すべてのおすすめ
あなたは 黒いゴミ袋好きなのに
その黒いゴミ袋に追い回される夢にうなされたりする

林の中を マカロニの湯気探してると
灰皿に乗っかって見つかる
けれどその周りの土が盛り上がってきたりして
 ....
僕は転がる

傷を負い
痛みに耐え

自分を抜け出せば
それで終わりにできるけど

まだ転がることができる

昼下がり
陽射しを避けて歩く公園の道
眩しさを縫うように進むとき
 ....
やあ、ぼくムツゴロウ
イサハヤ湾で死にかけている
人間どもが、ぼくの棲家を奪うんだ

でも、人間の中にもいろんなヤツがいてね
ぼくを原告にして裁判を起こして
くれたんだってさ

やあ、 ....
父さんと二人で散歩に行く
父さんに水を入れると
喜んで太陽の光にキラキラしている

しばらく歩いて河原の土手で一休み
河川敷では子供たちが野球をしている

ねー、父さん、
バカ ....
さよなら、と言って
去っていったあなた
の写真に
穴あけパンチで
はじっこから
パチン、パチン、と
等間隔で穴をあけていった

もう、その写真は
あなたじゃない
かもしれない、と ....
発端は、森の奥で彼女が猫を拾ってきたことから始まったのだ。

「このこ、飼ってもいい?」

そのとき彼女が咥えていたのはセブンスターだったのかチュッパチャップスだったのかあるいは鹿児島は日奈久 ....
  
木簡記念日(文明論)

 ハロー 僕らは
 なんですか?
 朽ちる素材の通信で
 未来のチームに
 遺跡しましょう


火種記念日(短歌)

 しりとりを
 しりとらな ....
これは
世界でいちばんちいさな水玉です


小さな銀の河の
畔に生まれた美しい水玉です
ルリカワセミが飛び立ったあとに
青い羽のその色だけが残りました


カワセミは もういません ....
約束した覚えが
そこはかとなく
ある

わたしんちには仏壇があって
歩いてゆけるすぐの距離に先祖代々の墓があって
春彼岸には野ビルが伸び
秋彼岸には彼岸花が咲く
いまは野ビルが伸び放題 ....
たばこをやめたからって何が変わるの?
って君は言う

とりあえず
服につく煙と
キスのときのにおいが
無くなるんだから
少なくとも僕にとって都合の良いことが2つはあるわけで

でもタ ....
売れないたこ焼き屋をやってる子を好きになった
屋台の前に置いてあるスツールを意味なく動かしたよ
すごくドキドキする

どうかテントの骨組みの重しに
僕のこの空気抜けタイヤを使ってくれないだろ ....
「樹齢」とあるが
墨で書いてあるから、先がかすれて読めない。
注連縄は幾重にも新しく
度重なる、史実に残る落雷に維管束をぶちまけながら
幹ばかりで、枝を短くひょろつかせた神木は
それでも春に ....
明るい陽が僕の顔刺した。痛いと悲鳴を上げる瞳
   の
   見える窓は僕と他人を繋げてる唯一のモノ
      か
      らは、楽しそうに遊ぶ子どもが見えます
            ....
物干し竿に吊したシャツが

風を孕んでくるりくるり


くる  くる




掴んでる洗濯バサミは

一生懸命!!








※ 洗濯バサミは今日も健気 ....
壁に貼られた黄ばんだポスターの中で
彼は永遠に身悶えしている
20年以上も前に
この世を去ったロックスター

天才的というよりも
悪魔的なテクニックの持ち主でありながら
彼の中には
彼 ....
今日は風が強くて
ほとんどどうしていいかわからないくらいだけど
一年いちどのしらさぎの日
休んでるわけにはいかないから
カイとわたしとふたりして
言葉にならないもの抱えて出かける公会堂の庭
 ....
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
何か目的があったわけじゃない。
ふいに何かに突き動かされたみたいに、
閉まりかけのドアをすり抜けるようにして電車を降りた。
大学時代にバイトしていた小さなレンタルCD屋があった街だ。
ホームに ....
青空に
ふとキリンが
浮いている
なんという
虚ろな空なのだ
ああ青空


縞模様を辿ってついにここまで来ました


ここまで来た
ふと
振り返るキリンの眼には
何も映らな ....
アスファルト道路のかたすみ
しゃがむと子犬の目線
暗いところ
暗いところ
選んで
何も見ないの
三日月のよる
きもちとか
こころとか
せかいとか
いのちとか
それからあいとか
まちがっても
ことばでは
いえないようなこと

ひとつの花のうつくしさを
つたえることばは
つねにたりな ....
計算機を裏返し
ドライバーでひとつひとつ
ネジをはずす
基盤が剥き出しになる
入りくんだところで
ラーメン屋は既に営業している
のれんをくぐる
いらっしゃい、とだけ言って
寡黙 ....
夕暮れに塗られたりんごが
夜更けに眠れないからと
朝をかじっている
どうにも力が足りなくて
上手く噛み千切れない

どうにかあがいてみたくて
こぶしを握り締めて
枕に丸い頭を叩きつけて ....
公園でバカ男は一人ゴミ拾い
ぐふふ

ゴミ拾いをする→バカ男はいい人→見ている人も
そう思う→バカ男、総理大臣→世界征服→世界統
一→ゴミのポイ捨て禁止条例を制定→公園がきれ
いに ....
春のぬるい風をどうしても愛せない。
凍てついた枯れ枝の尖った輪郭を
冴えた静寂の中を立つ潔癖な冬木立を
ただ耐える以外には何もしないですむ季節を
ぼくは心底愛していたので
ふくらみはじめたつ ....
砂浜

そこに咲いた白い花 少女は
けれどどこにもいない
青空に溶ける

たくさんの涙を数えた そっと
生まれ
離れる うた
空を流れる月日
水のように冷た ....
はずむように近づいてくる
あなたの息は白くない

コートは着てこなかったよ
と言って肩をすくめる姿は
想像よりも少し小さく見える

はじめましてとはじめましてがぶつかって
どういたしま ....
脂肪がもーえるー
つーきよーの夜にー
バーカ男は歌をうーたいますー
(巨大なカピバラごそごそ)

空はひろーくてー
星はきれーいでー
でーもカーテンが邪魔なんですー
(巨大 ....
黒い円盤に封じこめられた過去の叫び
くるくるまわる盲目の蜥蜴
蜥蜴の王は
わたしを
見ない

幾千の音符が
それぞれは鎌のかたちをして
わたしの胴と四肢とを裂き
全体 ....
部屋の隅の埃や
ガスレンジの油なんかを
うまく避け見ないようにしてきた母

そんな母を、
うまく避け見ないようにしてきた父

そんな父母を、
うまく避け見ないようにしてきた弟

そ ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水玉記念日- 合耕自由詩2*05-3-22
僕は転がる- ベンジャ ...自由詩6*05-3-21
ぼくムツゴロウ- 紀ノ川つ ...自由詩505-3-21
家族(父さん)- バカ男自由詩1005-3-21
水玉記念日- 望月 ゆ ...自由詩4*05-3-20
バラの名前- 大覚アキ ...自由詩405-3-20
水玉記念日- ひかげ自由詩205-3-20
地球- クリ自由詩7*05-3-20
The_other_side- 佐々宝砂自由詩405-3-19
禁煙- ヤマト自由詩2*05-3-18
リサイクル- 合耕自由詩6*05-3-18
百代の過客- 吉岡孝次自由詩1*05-3-18
陽採り- 完食自由詩11*05-3-18
使命- しらいし ...自由詩4*05-3-18
ピンナップロックスター- 大覚アキ ...自由詩405-3-18
冬去しらさぎ- 佐々宝砂自由詩305-3-18
遠泳- たもつ自由詩705-3-17
1・17- 大覚アキ ...自由詩305-3-17
青空のキリン- 第2の地 ...自由詩705-3-16
三日月のよる- チアーヌ自由詩505-3-16
はじめ- 石川自由詩405-3-16
後悔- たもつ自由詩1005-3-16
黄昏りんご- 霜天自由詩405-3-16
ブラック- バカ男自由詩905-3-15
シェルター- 汐見ハル自由詩7*05-3-15
- 浅見 豊自由詩2*05-3-14
そうやって春は来た- ベンジャ ...自由詩1305-3-14
メロディー- バカ男自由詩505-3-13
蜥蜴の子- 佐々宝砂自由詩405-3-12
平和な我が家- 自由詩3*05-3-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438