かないが

こころは先に
あなたのもとへと行けるようだ
暖かな日差しを受けて
春爛漫の息吹を感じる
子供達の遊ぶ声が届く
大らかな芽吹きの声が
ここに春が来たことを
そよぐ風が告げている

悩み苦しみさえも嘘と
想える程暖かな陽射し
誰も ....
高い授業料を払うと思って騙されてください 衣擦れの音の軽やかさが
春がすぎたことを告げる
夏のはじまりは
眠りの季節の終わり

彼方に見える稜線から
歌声とともに虹が湧き立ち
ゆるやかな目覚めが
きみの奥の火種に熱を与える
 ....
自炊の道を極めんと
愚娘の助言を聞き入れ
圧力鍋を購入した

やや季節はずれのブリ大根
今日は黒霧島のお湯割

圧力鍋には
なにやらタイマーが付いていて
超絶簡単レピシ本通りで
 ....
 
ひとりでメソメソ オーケー オーケー

ひとりでプンプン グッジョブ グッジョブ

ひとりでゲラゲラ いーんじゃなーい


 
「とある魔人の手記」

疑問を三回かいて沈めた
真っ赤な液体が入った小瓶の中で
僕は
溶けていくのを眺めていた
どれぐらいの劇薬になっただろう?
世の中で思い付く限りの毒を
紙に書いて ....
子供相手にフルスイング 朝の空

西から東へ
まっすぐの飛行機雲

確か
この飛行機雲はラドン
ラドンの太い飛行機雲だ

ラドンが目覚めた

いつも怪獣は環境破壊によって目覚める
そして環境破壊す ....
昨晩のメキシコ映画を熱く反芻して屋台の列に並んだものの
ずいぶんと待たされた でも手作りだから仕方ない
5月は近い
風は雲を掃いて頂には太陽
匂いに高揚


じり り



り ....
震度3で久しぶりの会話 走って行って渡った
点滅を始めていた
青信号
お昼休みに
買ってきた弁当が
手の中で跳ねている
サラダがいくらか多いのにした
空は晴れ渡っているのに
風は冷たい
私の胸の中にも
 ....
同じ 花びらでも 
気候によって 咲き方が 違うように 

人間の表情も 
くるくると 変わる

スミレは 一年中 
可愛らしい花を 咲かせてくれるんだよ と 
あなたは言 ....
動物園へ行くというので、
振り落とされないように掴まる。

檻の中にいるあのクマのさ。
憎しみに満ちた目を見たかい?
アレルギーが原因で両目が塞がっちまってるって言うじゃないか。
足の ....
部長の女と知らず説教している 冷たい風の中を
歌いながら歩いたら
歌が千切れて
後ろへ
飛んでいった

飛んでいった歌が雲になって
遠くの煙突と
空を繋いだら

紫色の歌の塊が

夕陽の方へ
押し寄せてい ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蛇の道は_藪蛇- 藤鈴呼自由詩4*14-4-19
ハズレくじで折った飛行機が飛ばない- 北大路京 ...自由詩614-4-18
_- 最都 優自由詩1+14-4-18
仏壇に供えるようなラブレター- 北大路京 ...自由詩314-4-17
点眼- Lucy自由詩20*14-4-16
_父さんだけがスタンディングオベーションしていて嫌な空気- 北大路京 ...自由詩614-4-16
伝言- 山部 佳自由詩814-4-15
ワイヤープランツ- Lucy自由詩13*14-4-15
弾力- 梅昆布茶自由詩2014-4-15
担がれた神輿から落ちた- 北大路京 ...自由詩7*14-4-15
恐怖- 葉leaf自由詩514-4-15
twitter- 葉leaf自由詩214-4-15
新宿の地下室にて__- 服部 剛自由詩1214-4-14
自我像- ichirou自由詩914-4-14
連翹忌- フユナ自由詩17*14-4-14
暖かな日差しに・・・- tamami自由詩1314-4-14
高い授業料を払うと思って騙されてください- 北大路京 ...自由詩814-4-14
さきくさの咲く頃に- 大覚アキ ...自由詩9*14-4-14
染み込む20分間がこんなに疲れるとは思いませんでした- ichirou自由詩1314-4-13
ひとりでできるもん- 殿上 童自由詩17*14-4-13
とある魔人の手記- 最都 優自由詩214-4-13
子供相手にフルスイング- 北大路京 ...自由詩614-4-13
ラドンの飛行機雲- ichirou自由詩13*14-4-13
ten_times_or_more- 凛々椿自由詩914-4-12
震度3で久しぶりの会話- 北大路京 ...自由詩414-4-12
シグナル- Lucy自由詩14*14-4-11
冬のスミレ- 藤鈴呼自由詩2*14-4-11
動物園へ行く- オダ カ ...自由詩4*14-4-11
部長の女と知らず説教している- 北大路京 ...自由詩514-4-11
風の中を- Lucy自由詩12*14-4-10

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