すべてのおすすめ
 
 
水槽をおよぐ絵本に
住宅街のパンフレット
駐輪場は閉鎖された
ネクタイがまぶしい
夏の最後の午後に

アスファルトは坂道になり
知らない街へと続く
土のことなら、昨日
す ....
 


ぼくはほら、

羽根がないから飛べなくて

年中 空を見上げてる


ぼくはほら、

口もないから呼べなくて

風が吹くのを聞いている


ぼくはほら、

 ....
つながり続けるアールイーから



mon 16:52
「きょうはサイダーとサングリアと いろんなラムネ20錠コースです。明日やすみだからもっと盛大にいきたいところだけど、からだが重くな ....
とある学校のとある教室に美少女転校生がやってくる。
ただ転校生がやってくるというだけでも一大事なのに、しかもその転校生が美少女とあって、クラスは転校生の話題で持ちきり。
とくに思春期の男子生徒 ....
 

ブーゲンビリアを花束に


ここはいつの日かみた夢の園

虹はいつでもどこかに見えて

広がる空は花霞み


ブーゲンビリアを花束に

ブーゲンビリアを花束に

 ....
{画像=111007205854.jpg}
  
 青

画用紙に青いインクを零したら
晴れやかな空になった
青いフェルトに涙を零したら
透明の染みになった

道端の石ころにも成れな ....
 
 
投げたボールの
破片が鈍く錆びて
木々の梢に優しい
アゲハ、あれは
産卵に来た
そしてもう
帰れないだろう
(だから誰かが鳥になる)
(そっと鳥になる)
タイヤの無いバス ....
暗がりの中手探りで部屋の中を歩く

足が一つ欠けている机が言った

もうすぐ星がつく

二脚の椅子は

それは違う、理由がない

と言った

形だけの窓枠はあくびをしながら
 ....
ヨーイ ドン
校長先生のピストルで
みんな死んでしまった

スタートしたのはぼくだけ
急にグラウンドが広くなったみたい
走っても走っても
ゴールのテープが見えない
しかたがないので
 ....
突然の雨にも 驚かなく なった頃
君を また 送迎する朝が やって来た

君が 車を降りた 瞬間から
世の中は 日差しに 満ち溢れ

スーパーに入る頃には
傘なんて ビーチパラソルに
 ....
 
にこにこ笑ったぼくの空

きらきら笑ったぼくの海

お話くれた月の夜を

優しく包むはずの雪

いつも周りにいたけれど

みんな遠くへ行っちゃった

遠くどこかへ行っちゃ ....
{画像=111007000549.jpg}


窓ガラスに映る大空は青く
青いパネルの上に白い雲が貼り付いていた
冷たい空気が流れ
机や椅子は緊張している
床の上には煤がざらつき
チョ ....
コンビニの銀行にカードを入れたら 
先月よりも数日早く、今月の給料が入っていた 

新たな職場に移っても 
相変わらずの安月給ではあるが 
ATMの画面に増えた金額を見た時 
今迄とは違う ....
心に棘の刺さった時は 
真綿のように包んで 
黙って何処かへ流れゆく 
雲の旅人になろう 

あの空から地上を見れば 
大きな荷物を背負った人も 
小さい蟻に見えるだろう 

あの空 ....
今朝も そうだった
この夏 初めての 保冷剤を 突っ込んだ
君への お弁当

去年は 半分サイズだった
重たいのを 君が 嫌がるから

こんなに 暑いのに
ペットボトルも 持たずに
 ....
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
粘土で
象をつくったら
「可愛いきりんね」って
誉められました

たこ風味の
おかしな生きものをつくったら
「足が多いよ」って
注意を受けました

気ままに
まるをみっつ並べ ....
 
 
空の化石を
定規で測る
本棚に
古い指紋
人がいた
人はいた
肩幅の広さに
干されたままの
下着類
飲み物のない
簡単な食事を
フォークで
唇に運ぶ
言葉への失 ....
先日は 布団干しに 挑んだ

梅雨時期は 危険だ
知って 居ながら

果敢な挑戦が 屈折の澱みを 
引き起こす

出掛けに 雨粒
思い切り 焦った僕は

君と リュックを 置き去 ....
突然の雨に降られるコトって多い

雨に 降られる
この表現って どうなんだろう

雨 が 生き物の様な感覚

貴方に 振られて 哀しかったの
そんなフレーズも 思い浮かぶ

とにか ....
すべりだいを
どこまでもすべっていく

いぬのこえが
すこしずつ
とおざかっていく

かいいぬのなは
クロといった
そのなまえさえ
いまはおもいだせない

トンネル ....
今だから言うけどさ
好きだったこと、あるんだぜ

君はいつものようにいたずらっぽい眼をしていうんだ
「へええ。それっていつのこと?」

そうだねそれは
あの日から、昨日まで
昨日までの ....
友達と遊んで別れてひとりきり
空はとっぷりと日が暮れて
すっかり遅くなった帰り道

お家に帰りたくないよう
きっとお{ルビ継母=かあ}さんに叱られる
きっとお{ルビ継母=かあ}さんは怒って ....
塩の寺院を映す川
流れの外に冬は来て
人のものではない足跡を描く


常に 既に
先をゆくもの
黒と緑
終わる午後


坂の曲がり角をのぼる影
だが誰も のぼっ ....
 
 
レジの長い列に並ぶ
列は進んでいるのに
なかなか順番は回ってこない
季節はいつしかすっかり秋となり
半袖のTシャツでは
肌寒く感じるようになった
小腹も空いた
トイレにも行き ....
まどろみの中で

あなたの体温を感じる

猫みたいに
ちょっと足先を
太ももの間に触れる

気がつくと
あなたの脚に足先は絡んでいた

胸に置かれた
右手には
あなたの左手が ....
 
 
鬼ごっこをしているうちに
本物の鬼になっていました
友達は逃げ回っている間に
立派な大人になり
一人また一人と
遊びから抜けていきました
夜は水槽の魚に
言葉を教えて過ごしま ....
 
 
窓を開けて
春の風が入ってきて
ピアノの鍵盤ひとつ
押して消えてく

そんな嘘のような
ことがあったなら
それはきっと君の
優しさのせい

窓を開けて
流れ星が入って ....
 
 
あの日、きみと
秘密の場所に埋めた
玩具のクハ103は
地下鉄になって
今ごろどの辺りを
走っているのだろう
お腹の弱いきみと
意気地なしのぼく
二人を乗せたままで
 
 ....
君がまだ小さい頃
仕事が一段落すると
すこし秋めいた アスファルトを歩いたっけ
まだ うまく喋れない君の
小さな手を引きながら
やっと歩くことのできる君にあわせ
二人で歩いていた
あたり ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言- たもつ自由詩611-10-10
卵篭り(かいごもり)- mortalis自由詩511-10-10
vivid- 水町綜助自由詩911-10-10
転校生- 北大路京 ...自由詩16*11-10-8
ブーゲンビリア- mortalis自由詩111-10-8
【_トリコロール_】- 泡沫恋歌自由詩14*11-10-7
おうと- たもつ自由詩711-10-7
ドットを追って- 空中分解自由詩2*11-10-7
運動会- yo-yo自由詩15*11-10-7
ぽーんサンダル- 藤鈴呼自由詩3*11-10-7
過ぎ去りし- mortalis自由詩111-10-7
教室_/_昔通った中学校の木造校舎が博物館になっていた- beebee自由詩24*11-10-6
給料日_- 服部 剛自由詩311-10-6
雲の旅人_- 服部 剛自由詩311-10-6
たられば弁当- 藤鈴呼自由詩2*11-10-5
かみが_かわく- るるりら自由詩21*11-10-5
粘土- 千波 一 ...自由詩8*11-10-5
部屋の空気- たもつ自由詩1011-10-4
屈折の澱み- 藤鈴呼自由詩3*11-10-4
ふられて- 藤鈴呼自由詩3*11-10-3
滑り台- 小川 葉自由詩311-10-3
あの日から、昨日まで- 高野五韻自由詩311-10-3
彼岸花- 未有花自由詩20*11-10-3
夜へ_夜へ- 木立 悟自由詩411-10-2
レジに並ぶと- たもつ自由詩611-10-2
まどろみの中で- 森の猫自由詩14*11-10-2
童話(鬼ごっこ)- たもつ自由詩811-9-27
春の風、流れ星- たもつ自由詩611-9-24
地下鉄に乗って- たもつ自由詩511-9-23
エノコログサの思い出- 山人自由詩18*11-9-22

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