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音のない静かな夜に
ぼんやりとした目で
窓の外を見た

あの空に光が戻るまで
どのくらい待てばいい

何も分からない
ここがどこで
今がいつなのか

陰に沈んで
見つめて ....
死んだらおまえの守護霊になってやる 聞きたくない陰口伝えにきた フォークもらっといて素手で食う ログインして現代詩
日の出より先に現代詩
自転車のチェーンがはずれて現代詩
鳥が着地する瞬間は現代詩
雲がちぎれて現代詩
水たまりは現代詩
玄関開けたら2秒で現代詩
スープの隠し味に現代 ....
二元論の世界で
君はこっちだよと
区別される

男は群れ
女は群れ
けれど
区別された側に馴染めず

かといって
もう一方とも馴染めない



気づけば陰口を
叩かれるよ ....
「赤ちゃんは
この世に産まれたのが 苦しくて 怖くて 泣くのです」
と誰かが言いました。

笑わせないでください。

産まれたばかりの赤ちゃんは まだこの世なんて知らないのです。
あの ....
一番 つらかった時代のことを 
あなたに 話した

放してみて 霞んだ生活に
何処か 懐かしさをも 感じながら

そんな筈はないと 律する心は 儚くて
もっと 吐けば 良かったのだろうと ....
想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想 ....
お客様にはアニメ声 広い道があり、おとなが大勢帰ってくる
先に通った人々の影がまだ残っていて
同じ場所を踏み、ふしぎに懐かしい顔をする
熟れた太陽にこめかみのしらがが透かされて
あらゆる顔は少しずつ子供に還ってい ....
不安の正体が
自分だということは知っている

自分となんか
戦いたくはないよね

気付かないふりで
丁寧にお茶で もてなしてみる
少しきむずかしいお客様みたいに

それじゃあどうも ....
プチトマトの実がついたと
子供のようにはしゃぐ君の瞳は
まだ昨夜の喧嘩のことを
忘れていないよと言っている

後ろからのぞき込む
バツの悪い僕の視線は
幼いトマトと君の横顔の間を
 ....
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
 「天皇、日の丸、君が代、
  日本を愛しております。
  誇りに思って居ります。」

そうですか そうですか 


日本を愛し誇りに思うからこそ
天皇制・日の丸・君が代 ....
痛みとふいの外傷と栄養失調とで
すっかりまいっているわたしの許へ
毎日電話をかけて来てくれるひとがいる
一人は週休制だけれど

きょうももうすぐ来るはずだ
先生からの要請で見守ってくれてい ....
  死ぬまで潜伏期間   となりの客のポテト喰う 六丁目に陽が落ちて、
七丁目へ逃げましたが、
現代詩に首をつかまれ倒されました。
見上げた空には、
読めない言葉が浮いてました。
ふわふわした毒、
現代詩の乱用、
八丁目は消えて、
九 ....
   「砂浜に抜ける路地」を一つ拾ってきて、波の音
   を額縁に飾る。愛という言葉で何を隠したいのか。
   行間には関係性だけがあって鞄には入らない。み
   んな事情を抱えていて、 ....
泣いてばかりいる子どもだったんだけど
気づいたら大人の部類になっていて
それでも泣いていたら知らないひとにバカにされたので
思い切って殺しました
それからやっぱりこわくて泣いていたら
大丈夫 ....
あれはそう、蒸し暑い初夏の深夜だった、ちょうど、今夜みたいな…俺は安ワインの小さなボトルをラッパ呑みしながら人気のない路地を歩いていた、ベロベロで…月は無く、といってひどく曇るでもない、なにも .... しょうもないことでまた
心のスイッチがオフになってしまったみたい

落ち込んで 人恋しくなって
目をつむってしまうけれど

私が小さいころから集めている
言葉の宝箱を開けてみたならば
 ....
どうしたのきょうは眠れないの?
目をぱっちりと開けたまんま
だってわたしが眠ると母さんも安心して眠ってしまう
今夜はずっとわたしをみていてほしいから

だからわたしは眠らないの
母さんは少 ....
次の冬のために
てぶくろを洗う
寒くなると
きまって血流障害を起こす
私のやわな指先を守るための
カバーたち

毛糸で編まれたもの
外国のお土産でもらった
ムートン製のグローブみたい ....
服を捨てた
どんどん捨てた
着ていた頃の自分を捨てた

服に心をひっぱられたけど
ええいと切って
ばっさり捨てた

タンスはからっぽ
骨になったハンガーが
風にゆらりと揺れている
 ....
吊り橋の真ん中で二人は懐中電灯を消した
月も山の木立に光を隠した

手を延ばせばそこには異性がいた
何時も顔を合わせている相手だったが

不意に訪れた二人だけの世界に戸惑って
互いに黙っ ....
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた となりから聴こえてきた歌を唄う  ちがうよ
 べつにデートってわけじゃ
 ぜんぜんそんなのじゃないし
 楽譜を買いにいくだけだし
 二人で

 キュラキュラキュラ キュラキュラキュラ
 (洋子)

 合 ....
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け- 莉音自由詩313-5-23
死んだらおまえの守護霊になってやる- 北大路京 ...自由詩213-5-22
聞きたくない陰口伝えにきた- 北大路京 ...自由詩313-5-22
フォークもらっといて素手で食う- 北大路京 ...自由詩413-5-22
現代詩の現代詩による現代詩のための現代詩- 左屋百色自由詩13*13-5-22
- 莉音自由詩5*13-5-22
勝利- 凍湖(と ...自由詩5*13-5-22
分銅- 藤鈴呼自由詩2*13-5-22
それでも理想はある- kauz ...自由詩11*13-5-21
お客様にはアニメ声- 北大路京 ...自由詩313-5-21
世代/日暮れ- おいしい自由詩413-5-21
追い出し茶- 朧月自由詩513-5-21
10年後- nonya自由詩27*13-5-21
【緑化帯】_詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から- そらの珊 ...自由詩26*13-5-21
どうぞご自由に- Guy= ...自由詩3*13-5-20
いつも存在を- もっぷ自由詩513-5-20
死ぬまで潜伏期間- 北大路京 ...自由詩613-5-19
となりの客のポテト喰う- 北大路京 ...自由詩113-5-19
舌の上の現代詩- 左屋百色自由詩5*13-5-19
そよ風を折りたたんで- 空丸ゆら ...自由詩1713-5-19
8:20(細長い缶入りのジュース)- はるな自由詩713-5-19
エアコン- ホロウ・ ...自由詩4*13-5-19
スイッチ_オン- 群青ジャ ...自由詩313-5-19
母さん- もっぷ自由詩313-5-18
カバー- そらの珊 ...自由詩20*13-5-18
脱皮- 朧月自由詩913-5-18
吊り橋- イナエ自由詩11*13-5-18
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた- 北大路京 ...自由詩813-5-17
となりから聴こえてきた歌を唄う- 北大路京 ...自由詩313-5-17
パパが戦車でやってくる- 平瀬たか ...自由詩5*13-5-17

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