すべてのおすすめ
博士が遊びに来た
難しい話と
難しくない話を
わからない比率でしていった

翌日、
明日遊びに行きます
と届いた博士からの手紙には
二日前の消印が押されていた

お待ちして ....
赤いマルボロを吸ってる
黒いコルベットに乗ってる
カントリーウエスタンとブルースが好き
なんていうとかっこよさそうなんだけど
要するに単なるかっこつけたがりで
実はバツ2で
っていうひとの ....
損害 の 風葬 図りかねる 抉られた 骨髄 低く やはり 底付けに 硝酸 habitation 混入する 被疑者 サーモグラフィー中毒 乳酸 沈殿 蓬莱 reckless 土着民 剥ぎ取られた neg .... 踏みつけていた
いつの間にか踏みつけていた
{ルビ直線歯車=ラックレール}

きれぎれにされた
人生のように
強さだけを必要とされて

  ずっとつながっていました
  峠を越えるの ....
譲歩 する 足先 触媒 の 乱舞 消去法 の 傾き それら 表情 の 皮肉 密集 して 派閥 滞る 開脚器 通して 濃度 弾け 等高線 二乗していく 断交 の 虚規律 裂いて 破線 踏みしだき 補助  .... いつか贈られたCDを川へ投げたら、15回くらい水を切った。


医者にタバコとトコトコを止められている。


圧壊する潜水艦の窓に、父の船が見える。


優しくなりたいと呟きながらど ....
なまず なます なまず なめす
なまず なかす なまず ながす
なまず なまみ なまず なかす
なまず なめす なまず なおす
なまず なくす なまえ なくす
なまず なけず なまず なさず ....
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、アイロン、泡だて器、食洗器、掃除機、炊飯器、浄水器、




{引用=                                           
  ....
見つめる壺に潜むとろみは
触れてみずにはわからない と唱える

これはただ 頭の裏を回る塗り箸が
キリンの模様に塗られていくのと
同じ速度に揃えるだけだと 
何度言ったらわかる

好き ....
いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
気がつけば部屋中掌だらけだった。私は小さ
なため息をつきながら場所を空けて座り、滞
っている作業を始めることにした。

遅ればせながら私も掌を買いかえることにし
たのだ。確かに飽きてきたとい ....
罅割れた道の端に立つ
  この道は水分を欲している
左腕を伸ばし
拳の先で親指を立てる
すると 車が止まる
あるいは止まらない
二十世紀末という
古代でももっとも新しい時代
私はそのよ ....
(夏)

波音の届きそうにない
部屋でただ
いき過ぎるのを待ってる
テレビにはめ込まれた
冷たいガラスの匂いだけが
わたしに似ている



(秋)

言葉になり損ねて ....
「ママどうしてキリンさんはお首が長いの?」
 
娘が今日始めてこんなことを聞いてきた
なんて答えればいいのだろう
明日になれば忘れてるのだろうか
私は娘に真剣に答えたフリをした

「きっ ....
一枚ずつはがれてゆく沙漠から抜け落ちる温度に眼の奥を洗われて、新しい沙漠が水上に浮かんでは映発する様をいくつもの角度から剪断する。つぶらな音覚が限りなく前転してゆくその先では泣くことになるだろう。手の .... あなたの乗った列車はもう
あの橋をわたったかしら
なんて
思っている初夏

頬づえ、外の方から
ものを運ぶ人の声が聞こえる
誰も出ない電話が鳴り続けている
私は少し汗ばんでいる ....
「悩んでいます」という場所の
奇妙な安定感 
むさぼる後ろ向きの安逸
それらに苛立つ
しかしそれははじまり
冷たい風がふく
ゆっくり歩いている
スタンバイする
内観する
飛行へ

 ....
涸れ果てた喉を潤す故に
あなたは涅槃まで水を引くという

(お空あお過ぎて
(わたくしの心模様もあお過ぎるのかしら


あお空を見上げ続けることは
あまりにもつらくて虚しいから

 ....
 私には自分が岩であった頃の記憶がない。だが、確かに私はかつて岩であったのだ。恐らく私は、人の欲望に汚染されることのない高山の頂上付近で、時折空から降ってくる虚無の波を一身に集めていたと思うのだ。ある .... 私は通りすがりの人にカメラを渡し
何枚か写真を撮ってもらった。
…昼下がり クリーム色の歩道橋 
おとなしい道路― 
現像した写真を友人に見せると
「きれいだ」とか「うまい」とか褒められたの ....
うすい鎖骨の層をすべり落ちるひとつの円く欠けた球体
それが、

あら
早いのね
雲はしびれて そろそろ雨の匂い
届かなかったのね
手を伸ばしても 反射する灰色の空気を泳ぐ
稚魚の透けた ....
じきに三月尽であるからして
桜満開
梅は散った

夜のあいだ働いて
朝がきたら酒を飲む
なまぬるい部屋で
カーテンを閉ざして

なにもかも逆さまで

だってほら
無言に近い状態 ....
空は 晴れて 
緑が 萌えて 
鳥は 唄う 

どうしようもなく 
春で 
朝で 
まぶしくて 

どうしようもなく 
私は
女で 
せつなくて 

風が「る」のような ....
夭折


{引用=まだ生きているのか
そんな声が聞こえるのは
夜の 穏やかな枕の中だ
まだ生きている
時代を通過して
場所を通り越して
まだ何とか 生きているのだが

もう生きて ....
光と暗黒の中間点には
雨の差し込む隙間もない
密閉された空間があって
そこから
たった一本の セイタカアワダチソウが
吹いてもいない風に
反応、それを折り取ろうとしている
いっぽんの 手 ....
あぁ、今日も朝日が昇る
坊さんがひとり佇む
ガリレオ・ガリレイを吸って吐き出した
今は三時三十三分
ルンルン留守番上手な瑠璃カケス
なんだ坂こんだ坂
苦労ばかりが張り付いて
ろくでなしを ....
なにも届かない
耳は犬にくれ
響きを伝える大気は吸い尽くした



知らない人がいる
その人は、歌を歌うらしい



地球の裏側か隣国か
私には知るすべもないセ ....
厳しかった今年の冬の寒さに
思わず手にした鰐の着ぐるみ
澱んだ日常の沼地にひっそり
停滞中の鰐輪にくろこだいる

しとしとピチョンと桜色の雨降る日曜日
菱形の鎧はギシギシと軋ん ....
ビルの狭間の街に
春の突風が吹いている
大通りからひとつ路地を曲がった
小さな扉の店に入ると
物腰のやわらかい店主が迎えてくれる
ランチを注文して
ホルンの形のオブジェや
店主のお気に入 ....
父、抑留始まる
ゴミ箱にクローゼットをしまう
近親憎悪の目に晒されながらも
脱皮を繰り返し
それでもよくケラケラと笑い
スクスクと育ち
糸をほどく
糸は糸だらけになり
パジャマ ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
博士からの手紙- たもつ自由詩1206-4-5
黒いコルベット- 佐々宝砂自由詩3*06-4-5
可読性_這いずり回る浮腫- ななひと自由詩206-4-5
駅・軽井沢- たりぽん ...自由詩16*06-4-5
既視化_なじり纏足- ななひと自由詩106-4-4
一行物語- ヤギ自由詩12*06-4-4
なまず- 白糸雅樹自由詩4*06-4-4
_________________アイランド- ふるる自由詩8*06-4-4
濃縮回廊- 合耕自由詩4*06-4-3
不眠症と戦いながら- 天野茂典自由詩11*06-4-3
てのひらサンプル- 木葉 揺自由詩12*06-4-3
古代人のヒッチハイク- 岡部淳太 ...自由詩10*06-4-2
季節- たもつ自由詩1506-4-2
私と娘と星- 海月自由詩2*06-3-29
非合- 葉leaf自由詩8*06-3-29
初夏- たもつ自由詩706-3-29
飛行- 石川和広自由詩8*06-3-29
Op.14_季節のタブロー(春)- 恋月 ぴ ...自由詩11*06-3-28
- 葉leaf自由詩10*06-3-28
誘_惑- プテラノ ...自由詩3*06-3-28
二点空間の- こしごえ自由詩11*06-3-28
さよならからはじまる- 佐々宝砂自由詩706-3-28
春愁- 落合朱美自由詩3506-3-27
夭折(三篇)- 岡部淳太 ...自由詩13*06-3-27
天女- 阿麻自由詩13*06-3-25
*あーがいるなくろこだいるはころもがえきぼう*- かおる自由詩6*06-3-24
セルマは歌う、心の底から- RT自由詩6*06-3-23
*アーガイルなクロコダイルは衣替え希望*- かおる自由詩7*06-3-22
チューキンとクロックムッシューと風の街- はなびー ...自由詩3*06-3-21
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望- たもつ自由詩6*06-3-21

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