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夢を追いかける
歳じゃないけど
二人でいつまでも
夢を見ていよう

朝のおはようと
夜のおやすみと
うるさいくらいの
鳥の鳴き声
目に届く数多の緑
夢のように行き過ぎるくらい
変 ....
まず本
本が絶滅する
たとえば資源の枯渇、高騰

工場で印刷される書籍はなくなり
図書館やブックオフはレンジャーによって守られていて
古書街は聖地と化している

それからネット
イン ....
あの頃
わたしたちは溶けていたね
瑪瑙みたいな空を見ながら
空気はあんなに乾いていたのにね
わたし
まだ忘れていないわ
海にいくと思い出す
きっと記憶や思考は
脳になんかなくて
波の狭間でいつも揺れ動いているに
違いないのだ

幼い頃幼稚園で
真っ白な画用紙が配られると
クレヨンで
好きなものを好きな ....
おかあさんから手紙がきました。
おかあさんは手が震えるから、看護婦さんが字を書いた手紙でした。
おかあさんの写真が2枚入っていました。
おかあさんはおしゃれできれいで自慢のおかあさんでした。
 ....
冷凍庫の中で凍っている鍵
温める意味も無くなってしまったそれは
誰の為の鍵だったろう

部屋の掃除をしていると
古いアルバムが出て来た
よくある話
眺めているうちに日が暮れてしまった
 ....
猫が月を見ている
月も猫を見ている
光に流された草原の
嗚呼、あれは
光に流された草原の
最後の輝きだ
君と僕が消えてしまってから
いったいどれくらい経つのだろう
二人の涙に夜と草原は ....
玉城さんから
微炭酸のようなひとだと言われた

その生きている証拠に
少しだけビリビリとしてみた

あぁ 美味しい
と 最後に
玉城さんには言って欲しかった


世の中
こ ....
只 線路は一直線に 
遥か彼方の空と地平のすき間に向かって 
突き刺さっている  

ふいに 
何処までも歩けそうな気のする僕等は 
とてつもなく緩やかな引力に 
否が応でも 
いつか ....
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ....
どうやら僕は
今迄の思い出を 
大事にしすぎたようだ 

部屋の中は 
まだ終えてない宿題みたいな 
山積みの本  

ポケットの中は 
札は無くともささやかな記念日の ....
しまい忘れた風鈴が
スズムシみたいに鳴いている


次に子孫を残すため
切なく鳴いている


また、巡り来るとは
確証を得られない不安


不安を希望に変えるかのように

 ....
世界中にできた闇の部分がすごいスピードでずれて
くちぶえが遠ざかり
輪郭線が地平線とまじわりながらかたちをかえて
あたしたちはまだうっすらと汗をかいて
雲の裏側にのびていく光の筋が不意 ....
夜の大学通りは遠くまで見渡せる
ポツポツと等間隔で並ぶ青信号
の青色ダイオードの光が優しい

君と手をつないで歩く歩道
たわいない話と温もり

曖昧に相槌を打ちながら
けやき並木が夜空 ....
もうベビーじゃないこびとをのせて
ベビーカーを押している
愛しい生活にまみれた周辺を
いっぱいに抱えながら

秋は日に日に落ちてきて
車輪がとらえる枯れ葉の音が
肌の乾きを知らせてくれる ....
ひとりひとりの
誰かに似ている石の仏たち
きのうまで近くにいた
でも今日はいない

だれも知らない
過ぎ去った日の遥けさを
石の視界は
どこまで届いていくのだろう

十六人の不動の ....
赤い背景にボクサーの姿が描かれた
そんなポスターの前で
彼は教師と言い争っていた

ポスターは剥がされ筒に丸められ
彼の小脇に抱えられた

教師が立ち去ると
彼はこちらを振り向いた
 ....
雨の温度が秋であれば
降りしきる時が吹かせる
あの風が好きだ

小雨であれば
プリントアウトした君からのメールを
焚き火にくべよう。

消去するときは軽々しい一瞬だったけど
剥がして ....
岩のような物体がある
だけどそれは
確かな存在ではなく
既に灰の塊でしかない

ナイフの先から
たちまち感触が失われ
崩壊する固体
右手に力をこめ前進
わずかに灰をかぶるが
頭上か ....
古い詩が隠された泥の夏
わたしは薄い膜のようなものに遮られ
わたしの日常に触れることが出来ない

克服したはずの月曜日が
丹念に砥ぎあげられた日本刀のような物差しを持ち
午前三時の暗がりか ....
鉄器風鈴の舌が鳴く
舌先に垂れる短冊
声量のある長く響く歌声
一匹はある夏風の布が
短冊を揺らすように
ゆっくりと流れ行く

風鈴は夏風が
めくる手紙にはさむ
しおりみたいなもので
 ....
{画像=080731005030.jpg}

それは組み合わされ回転して行く主旋律
強い流れ 弱い流れ 
停止する感情
全てを巻き込んで流れ
大きな河となる
山間に蕩々と湧き出る泉から
 ....
俺はお前が買ったCDだ
お前が一度聴いただけで「買って損した」と判断したCDだ
待ってくれ 俺を中古屋に持って行かないでくれ
もう一度俺を聴いてくれ いや何度も聴いてくれ
何かのBGMでもいい ....
生きてゆくために
捕まえたり
耕したりするすべを
忘れ去ってしまった両手で
強いようで弱い
硬いようで脆い
そんな
不安定なものたちを繰って
日々の歯車を回していますが

畑や田ん ....
水は柔らかく伸びて
青いさかなとなり
耳にふれてとけてゆく

鳥は低く弾けて
白いはねとなり
肌にぬれてしみこむ

きみの産卵する文字たちは
見たこともないのに
なつかしい、ゆらぎ ....
 忘れ物を 捜して
 どこかへ行こうとしている
 歩いて生きる私は
 何処へ
 問いかけ続けて 何で といい続けて
 揺れている
 この町 あの町で

 風が吹く
 とくに秋の風 ....
乳母車からはみ出した者へ
薬を与え続ける
金で夢が買えるのだと
無防備な口から漏れる声を
塞ぐ優しさなど知らずに

俺は夢を買ったのだ
たまに二枚以上入ってる
ラーメンばあなら見抜ける ....
市民課の窓口に備え付けられた各種証明の
申請書を眺めていたら「独身証明書」の申
請書が並んでいる。独身であることを証明
しなければならない事態ってどんな状況な
のだろう。結婚詐欺ではないことの ....
雷鳴の
轟く深い谷底で
切り裂くような悲鳴を浴びて
今でも竜はそこにいる。

生け贄の
羊を優しく憐れんで
零した滴は干からびた
見る影もなし正の道

絆があるから迷わない?
い ....
分からないことが
きみの
口に
つめこめれて、むきだしにされた
まま、きみは運ばれていった、

夜には、
わたしの口に、きみの死が
押し込められて、
何もできないということの ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 遊羽自由詩208-9-23
いつか最後の現代詩が- 小池房枝自由詩908-9-23
瑪瑙みたい- チアーヌ自由詩308-9-23
とどく- かんな自由詩4+*08-9-23
手紙- ともちゃ ...自由詩21+*08-9-23
いきもののことわり- プル式自由詩4*08-9-23
草原の夜- 清水勇介自由詩608-9-23
微炭酸- AB(な ...自由詩208-9-23
「?」の終着駅_- 服部 剛自由詩208-9-22
塾帰り- 渡 ひろ ...自由詩26*08-9-22
Freedom_Song_- 服部 剛自由詩32*08-9-22
しまい忘れた風鈴- 小原あき自由詩6*08-9-22
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予感- kauz ...自由詩4*08-9-21
夜のはじまり・多摩川土手ごしに望む- たちばな ...自由詩18*08-9-21
風の十六羅漢- yo-yo自由詩3*08-9-21
卒業の日- 佐々宝砂自由詩2*08-9-21
眠りたい、雨の日は- たりぽん ...自由詩17*08-9-21
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ばらばらの- 砧狸自由詩108-9-20
しまい忘れた風鈴- 木屋 亞 ...自由詩2*08-9-20
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CD取扱上の注意- 新守山ダ ...自由詩808-9-19
願わくば- 明楽自由詩308-9-19
亡命少女- 佐野権太自由詩22+*08-9-19
秋風の町- doon自由詩208-9-19
ジャンキー- 佐々木妖 ...自由詩7*08-9-19
独身証明書- kauz ...自由詩3*08-9-19
路傍の月- 水島芳野自由詩208-9-19
分からないことがきみの口につめこまれて- こもん自由詩1708-9-18

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