すべてのおすすめ
俺は仲間に大きい顔をしたくて








道のタンポポを千切って吹いてみる






 ....
立入禁止のスイートルームで
締切間近の原稿を書くと

昨日まで普通に見ていた空が
今日は灰色の壁に塗り変わる

バゲットとチーズとワイン片手に
イマジネーションの旅を始めても

憧れ ....
雨が降るのは拒めないが
雨降りに何をするかは選ぶことができる
濡れたくなければ家から出ないことだ
出かけるのなら傘を差せばいい
傘がなければ濡れるしかないが
傘を差しても多少は濡れる
濡れ ....
僕の部屋は詩と光で満たされ
君という音楽が遠くから流れてくる

部屋干しのジーンズがぶら下がり
台所には洗い物が山積みなんだ

愛用のマックもコーヒーやスナック菓子の砕片で
薄汚れてはい ....
 寄る辺のない心持で湖岸に一人立ち尽くす。
 微妙な色彩で空に浮かぶ雲のように時間だけが過ぎ去ってゆく。
 確かなものは目の前の現実だけというのはあまりに寂しい。
 まるで見向きもされなくな ....
貴女の母国の言葉を教えてください
いつまでも話していたいから

貴女の好きな花を教えてください
部屋いっぱいに飾り付けてみたいから

貴女の好きな小径を教えてください
ときどき散歩に誘っ ....
嫌なことだらけ

だけど

いいねと思える表現以外は許されず

まるで

社会の足を引っ張るなと

溜めさせられ続け

生きることなどナンセンスと歌えば

母に叱責を受け
 ....
かすかに聞こえる
なつかしい声は
わたしでない誰かを呼んでいる

昔飼っていた犬や
死なせた金魚
履かないままくたびれた靴
そんなのたちを

呼んでいる
待っている
のは
 ....
きょうはたのしいお祭りだ
夜の恐ろしさを鎮めた神社へ行くと
本殿へとつづく参道の両脇に
LED提灯が吊るされて
ステテコに腹巻のおじさんや
派手なアロハを着たおにいちゃん、
ポニーテイルの ....
かなしいがいっぱいになって
泣きだした
よくとおる声で
しゃくりあげ
虐たいではなく
とおり魔でもない
がんぜない
わがまま
しわのない顔をせいいっぱいゆがめ
大つぶの涙おしげもなく ....
夜間にバタンバタンと 階下で扉を
開けたり閉めたりを繰り返す父の扉
私が玄関の扉を開けっぱなしにして遠方に去ってから
ずっと開いていた 扉

帰省する毎に 小さく細く白く可愛く寂れて ....
白い波に足をひたして
海に走り込もうとするこどもをつかまえる

波に洗われる砂のうえ
何かの記念の石碑みたいに
ぽつんと残される丸い石

背の立たない輝く水に浮かび
ようやく息を継ぎな ....
嫌なことなど

いつも
幾らでも
側にあるから
気づかないで生きたりも出来る

大人になると
不条理にいちいち驚かない

透明な何かが
濁ってしまったように見えるけど
違う ....
猫の中に
自由の意味を見て

その意味を知るから
猫が好き

自由は

空間でもなく
時間でもなく
行動でもない

小さな額の中の無限だ
桜の蕾が開いていくその季節はあの時とまるで同じ
無邪気なあの娘に初めて下着の中身を見せた時の感覚
小部屋を占領するダブルベッドの上はあまりにも不安定で
羞恥心とその先への恐怖をあどけない好奇心 ....
#わたしの本音
ニーチェも知らないやつが、
わたしの太ももを見ながら
今日はどちらまで、なんて
抜かすもんだから
わたしはもう髪をドライヤーで
乾かすのもやめたし、
神様を信じること ....


(或阿呆の一生)が、それでも
まだかなりの時間 残ってる。
所詮は、
断章に過ぎずとも
初恋の
Cleopatra の鼻すらも、
もう思い出せもしなくとも
地球の表情は、いった ....
細かい雨が降り続くなか
最寄り駅前のロータリーに着くと
くるくる廻るビニール傘
黄色い小さな長靴履いた
三歳くらいの女の子が
くりくりまぁるい目をキョロキョロさせ立ち止まっていて
通りかけ ....
焦げたソースの薫る
烏賊の入った焼きそばがうまい、
湯気の立つソースに塗れた太麺には
紅生姜もたっぷりのっていて

そっと隠れて
刻んだキャベツや
玉葱だの
もやしも入ってる

青 ....
ある日夢を見た
大統領専用機をハイジャックして
銀翼のブーメランは肥えた豚の脇腹をえぐる
全ての核が夜明けのように地球を照らし
先史時代の遺跡に月が冷たく口付ける
砂場で遊ぶこどもの和毛が音 ....
アイシテルの声も
サヨナラの声も
優しいメロディの流れに乗せて
溢れんばかりの想いが走る

あなたの声には唄が良く似合う
言葉だけでは届かない距離を
音楽はすぐに飛び越えるから

感 ....
瓢湖に夏が近づき ハスの葉が大きくなる頃
どこからか渡ってくる 面白い鳥がいます

知る人ぞ知る 忍者 ヨシゴイです

人間やタカなどが近づくと 首を伸ばしヨシの葉そっくりになる
“葉隠れ ....
 黒いドレスを纏った貴婦人が僕に手招きをする。
 ミッドナイトパープルのスーツを着た紳士が僕に目配せをする。
 あらゆる人が僕に甘い言葉を囁きかける。
 そして僕はまた一つ嘘をつく。

 ....
  透きとおった女に
  殴られた男の傷から
  ながれる血は透明でなかった
  

  くろい鍋がはっきりと置かれた
  江東区亀戸二丁目のキッチン 
  言葉のかわりだという ....
子どもの頃、歳を取れば大人になれるのだと思っていた。
20歳を超えた瞬間に、レベルが上がるかのように違う自分になれるのだと思っていた。

経験を積み重ねることで、成長できると思っていた。
 ....
蒼い魚が泳いでいたオリオンの川
三つの願いはシリウスへと
今夜も回っています
思い出のメリーゴーランド


どうした兄貴
やけにセンチなフレーズをと茶化してもよいものか
文芸部 ....
次第に近く聞こえてくる潮音が
夏の間近にやって来た
汗ばむうなじをフェイスタオルで拭きながら
海沿いの路をトボトボ歩いて
バス停近くの
紅い暖簾の中華そば屋にたどり着いた

一息吐いて
 ....
都市の中心は知らない間に移動する
街を行く地獄のまぶしさに賛美 賛美
君の支配者たちのうつくしいを見る目

心臓に清潔な部分はそんなに多くなくて
さようなら 祈り捧げた毎日の光

自分の ....
今朝あなたの手紙の上
木漏れ日が踊りました
強い日差しは濃い影を生み
風のなすまま掻き乱されて
静止なんてありえたでしょうか
いつも新鮮で
動揺は隠せなかった
なのに
身じろぎもせず
 ....
あらゆるからだとゆうからだをゆるしからだをもてあますいまからだにできることできないことできちゃうことを火星に問う。いまからこい。って、もてたからだたもてたからだもってけ泥棒ってやんでぇからだなんか ....
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蒲公英- TAT自由詩1*16-6-19
監獄の朝- ミナト ...自由詩2*16-6-18
雨が降るのは拒めないが- ただのみ ...自由詩10*16-6-18
ドレッシング- 梅昆布茶自由詩516-6-18
一人時間- ヒヤシン ...自由詩4*16-6-18
風信びより- 梅昆布茶自由詩916-6-17
日々- 短角牛自由詩316-6-16
檻のない柵- はるな自由詩416-6-16
祭りの日- atsuchan69自由詩8*16-6-16
がんぜないもの- ただのみ ...自由詩11*16-6-15
- 為平 澪自由詩5*16-6-14
遊泳禁止区域- 佐々宝砂自由詩10*16-6-14
伏流水- ガト自由詩4*16-6-14
Gato- ガト自由詩3*16-6-14
spring_pringles- アタマナ ...自由詩2*16-6-13
神様を見守る会- 梥本 サ ...自由詩316-6-13
或阿呆の一生- ハァモニ ...自由詩2*16-6-8
駅前の雨(改訂)- ひだかた ...自由詩3*16-6-7
焼きそば- atsuchan69自由詩11*16-6-5
夢見ぬ人- ただのみ ...自由詩8*16-6-4
アカペラ- ミナト ...自由詩116-6-4
忍者ヨシゴイ_葉隠れの術_- st自由詩2*16-6-4
嘘つき- ヒヤシン ...自由詩3*16-6-4
- 草野春心自由詩4*16-6-2
当たり前- 若桜自由詩116-6-2
ハベラス_(四行連詩)- 乱太郎自由詩9*16-6-2
葬列の午後- レタス自由詩416-6-2
拝聴- ばく自由詩316-6-2
紙のドア- ただのみ ...自由詩11*16-6-1
からだのもちぐされ - 阿ト理恵自由詩4*16-6-1

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