すべてのおすすめ
ワイシャツの袖から小さな蜘蛛

どこかで難しい事を考えている

道行き庭々の花に見惚れながら

かけらばかり指先をかすめて往く

陽だまりの深宇宙に不快はない

言葉もないからちょ ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
くらい森の中、葉からこぼれたひと滴が百の詩篇になりながら堆積した過去を濡らすとき、僕は口を開くことはない―瞬間の眩しさに射貫かれて心を停止している、汗に濡れ、歩き続けて疲弊した身体を抱えて ....
「イメージングLABO」




山? さん、 三 描っけ 欠っけ、、
さんかっけ ――が、

頂点から崩れるような感じで上に吸い込まれていく
だんだんと上の方から 上に向かっ ....
人の生死を目の前にして頭が真っ白になる、覚悟はしていたが見ることができない、入退院を繰り返し自由が効かなくなった足でも運転をしていた、そんな貴方を凄いと思っていた、いつも元気いっぱいで仕事をすることが .... 月曜日
連なるうろこ雲
蟻から見れば雲突く大男が
注がれたばかりの朝を濁す
休日に書き残したカタコト
浴び続けた音の粉末を
明け方の夢の切れ切れと一緒くた
焼却炉みたいに燻らせながら
 ....
隣近所の思いを気にしながら育てる桃
摘花はほどほどにして花を愛でてもらい
消毒は風のない朝ひっそりと行い

花が過ぎて
ようやく形のできてきた実を摘果する
このときワタシは
親から切り離 ....
くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル

ただしいことなんて

こころざししだいだ

くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル


ほっといてやる

か ....
えいえんを信じていた頃
私はほんとうの幸福をしらなかった

夕陽 映画のエンドロール 好きな人の背中
見えなくなるものすべてに憧れていた

今を生きていると
恋がそれほどのものではないの ....
炎が眠っている
その熱と光を休めながら
かつて燃えたことを証明する
灰が柔らかな布団になって
炎は夢を見ている
かつて照らし出した
闇の中に浮き立つ人の顔が
ばらばらになって融合 ....
ようこちゃんのおうちは
このへんにあったの

そこは
うつくしく聖地化された
さまざまな国から贈られた
木々からなる緑陰

なにもかも
うつくしい緑に塗り ....
:四行詩:


 #


「迷宮入事件の深層」
詩の、死亡推定時刻に、
あなたは、いったい何をしていましたか?
偶像崇拝?異端審問? えっ、罪の無い作文を書いてた?
みんなやってる ....
無責任感を強くしたい

なんの根拠もなく君に
大丈夫だよ!と言う
毎朝 毎朝言う
あめがふっていても
きっと晴れるから!と言う

それで一歩がだせるならいいじゃないか!
と言って笑う ....
19はせとぎわ
まるで、
永遠の淵の上を片目瞑りで歩いているようで
いっそ転げ落ちたりなどしても19は美しい
美しさだけがすべてだと信じている脆さ儚さ
命など大したものではないのだと
心か ....
家族そろってごはんをたべた
自分の話しばっかりするあね
テレビを独占する父
祖母の言動にぴりぴりする母
さりげなく長兄にだけ自分の分をすすめる祖母
そしてわたし
すみっこのわたし
だけど ....
わずか数滴
血を受けたグラスのように
鈍く燃える吊り照明の下
やり過ごす唇に 骰子ひとつ

  十一時五十三分発特別急行

待たすより急かすより
テーブルに降りた静謐を挟んで
流れ  ....
孤独はいまも継続中だ
それが常態となってしまえば
たいした痛みも感じないものだ

ときおり非日常にきみがやってくる
それは僅かな恩寵でもあり
かすかな煩悶でもある

きみは花をアレンジ ....
感じるままに生きてやる

言葉も追いつかない

あとあと

説明だらけの人生を

感じるままに生きてやる


説明しなきゃ分かってもらえないような生き方がいい

おれの人生お ....
燃えている

あれは、
もしかするとマグネシウムホイールかもしれないね
二本の轍からオレンジ色の閃光が突っ切ってくる
反照で人々の表情はエジプト壁画のように、平面化したが ....
イヤな奴

私はイヤな奴だから
心と反対の言葉が
口から飛び出す

もうしらない!
会いたくない!

私はイヤな奴だから
心と反対の想いが
頭の中を駆け巡る

意地悪しちゃえ ....
隣の塀とうちの家のスキマに
新緑を伸ばしてくる
まだ若い紅葉

窓から枝の先が見えるようになった

そこ、狭いだろう?
って聞いたら
あなたを見ていたいのです
と、軽やかに揺れた
 ....
工場の機械音が
漏れ出す倉庫裏で

地面を見ながらタバコを吸った

同じように目を伏せた人は
フランチェスコに似ていた

休憩が終わる前に鳴った電話は母からだった

「アンタ毎日何 ....
好きなタイプは貝類

閉じた貝を
そっと見てるのが好き

何を抱いているのか

時々油断して見せてくれるような
見慣れない鳥を見た
あとからそれがカササギだと知った
あたまの良い鳥だという
どうりであたまが大きかった
白と黒 翼の青
尾羽はすーっと長い
見栄えのする鳥だ
カササギは落ち着いていて
 ....
あるとき哀しみがやってきて
壁紙を引き剥がし読みかけの
テーブルの上の本を引き裂いてゆく

暗幕で覆われた部屋には夜しかない
そう曠野はいまこのこころに映る風景なのだ

それでも半額のシ ....
白樺の若葉は濡れてなお淡く
陰りの中に揺れ
畑の麦はより深く  
滲むように息づいた
日差しにかすむものたちが
雨の日には薄められず
沁みて とおる
焦げついた所まで
土の匂い 
湿 ....
ソースとかしょうゆみたいに
自然にテーブルに乗っかってたい
だれにも気にされないぐらい
自然に過ごしてたい
たまには大量に必要とされたい

いろんなことが起きる
普通の居間の
普通のテ ....
どうしようもなく 腹が立つのです


たった 5分 10分 待つことがこんなにも苦痛かと
お気に入りの音楽でも聴いていれば
少しは気が紛れたのかもしれない
それだって 今思っても仕方な ....
束縛されない生なんて一時も無い
愛しきれたひとなんていなかった

孤独は平気だが
孤立しては生きてゆかれないから

哲学書を逆から読む
偏ったじぶんの人生観の途上で

ニーチェや仏陀 ....
海になりたい

あなたの上に
覆いかぶさり

あなたの上で
おんおん
泣くんだ

あふれんばかりの
わがままで
あなたを
根こそぎ奪うんだ

行かないでって
言えばよかっ ....
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6058)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蜘蛛連れて- ただのみ ...自由詩5*16-5-18
平和に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩816-5-18
いまはそこから立ち去っていくだけの- ホロウ・ ...自由詩2*16-5-16
イメージングLABO- ハァモニ ...自由詩3*16-5-15
じぃ〜ちゃん、また会おうね。- 独奏自由詩116-5-14
トゥリャ・トゥリャ- ただのみ ...自由詩5*16-5-14
摘果- イナエ自由詩10*16-5-14
くだらないプリンシプル- 吉岡ペペ ...自由詩216-5-14
赤珊瑚と乳白色- 銀泡千水自由詩216-5-14
眠った炎- 葉leaf自由詩1316-5-14
大統領にいいたいこと_What_I_want_to_say_ ...- るるりら自由詩616-5-14
四行詩- ハァモニ ...自由詩3*16-5-13
無責任女- 朧月自由詩216-5-13
19.9- 銀泡千水自由詩116-5-13
満腹族- 朧月自由詩216-5-12
待つふたり- ただのみ ...自由詩6*16-5-11
孤独の断章〜アレンジメント- 梅昆布茶自由詩1316-5-10
説明だらけの人生を- 吉岡ペペ ...自由詩816-5-9
ゆらり_リエゾン_- るるりら自由詩8*16-5-9
イヤな奴- 自由詩2*16-5-9
もみじ- ガト自由詩5*16-5-9
SAINT- ガト自由詩1*16-5-9
- ガト自由詩3*16-5-9
カササギ- ただのみ ...自由詩7*16-5-8
窓から見える曠野- 梅昆布茶自由詩1316-5-7
雨/みどり- ただのみ ...自由詩10*16-5-7
最強調味料- 朧月自由詩516-5-6
'160424_無題- 世江自由詩216-5-6
使命- 梅昆布茶自由詩1016-5-5
海になりたい- umineko自由詩13*16-5-4

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