すべてのおすすめ
頑張って生きてやる。
頑張るなって
頑張らないでいいよって
言われて言って思って。
楽になった。
でもやっぱり
その上でその延長上で
延長戦
その上でそ ....
あなたは
くるくる回ることが 好きだから
こんな バカな真似を したわけじゃあ
ないんでしょう?
まるで 男を 射止める瞬間の
上目使いみたいだ
メリーゴーランドも
螺旋階段 ....
ティッシュペーパーをちぎってちらしたような薄い雪が、スローモーションのように降っていた。制服にマフラーだけじゃ寒くて手をこすったりしてるとユウトが毛糸の手袋を貸してくれた。わたしの ....
鬼をさがす
おいだしたい
鬼をさがす
じぶんのなかに
いるのはしっている
だけどもしかしたら
おいだしたら みんなで
なかよくなれるかもしれないじゃない
平和って
そうい ....
磨ぎ研究を澄ます この頭を傾けずに
切磋卓越魔物
比較ほど死んだものもなかろう ひひひ
真面目に面と向かうお面もリアルさ ひひひ
笑いの壷に油も混ざる そんな卓越魔物切断の清らかな ....
機器化する危機を機器化する危機を!
放つ鼻くそを放つエビフライを揚げる
エビフライを揚げるココナッツを揚げる
皆揚げる植物を揚げる鳩をあげる
餌は豆豆をあげるそれでいい
あげるばかばっかしを ....
僕たちはなんのためにボブ ディランを
きいてきたのだろう
少なくともこのユダヤ人の歌は
娯楽ではない
でもトークブルースとしては
とても素敵だ
NHKで放映されたドノバンやジョ ....
エーヨンくらいの大きさの白い画用紙に風景画を描きしたためる心理テストっていうのがあって風景構成法っていうんだけどせんせいが川を描きなさいよ田んぼを描きなさいよと言うままに適当に空白の上に絵を描いていく ....
2月2日9時39分、雲ひとつない晴天、無風、湿度十六。
応答せよ、応答せよ。キリキリっという雑音が混じった青い声が鳴っている。
ポスターの陰で砂埃を被った無線機、その傍らには血溜まり、首元には ....
雪原の笹が体をふり
両手を振り
またなって片手を振って
やがて居眠りでも始めた様に埋もれた その後に
カラカラとスキーリフトに乗って虫達が上がって来る
白銀に立つその姿に
....
ぶつからないように
ぶつかって
絡まないように
絡ませてしまう
濁らないように
やっぱり濁りの中に浸かり込んだ
傷つかないように
傷つき泣いて
傷つけないよ ....
わが子が泣くので
わたしはそっと抱きあげる
生まれたばかりの
からだを包む
そして
なるべく平易な言葉をかけて
わが子の視線の先を見る
ときに
わが子は泣きやまない ....
冷たい布団に潜り込んで
悴んだ体を丸め
膝を抱えて
ゆっくり目を閉じる
呼吸を整え心臓の鼓動に重ねると
間もなく私の意識は解き放たれ
私を形作っている六十兆の細胞の波間を
ゆらゆらと ....
川が かろやかに ながれている
人々は みな
黒い衣装を着て
積み重ねてきた色とりどりの思い出が
しずかに ながれていくことに 心を寄せている
美しい心でありたいと焦る日々を埋葬し ....
遠い人は自由だ
理想を語ることができる
見えないから
無垢な心で理論を振りかざす
割り切ることができる
中空に浮かぶ月が綺麗
それは遠いから
月面では人は一時も生き ....
ささいな言葉を宛てるにも
勇気がいります
愛ならば
企まないで
ほしがらないで
ただ真っすぐに仰げたら
空は
味方につきますか
かぜに誘われて
かぜに残されて ....
冷たい風が、街路樹のあたりで、
キョロキョロと挙動不審で。
一瞬でマンションのベランダに駆けあがると
干されていた白い洗濯物を奪って逃げた。
空を眺めるのが大好きな僕は ....
言葉を解き放て
制限の彼方から
噛み続けた沈黙は味のなくなったペパーミントガムだ
吐き出すタイミングを逃したら、あとはばらばらになるだけ
僕と同じだ
悪い夢は現実になる、そうじゃない
悪い言葉が現実になる、
P ....
朝凪の浜に降り立ってみると
詩が
たくさん打ち上げられていた
、それらには
誰にでも読めるようなカタチで
詩
と書いてあった
それぞれに棘だとか
ウィルスだとか
病原菌だとか
....
もう
あやまらなくてもいい
くらい影を
遠く 風が
宙へ
ささやいている
ありがとう
おしまいね
あたらしい道をあゆむ
これからは
そばにいるよ
こころに咲い ....
夜に浮かぶ幻想群
いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが
陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ
....
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた
いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる
風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ....
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う ....
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ
大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ....
まっずいゼリィを喰わされて
うまいうまいと今日もよろこぶ
食品添加物すごいです
こんなにぶどうが長持ちするなんて
冥土印茶否!
今日も日本の食卓を支える!
しかし俺 ....
老人ホームで百歳のお婆さんが旅立ちました
「若い頃桜島が噴火してねぇ・・・
首輪をつながれた愛犬の悲鳴が
今も聴こえるんだよ・・・ 」
遠い昔に世を去っても
お婆さんの心に ....
子らにはすべて名まえがある
物のなかにいる子
鏡を割ったような子
一粒の歯もないままでわらう子
レモンイエローの乳房の子
氷点下で生きている子
それでも
澱とともにあるとうめい
....
人の心は水に似て
器に合わせて形を変える
だけど時には凍りつき
器の方を壊してしまう
水は低きに流れるが
それは惰性の気楽さで
時に情熱の火に触 ....
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