すべてのおすすめ
おとなになってもわからないことがある ぽつぽつと音を立てて、しずく
さらさらと流れる、時間
満たされてゆく、速度は
かたつむりよりも遅いくらい


忘れそうになったとき、あふれる
盛り上がった水面を覆う皮に、亀裂
其処を ....
ポーチュラカって なんだか いいよね 
ポーレシカポーレ みたいで さあ
ポーチュラカって 日照りに強い花だよね
ポーレシカポーレ は ロシアだけどさ

沖縄って なんだか いいよね ....
駅ビルの中で方角を見失ってしまう
エレベーターの混雑や
エスカレーターの昇り降りで
心は6Fあたりをいつまでもさまよう

閉店間際に
ようやく辿り着いた書店では
探している本は見つからな ....
_
嫌いなものがたくさんできた。
景色に溶け込んだBMWも見たくないし
晴れた日曜日も憂鬱で
屋台のわたあめも
カエルのおもちゃも
褒めてくれた髪型も
無くなればいいと思った。
いつ世界が終ってもいいように生きるのが大人のたしなみ
例えば手を繋いで歩いているこの瞬間が永遠に続いていてほしいと言ったら
それは違うと怒られそうだけど


このひとと一緒に消えてしまうので ....
留守電の知らない声に励まされる 余計な一言が面白いと思っていらっしゃる 思い出を一番から五十六番まで
USBメモリに移動して
一息
私のディスクは空(から)になる
空(から)になった空(そら)に
星が一粒
もう一粒
繋がって
絵を描く
尺取り虫が
一歩 ....
可憐だったり清楚だったり 或いはとぐろを巻いて見せたりする君の中の花が好き
薄紅色だったり萌黄色だったり 或いは血を流したり

君の六十兆の細胞の隅々まで僕を行き渡らせたいのだ 君がどこにも逃げ ....
友達と一緒に山登り
近所にある登りやすい山

山登りに慣れてくると
高い山に挑戦したくなる
精神的にも強くなる

山それぞれに輝く個性がある

次はどの山に登ろうか
旅行雑誌を捲り ....
口下手で悩んでいた、僕は 
ある日突然、目の前にいる人が 
?の文字を秘めている 
黒い人影に視えてきた 

その人の瞳の奥にある  
不思議を求め 
些細な一つの質問で 
もしも、口 ....
名曲喫茶ライオンの店内は  
五十年前のコンサートが流れ 
ブラームスの魂が 
地鳴りを立てた、後の{ルビ静寂=しじま}に―― 

(ごほ…ごほ…) 

無名の人の、{ルビ堪=こら}え切 ....
土星ではハンサムな顔ですよ れんちゃんは犬なのに
お手もできない

ある日
このぼくにできることを数えてみた
あれと、
これと、
それに、
三日数えても尽きなかった
それで
ふと、気づいて
そうだ
ぼくに ....
空を見上げる
街に並ぶビルディングの上から
きいろい四角い看板たちが
見下ろしてくる
見上げている僕は憂鬱で

あの中に
住むことを考えてみる


  □


今日も地上の人 ....
自分の意思で出ていくのだから
淋しさなんて
感じない

懐かしさなんて
かみしめている余裕はない

感傷に浸るかわりに
明日の夢を必死に数える

幸せになるため
一歩前へ進むため ....
弘法の池の隅にある 
小さい洞窟の中に 
水に身を浸し、両手を合わせる 
弘法大師が立っていた 

揺らめく水面に映る 
弘法大師は目鼻の無い顔で 
鏡の世界から
こちらを視ていた 
 ....
お洒落な 満月なんて要らない
雨が降りそうだし ブルームーンなんて お洒落な言葉は要らない 
青い満月をみたら 幸せになれるなんていう 言葉は要らない
要らない言葉は 小鳥にしか読めないほ ....
しぶきをかけぬける
ふくらはぎの
まあるい
着水点

夏の鼓膜に
そっと
折りかさなる
六月の
ふやけた骨格を
並べかえる

君は
雨だれに
擬態したまま
あじさいの葉脈 ....
海の真ん中で言葉を捨てる また死んだ人のせいにしてしまった ねぇ?
なあに?

ゆめ を みたの
どんな?

とても キラキラした


ねぇ
なぁに?

ゆめ を みたいね
キラキラした


七色の風 吹く夜は
永く  ....
「水の中の六月」

錆びた鉄の味のする手摺を伝って
空っぽの水槽を満たそうとする早朝
浸水された浴槽の縁を滑らないよう歩く
生まれた時から水に溢れていた




「駆け落ち」

 ....
中庭の芝生の上に
プリーツスカートを
花のように拡げ
背筋を伸ばし、
聖書の言葉を引用する彼女は
修道女みたいで
美しく聡明なその先輩を
私は崇拝していた
(彼女は廃部が既に決定し ....
妻の誕生日に
新車を買って帰ることにした
プレゼント用ですか
と聞かれたので
綺麗に包装してもらった

走り出して
一つ目の信号にも行かないうちに
タイヤの辺りから
包装 ....
壁にピンナップされた僕らの写真を見ている 時々締め付けられるように過去が蘇るのだが
時間の不可逆性は 僕の味方ではないようだ

一人静かに時を消費することにも慣れてしまった もちろん本意ではない ....
厚い雲は過ぎ去り
青い空が広がっている
それでも私は見えざる恐怖に
震えている
いつ訪れるか分からない暗い日に
死の一文字に飲み込まれそうになりながら
毛布にくるまり目をつむる
どこかに ....
心臓がダメになったら
代わりに
原子炉を埋め込んで
それを動力源にして
パワーアップ!
なんてのもイカスよね
口から放射能を
吐いたりしてさ
大東亜共栄圏目指して
大陸に送り込んでや ....
紙飛行機雨の中飛んでいる
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おとなになってもわからないことがある- 北大路京 ...自由詩513-6-23
お洒落な言葉なんて要らない- あ。自由詩213-6-23
そしらぬ風- るるりら自由詩13*13-6-23
方向感覚- 春日線香自由詩213-6-23
あなたが居なくなって- なかうち ...自由詩4*13-6-23
ワールドエンド- 伊織自由詩6*13-6-22
留守電の知らない声に励まされる- 北大路京 ...自由詩313-6-22
余計な一言が面白いと思っていらっしゃる- 北大路京 ...自由詩1613-6-22
こぐま座- Lucy自由詩24*13-6-22
君の中の花- 梅昆布茶自由詩713-6-22
山登り- 夏川ゆう自由詩213-6-22
質問箱- 服部 剛自由詩613-6-21
ブラームスの海_- 服部 剛自由詩413-6-21
土星ではハンサムな顔ですよ- 北大路京 ...自由詩513-6-21
ぼくにできること- たま自由詩25*13-6-21
四角い空- 渡邉建志自由詩213-6-20
長年住み慣れた町を出ていく- Lucy自由詩11*13-6-20
弘法の池_- 服部 剛自由詩113-6-20
_お洒落な_言葉なんて要らない- るるりら自由詩12*13-6-20
海の六月- 佐東自由詩8*13-6-20
海の真ん中で言葉を捨てる- 北大路京 ...自由詩5+13-6-19
また死んだ人のせいにしてしまった- 北大路京 ...自由詩613-6-19
夢のオーロラ物語- 藤鈴呼自由詩3*13-6-19
六月の朝に寄せて- 佐東自由詩11*13-6-19
わたしが子羊だった時(詩人サークル「群青」6月の課題「慈」よ ...- Lucy自由詩21*13-6-18
新車- たもつ自由詩1013-6-18
たった一人のこの部屋で- 梅昆布茶自由詩1913-6-18
暑い放射能- within自由詩4*13-6-18
原子力じいさん- 花形新次自由詩213-6-18
紙飛行機雨の中飛んでいる- 北大路京 ...自由詩513-6-18

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