すべてのおすすめ
そのあと
泣きながら話したこと
そのあと
青い空に憧れたこと
そのあと
たんぽぽの綿毛が優しかったこと


きみが傍にいたこと
本のあいだにしまい込んだきもちのこと
故郷という ....
村上春樹ではない僕の風の詩を描こうと思った

ラヴェルのモダンなピアノ曲を聴きながら風を思った
風は自由だ
あくせくしないし

僕たちは単純に生きる事を学べるのではないだろうか
ゆるやか ....
夜でもない朝でもない

真昼が俺にはお似合いだ

納屋の小麦を盗み喰う
そんな手口もいたについて

俺は名無しのガスパール
尖った爪で花を摘み
あの娘の窓辺に飾るのさ

誰ともし ....
回収する気のない伏線を張る 人気者が勝つ仕組み 朝起きてカーテンを開けたら、陽が差してる。
パンを食べて、コーヒーを飲む。
スーツに着替えて、会社にいく。
メールチェックをする。返信する。
技術資料を作る。
同僚と談笑する。
昼ごはんを ....
 
 
小銭を持って忍び込む
生臭い二つの身体で

薄汚れた僕らの下着は
日々の生の慎ましやかな残渣
死に対するささやかな抵抗

乾燥機をかけよう
余計な水分が
涙にならないよう ....
わたしの脳みそを
たべてください
すべて台なしに
してください

満足も
不満足も
ない地平へ
向かうあしを止めぬまま
わたしは台なしになりたい

そのとき、
言いかけたせりふ ....
ざんどのしょりはすすんでいますか
じょせんのじっしはすすんでいますか

拝啓
最近とんとお話を聞かなくなりましたが、
ざんどさんお元気ですか
ほうしゃせんさんお元気ですか

東日本にば ....
優しさで解決できないものは本来問題ではないのだな  
晴れた日にうたう歌がある

雨の日ににうたう歌がある

僕には、歌がある



 
 
 
道路の真ん中に
枕が落ちていた
枕が変わると眠れない、
という性質でもないので
すっかり寝てしまった

車に轢かれる夢を見て
目が覚めると
胸の上あたりに
ミニカーが置い ....
陸に上がることなど望んでいなかった
沖から寄せる波に乗せられたのだ
いつになったら戻れるのか
オットセイだったら良かったのに
だが人の助けが無くては水の上でも
自由には動けない
ましてや陸 ....
ひとつの鏡
三つの姿
耳の真上を
すぎてゆく花


つなわたりの月
心に削られ
かけらは降り
夜は
夜ではないかのように


水を昇り 黒は暴れ
さらに高く ....
晴れた日 銀の洗濯棒は陽射しに熱され
光を宿し 立ち尽くしている
光を受けない所は 銀棒のまま
横にかけられた 渡し棒とまかれた鎖を支える

重しにはめこまれ 土の上に立つ洗濯棒
洗濯物が ....
すずたん でも すずちゃん でもなく すずこサン
そう呼ばれる時には 必ず 何か有る

だから
朝っぱらから 真面目なトーンで
呼ばないでえ 下さいよぉ

なんて 言う暇も無く 返事をし ....
孤独と隣り合わせの自由

愛と背中合わせの孤独

無数の愛と自由と孤独が春の風に舞う

窓から望む 菜の花畑は 春霞

重ねた手の温もりは幾つかの時のかけらを記憶の襞から呼び覚まして
 ....
化石少年は砂岩の中にある海中生物の
痕跡に魅入られていた

数十万あるいは数百万年の時を経て
無名の海底生物の生きた証左が地の中の眠りから
主亡き痕跡という奇跡の造形のままよみがえる

 ....
プラナリアに会いたい
永遠の命かもしれないプラナリア

世界は、春霞ではない 黄砂だ
降り注いでいる微妙な沈鬱が 世界を覆っている
それでも 季節はまだ めぐっている
水仙の花は ....
 
 
ネズミもいた

アヒルもいた

犬もいた

小さいけれど
電気で動く遊具もあった

あっちにいるのは着ぐるみの
偽物ばかりではないか

そう言って
こども動物園の ....
あなたが どうしても 観たいと言った
砂の器

中居くんが 出て来るドラマだってコトは
知ってた

微かな記憶を 手繰り寄せる

俳優も 演出も 時代も
きっと 全てが 違うのだ ....
三月まで残る雪
路傍で灰色に汚れる
事故のようにゆっくりと
とりかえしのつかないことを
ふりつもらせて
やっぱり雪が空に戻ることはなくて
溶けるか
三月まで残る雪
路傍
灰色に汚れる ....
川沿いの道を歩いていると

川面で魚の跳ねる音

気のせいだった


子供が投げた

いたずらな小石


空を舞う鳥が嘴から

落としてしまった

子に与えるはずの ....
それは農業にとって
大切であった
私のルーツは豪農の家の
三男坊の遺伝子だった
たったの数日
厩と付随する部屋をみて
直ぐに叔父である家長が
逃げた原因が悔しかった
貪欲なまでの欲望が ....
石巻の仮設住宅に住む 
Tさんに新年の電話をした 

「あけましておめでとうございます 
 今年もよろしくお願いします  」 

「いよいよ来月から 
 津波に流された場所に、もう一度  ....
ある日、届いた封筒から取り出した紙は 
「わんニャン展」のお知らせで 
三日後にみなとみらいの地区センターの 
展示会場に入るや否や 
平日の人もまばらな空間に 
{ルビ木霊=こだま}する… ....
人生は一瞬一瞬の光を増すための努力

最期は一筋の光となって空に流れればいいさ
亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
その時の
あの時の

こっちかな
どっちだったっけ

段々と
薄れる記憶

それでも
淡く 繋がり行くならば
見詰められると

薄明りの下で
綺麗な★を 観た

最 ....
光の向こうへ消えた気がした


瞬間を綺麗な長方形に切り取る
小さな四角、それが全て
仕組みには詳しくないけれど
問題はそこじゃなくて、ただ
シャッターを押せば出来上がる


切り ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そのあとがある- かんな自由詩20*13-3-12
風の詩- 梅昆布茶自由詩1213-3-12
真昼のガスパール- 梅昆布茶自由詩613-3-12
回収する気のない伏線を張る- 北大路京 ...自由詩913-3-12
人気者が勝つ仕組み- 北大路京 ...自由詩313-3-12
来年の3月11日- にゃんし ...自由詩7*13-3-11
コインランドリー- たもつ自由詩1013-3-11
脳みそをたべてください- 因子自由詩313-3-11
おてがみ- ……とあ ...自由詩10*13-3-11
世の中の仕組み- 梅昆布茶自由詩413-3-11
歌がある- 殿上 童自由詩27*13-3-10
桜前線- たもつ自由詩913-3-10
陸に上がった船- イナエ自由詩12*13-3-10
ひかり_ゆくえ- 木立 悟自由詩413-3-10
銀の棒- 砂木自由詩14*13-3-10
よばれかた- 藤鈴呼自由詩4*13-3-10
ほりでぃ_いん_まい_るーむ- 梅昆布茶自由詩16+13-3-10
サンドパイプ- 梅昆布茶自由詩1313-3-10
小宇宙から流れくる- るるりら自由詩21+*13-3-10
東京ディズニーランド- たもつ自由詩813-3-9
砂の器- 藤鈴呼自由詩2*13-3-9
_- 水町綜助自由詩513-3-9
まーるく_まーるく- 芦沢 恵自由詩26*13-3-9
牛馬の様に- ドクダミ ...自由詩3*13-3-8
希望の芽- 服部 剛自由詩413-3-8
遠吼え_- 服部 剛自由詩313-3-8
光芒- 梅昆布茶自由詩1213-3-8
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩33*13-3-8
悔しくて- 藤鈴呼自由詩1*13-3-8
幻影のバラード- あ。自由詩2*13-3-7

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