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生真面目マジマジ子
神経質なマジ マジ子
私はマジ子

少し疲れたマジマジ子
生真面目に合わない世の中を
怒って泣いて消化する

怒って泣いてを繰り返し
今に至るマジ マジ子 ....
 
表も裏もないのだ
という
角度的分散と
平衡感覚の歪みは
時折、
浮遊するような
非 現実感を
滑空する

麻痺することで
逃れられるならば
飛んでいきたい
誰も知らない ....
あなたのために
死んだ妻がベーコンを焼き
熱いコーヒーをカップに注ぐ

あなたは匂いに誘われ起き出して
何もないテーブルを見つめて
新聞を取りにいく

ベーコンを焼いてパンを切り
コ ....
障害とはなにか
障がい ただ書き方をかえてなんになる
あたりまえが
あたりまえでないこと
ただそれが
障害とよばれることに
不満があるわけでない
それを包んでいる空気がときに
いたいと ....
アフリカ鍋には
キリンさんの首と頭がまるごと入っている
そういうと、
動物愛護協会から
クレームが来るかもしれない

キリンさんも可哀そうだが、
それならなんで戦争がなくならないんだ
 ....
給食を捨てに行く子ども
給食を捨てに行く子どもは
未だ今度の献立てを味わわず
未だ一度の懇切をも味わわず
暗い暗い罪の意識のもとから
辛い辛い組の知己のもとから
逃走を図る
逃走を憚る
 ....
深井戸を掘り水脈を探り当て
始原の意味を飲み干そうとする

ひそかにかくしもっている消しゴムで
日々の痕跡を抹消してゆく

整理できないものを片付けてゆく生活
アクチュアルな墜落が気持良 ....
それは普通の文庫本
短い外国の話しがたくさん綴られていて
あまりよくわからないのだけれど
親しげな笑み
お話しが終わる頃には眠たくて
眠たくてうっすらあける瞼
文庫本のページをめくるたびに ....
泣いてる人が爪を切った

愛されるはずの爪だった

冬の息

そうあの時もこんな




僕は駐車場で流れる雫を見ていた


助手席のシートに深く沈みこむ
君の存在は
抜け殻のように揺れていた




車から ....
記憶は眠りで留められて思い出すときには一つの
うねる襞となっている


まずは糸の一番最後に玉結びを作ります
それから布に針を通していきます
縫い終わりましたら、
しっかりと玉留めをして ....
開かれた扉にはあらゆる意味があり、また、如何なる意図も無い
出入りも自由であり、また、戻るも戻らぬも自由である
選択とは本来そういうものであり、例外は存在せず、そして
それに ....
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ....
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ....
雨は止んでいつの間にか
少し傾いた電線の上に
冷たそうな空が切り取られている
横たわるものはそのままに
しておけば
やがてもっとあいまいになるのだろう
無造作に広がる煤けた空気の中
均等 ....
十字路でもない場所に
いちごジャムをサンドした食パンがおちていた
パンはアスファルトにくの字で立っていた、晴れの日に
それと気付いた時には数歩通り過ぎてしまい
Instagramにでも投稿すれ ....
終わりのない螺旋階段の中腹付近に到達しようとしていた頃、胸ポケットのハイカララヂオから途切れ途切れの雑音が流れ始めた頃、故障ではないかと思い左手で取り出して陽光にかざし全体をまんべんなく眺めていた頃、 .... 地下鉄の階段を昇れば華やかなプロムナード
様々なbrandshopが、
あなたの部屋へとつながっていた。

私はきまって
TIFFANYのshow windowで足を止め、
硝子の向こ ....
僕は壊れてしまいました、
もはや一滴の乾きかけた涙としてしか存在していません、
光も闇も幻で真っ青な衝撃だけが現実です、
人間の正しさとは何かと問いかけると桜の花が散りました、
人間の貧しさの ....
クリスタルの薄い壁が
行く先を果てしなく延長させる
感情を腹に宿した目のない純白の生き物が
吐息と共にあらゆる喜怒哀楽を吐き出すから
辺りには雪のように言葉が舞い
その中に、かつての恋人に ....
身に着けていた
葉っぱほとんどなくして
ぶるぶる震えている木々を
笑えない気持ちでみているわたし

がんばっちゃうんだよね
流されちゃうんだよ
どうやったって

風は
すかれたり嫌 ....
有効径0.1㎜+-3%以内
均等係数1.1以下

正確な砂時計をどうする
滅ぼしてしまいたい欲求不満が
電気のように
身体を貫ている

水道も
下水も
建築基準も
道路も
 ....
 私の窓辺に晩秋の風がやってくる。
 あの山の麓の村にもそれは訪れただろうか。
 恋しくてたまらない。
 我が半身は今どこを旅しているのだろう。

 想像の翼を広げてみれば新たな地図が必要ら ....
言わなくてもいいこと

真実

人間の好き 嫌い

生理的にダメなの

それは言わなくてもいい

誕生日のプレゼントに ブランドのスカーフ

喜んでくれていたのに

「ゴル ....
これからは どうもしないよ
腕を引かれて向かうは将来 過去は死ぬから振り返ってはいけない
きみが抱えるあらゆる不安を取り除くため 悪役を買ってでてあげよ
これからの人生をだれよりも有意義にいきな ....
すきなことをするつもりで
すきなことらしきことをした

自分の事なんてやっぱりわからない
きらいじゃない
なんて言葉がきらい

なにかと戦っているひとの本を
店員に隠れながら立ち読みを ....
もの言わぬピエタを前に
ぼくはすでに言葉を失っっていた

何を語ることもなく
鼓動だけはゆっくりと打ち続けていた

螺旋の彼方に消えて往ったおかあさん
ぼくは何かを伝えたかった
も ....
人は忙しい
食べなければならないし
時々泣かなければならない

すべてなげうって
頁のなかほどでずっと
うずくまっていられたら
どんなにいいかとも
思うけれど

ごめんね
もう行 ....
太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない           151104
広辞苑を引くと
ふりをするにもいろいろな
意味があり
最高裁での判例を重要視する輩が
不適当だと声高に唱える男女別姓
婚姻における姓の選択は今や世界の
 ....
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マジ_マジ子- 朝焼彩茜 ...自由詩17+15-11-13
- レモン自由詩9*15-11-12
- mizunomadoka自由詩415-11-12
ことばの包装- 朧月自由詩215-11-10
アフリカ鍋- atsuchan69自由詩17*15-11-10
高架橋之下- なけま、 ...自由詩415-11-10
菌類図鑑- 梅昆布茶自由詩1615-11-10
宵闇文庫- 灰泥軽茶自由詩815-11-10
泣いてる人が爪を切った- 北大路京 ...自由詩615-11-9
真昼の流れ星- 溶融自由詩115-11-9
不音- はて自由詩1*15-11-8
必要なものを必要なだけ- ホロウ・ ...自由詩4*15-11-8
飽和- umineko自由詩10*15-11-8
未完のまま- イナエ自由詩11*15-11-8
許されたときの記憶- noman自由詩215-11-8
飛躍- 高橋良幸自由詩315-11-8
螺旋- wakaba自由詩415-11-8
My_Tiffany- レモン自由詩10*15-11-8
無題- 葉leaf自由詩715-11-8
◎獏の夢- 由木名緒 ...自由詩14*15-11-8
秋風と木- 朧月自由詩415-11-7
悲鳴- レタス自由詩7*15-11-7
ため息ひとつ- ヒヤシン ...自由詩13*15-11-7
言わなくてもいいこと- 佐白光自由詩1*15-11-7
萼(がく)- ayano自由詩315-11-6
負け戦- 朧月自由詩215-11-6
母の肖像- レタス自由詩13*15-11-6
栞紐- そらの珊 ...自由詩1515-11-6
太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない- 北大路京 ...自由詩715-11-5
僕は寝ているふりをした- あおば自由詩13*15-11-4

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