すべてのおすすめ
コスモス
風にゆれる
何を言っても
遅いと揺れる

コスモス
風に散る
何を喚こうが
間に合わないと
散る

コスモス
風に折れる
ただ真っ直ぐに
延ばそうとした
腕のか ....
夏のおわりの
アスファルトのうえに
蜂がひとつ
死んでいた
もう、
怖くもなんともない有様で
蜂がひとつ
死んでいた

この蜂の持つ毒針は
柔肌に痛みと腫れをもたらすに十分で
 ....
頭のおかしな奴らが
一見肩寄せあって
お互いを慰めているように見えるが
頭がおかしいので
相手のちょっとした一言で
怒り狂い
人生最大の敵とばかりに
攻撃を仕掛け
遂には一切の交わりを ....
ぴよぴよ鳴る黄緑色の靴を履き
黄緑色の半ズボン姿で興奮して
歩き回る幼児は歩くという行為
自体に歓びを感じリノリウムの
青い床の上で生きること、その
ものを全身全力でタノシンデル
というの ....
朝まで、そこをなんとかは木漏れ日に紛れていて、太陽が沈んでから、こっそり雫にもたれていた。風が強い日は土の中に身を隠した。大地はやさしく守ってくれる存在で、ぬくもりが恋しかった。誰かに甘え .... 硝子細工が嫌いだった

繊細で美しいけれど
あまりに脆くて

砕けることを恐れるのが
自分に向かない

そっと扱わなきゃならないのは
人の心だけで充分だろ
あなたの組み合わせた 手

こっちをじっと見つめる 眼

開いた口からこぼれるのは 言い訳

わたしを閉じこめておきたいだけ?



窓から空をのぞけば 魚




 ....
キャベツの千切り
おかわり自由
ご飯おかわり自由
味噌汁おかわり自由
なのに
とんかつ
おかわり自由でないのは
とんかつ屋として
本当に正しいシステムなのか?
それで胸を張って
と ....
自称詩人達よ!
まともな人間の
何と少ないことか!

「あなたの詩は素晴らしいですね
私の出版社から
詩集を出しませんか?」
という言葉で
誘い出して
一網打尽にすることを
思いつ ....
ししゅう、
死臭を漂わせることばを、
書いてみたいと、
手を伸ばしたそこは
暗闇が続いていた。
私たちは一列になって、  ....
プラナリアに 出会いたい
永遠の命だというプラナリア

世界が黄砂に なぶられて
沈鬱が大陸を覆い 海洋にも降りた
人は みみずのように
スマホのなかの情報に生きる術をもとめ
無数の出口 ....
水時計に溶けていた
血液の雫があって
時計の器の外には
一枚の翼が堕ちている
静かな痕跡がある
誰しもの夢のなかで
真夜中にも時間を報せる
いっぱいになった
聖なる水時計は
透明な水 ....
およそ文芸である以上読者がいて、
個人的な人生あるいは社会的になんらかの影響力をもつもの、
あるいは芸術としての愉悦を読者に与えるものでなければならない。
なんてね!

詩として

C4 ....
北風の只中を防寒靴で歩いた、僕は
あの日の旅路を手にしたペンで、筆記する

   *

――記憶に蘇る、海の匂い
遠くに見える、断崖に近づくほど
潮の香りを鼻腔に…吸いこみ

断崖の ....
絨毯は 空に舞い上がって
塔や市場や 大きな川を見下ろす
初めて 飛行機に乗った時の記憶
風を耳元に感じることはなかったけど


ぼくは古びたランプを 本棚の後ろに
小難しげな専門書 ....
洗濯物が乾かないね

などという君の唇の上にも
雨は降り続けている

僕らは夜や朝を過ごし、
時には指を結んだり
ほどいたりして、

時間の中で
同じことを繰り返しては
老い ....
あの方舟さくら丸から抜け出したモグラの見
た世界は透明だったって知ってるかい? 絶
対的な価値なんてないから私、方舟になんか
乗らない。他人の物差しなんて必要ないから
私、誰かと比べら ....
私の心の鏡に
魑魅魍魎の輩
知力欠如の姿
視力のすべて
聴力をも失い
手探りで嗅ぐ
風に混じる潮
光がさす感触
誰を呼んでも
聞えないまま
自分の声すら
耳 ....
ショートカット好きの私にとって
剛力と赤木春恵はNo.1を争う存在だ
正直どちらかと言えば赤木春恵が
リードしている
ここ20年、いや30年
ずっと赤木が独走状態だったところに
2、3年前 ....
ここに 平行な管が 存在し
液体が 静かに 流れるように なっている

こねくりまわした挙句に
小麦粉だった などと 
言わないで 欲しい

固体を総括するシステムは
開発途中なんだ
 ....
深い森の中を彷徨っていた あの頃
草木の名も 花の色さえも知らないで
認識は ぽっかりと開いた陽だまりの草地に
唐突に現れて 「境界」 を教えた


黒い雲の切れ間から洩れる 血のよう ....
 
夜、虫のこえ

秋がそこにいた

でも、まだしまえない名残のTシャツ



 
平和運動の集会に参加した
ジジイとババアが恋に落ちた
ババアには痴呆の夫がいたが
特養老人ホームに入れたまま
半年会っていない
平和運動が忙しかったから

恋の相手のジジイは
妻を射殺 ....
翠の赤子がぶら下がっている
そう思い シャッターを切った

もこもこの身体は 温かろうもん
今日び ブームを迎えている 
ゆるキャラの仲間入りを
お前も 果たしたいのかと問えば
 ....
どぶ川
終わらない完璧な輪
エンドレスチェーン
3000円のパーティードレスも
キラキラする変なマスカラも
つきおとされて髪の毛めちゃめちゃ

靴をなくして歩きながら涙もでない

タ ....
世の中が溶ける
たった数分の出来事で
ただ誰もいらなくなる
自然であること自然に衰えてゆくこと

ぶつかりながら消耗しながらもえつきる流星

いつ どこで

誰が 何を 何故?

自分のだけの視野で批評も感想もなくて
生きることも可能だが
 ....
とろけるくらいの恋なんて 知らなかった頃
人生の濃ゆさだけを 妄想しながら
飛び跳ねていた僕は 鯉のようだった?

尾ひれのついた 四方山話が 飛んで来ないかって
呼び寄せた つもり ....
老夫婦は 一杯のラーメンを
夫は 妻のために取り分ける
妻が食べ始めたのを見てから
自分も食べ始める フードコートの午後


微笑ましい光景と 思うかもしれない
老人の箸の先は震えて ....
平和愛好家のおっさんが
品川駅のホームで
駅員に絡んでいた
そばに寄って聞いてみると
横須賀線が5分遅れていたことの
理由をネチネチ追及していた

そして
その間に
人類は滅亡したの ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
コスモス- Lucy自由詩16*15-9-11
ささやかな羽音- 千波 一 ...自由詩515-9-11
おののか- 花形新次自由詩1*15-9-10
そこをなんとか/即興ゴルコンダ(仮)投稿.70- こうだた ...自由詩4*15-9-10
そこをなんとか- かんな自由詩6*15-9-10
夜店- ガト自由詩4*15-9-10
ウオゾラ- ケルリ自由詩5*15-9-10
おのののののか- 花形新次自由詩315-9-9
おののののか- 花形新次自由詩315-9-9
雪原- あおい満 ...自由詩615-9-9
小宇宙から流れくる____(改訂稿)- るるりら自由詩16*15-9-9
水時計と妖精の翼- りゅうの ...自由詩9*15-9-9
嘔吐しない現代詩人について- ……とあ ...自由詩9*15-9-9
冬の釣人___- 服部 剛自由詩415-9-8
真鍮の都- 藤原絵理 ...自由詩515-9-8
また、雨は降っている- またたび ...自由詩315-9-8
透明な十字架/即興ゴルコンダ(仮)投稿.69- こうだた ...自由詩5*15-9-8
透明な十字架- るるりら自由詩515-9-8
返り咲き- 花形新次自由詩115-9-7
列車が多い都心- 藤鈴呼自由詩1*15-9-7
言葉より前- 藤原絵理 ...自由詩5*15-9-7
Tシャツ- 殿上 童自由詩15*15-9-7
老いらくの恋- 花形新次自由詩215-9-6
苔の精- 藤鈴呼自由詩1*15-9-6
生きることと死ぬことしか理解出来ない- モリマサ ...自由詩515-9-6
通り雨- かんな自由詩5*15-9-5
案山子- 梅昆布茶自由詩1215-9-5
真緑- 藤鈴呼自由詩2*15-9-4
Fantasie_Impromptu- 藤原絵理 ...自由詩4*15-9-4
人類滅亡- 花形新次自由詩215-9-4

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