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あのねえずぼん
すとんとおちるの
ぜんぶがぜんぶ
ぷりーつのように
たっくのように
にわのためにかった
あさひもで
ぎゅっとすぼめても
まあ
かっこわるいぜ
すがたみに
うつして ....
あらまうれしや
ていきてき
かいごうさんかの
かみきれを
かっていただき
ごまかすちょうぼ
つかいみちなど
とうてくれるな
しふくをこやすと
いえないよ

長く続いた腐った政治
 ....
 
写真は撮らない

目に焼きつける

時がしっとり思い出にかえてくれるから



 
染色体の一本多い、3才の周が
初めて言葉を発した
「それ…」
僕は身を乗り出して、聴き直す
「え、なに?」

目が覚めた――(なんだ、夢か…)
布団からひょっこり顔を出して
周はまだ、 ....
焼焦げた詩に辺りが拒まれる朝

幾つもの数字を突き立てられ
中東事情から抜粋された
金の卵を産むカラクリを
羽の生えた大らかさで
目ざとく 錯覚する

机上の空論も
過剰な言論も
 ....
NUE(鵺)


猿の
  小賢しさと
狸の
  強かさと
虎の
  素早さと
蛇の
  執念深さが
艮の
  夜空で出逢う時
人の
  内の矛盾は
闇の
  中に ....
腹の中

むかし 
おふくろは言ったものだ
「おれの腹断ち割って見せたいものだ
 真っ白じゃで…」
そう あなたは 
腹に一物持つような了見など有りはしなかった

だが
子ども達は ....
だきしめる
だきしめる
秋風をだきしめる
沈黙をだきしめる
他人をだきしめる
通りすがりにだきしめる
ぼくのアリクイをだきしめる
人食いアリクイをだきしめる
雲をだきしめる
幻をだき ....
彼はきっと
暗い影を背負っているのだ
暗い影を背負って立つのだ

彼はたぶん
曖昧な世界を光の中で見過ぎた
一度遠退いた世界で
明日を失くして
明日を配り始めて

波打ち際
本当 ....
犬より猫
猫も好きだが
鼠も好きだ
鼠も好きだが
昆虫も好き
どうも小さいのが好きらしい

犬は嫌いでは無いが
愛玩動物とはしない
猫可愛がりはしても
犬を可愛がる気はしない

 ....
帰りたくない家へ特急列車 怖く 暗い 部屋の中で
冷たく 嫌な 夢を見ました

震えながら 午前4時
吐く息は白く 消える

暑い 塩水が頬を垂れて
少しだけ 私は海に還る

この時が最後だった

 ....
奥行のない思い出が
照らされてみじめにめだっている
逃げても逃がしてもはりつく影のために
やさしくなろうとした
それは
咲く花を手折るようなやさしさで
正しいかどうか問うあいだに
花 ....
大陸で、
枯葉をペンキで塗ったような芸術が
砂浜で、
新しい季節を注文するらしいよ
噂では
鈍い犯罪は鮮やかな生姜の味
(意味わかるでしょ?
ひな菊を食べながら
逃亡する無意味が
情 ....
オレはオートバイで
高速道路を走っていた
岡山県に入ったところで
大型バスの後ろの広告に釘付けになった
赤い文字だけで大きく書いてある
「運は一瞬、縁は一生。」
行き先は出雲
島根県観光 ....
眠れないのは少し良い
電灯も点けず薄暗い
六畳間にカラカラと
回し車の音がするのは

眠れないのは少し良い
苦い過去を吐き戻し
くちゃくちゃと咀嚼
案外甘みもあるのだと

眠れない ....
ひとつ心の紫陽花は記憶の静寂で雨を待つ

いつまでも、

視野に入れてはよそ行きの

祇園寺町河原町

どこへ向かへば夏祭り


愚鈍かもね熱々の

ライスカレーはひ ....
あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった 寂しいから綴るのでしょう
私はここに居ますと
何も瓶にお手紙を詰めて
読んで下さいなと祈る事もありません
ひたすらにぼんやりとした
心の内側を吐き出すのです
吐瀉 これは辛いです
すんな ....
ミツビシに勤めているのに みつひしと云う父が
三つ菱形があるから、三菱
そんなことを教えてくれたのは、やっぱり
みつひしだったからなんだな

カッターナイフを ぽきん
「これが ひしがた  ....
嫌な予感がして何も起こっていない 御礼にと唄われた歌がドナドナ きらびやかなショーウインドウを
見つめるのにはきれいなレンズが必要で
なるほどそれは俺は持って居ないって
一昔前のインディーズバンドの
歌手みたいに嘯いて
二昔前の漫画の主人公みたいに
ポ ....
ほんとうの話を 書こうか書くまいか
かくまうのはやめて お書きなさいな
夜空に 月ひとつ
鱗雲に埋もれつつ 虹彩を放つ

大地を踏みしめて
月と私は空を挟んで共にある
驟雨の ....
青春のシュンが、しゅんしゅん音をたてて回り
琉球あさがおの青さのように またたまくに開き
葛藤に締め付けられては 青くほどける蕾の思いは、 この
はちきれんばかりに鼓動している濡れた髪の ....
こころがひとつ
ふねにのり
あてなくひろい
みなもにぽつん

そらとみずとの
さかいなく
おもえるような
あおあおの
しずかなときも
ありました

そらとみずとが
まざりあう ....
サイドミラーに小さな蜘蛛
縁を歩けば一人
面を歩けば二人
奇妙なポーズ    
   虚空と戯れる長い脚
見えないイトで織りなす罠

偶然と必然の色分けは自分
幸福と不幸を計る分度器も ....
美味しそうなものに向かうと
全身全霊、前のめりでピンと張る

いつも一緒かと思いきや
左右別々に、動いてもみせる

音を拾います
そこから
ここまでの
世界を知るための複雑な情報であ ....
閉まるのボタンを連打されていた ほどよいお湯で滝行
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆるゆる- ドクダミ ...自由詩3*14-11-10
会合- ドクダミ ...自由詩1*14-11-10
撮らない- 殿上 童自由詩19*14-11-9
朝の日記- 服部 剛自由詩12*14-11-9
人肉鍋- ただのみ ...自由詩17*14-11-9
百鬼繚乱_<_4_>- nonya自由詩18*14-11-9
腹の中- イナエ自由詩11*14-11-9
だきしめる- やまうち ...自由詩4*14-11-9
「勇者」立つ- ブルーベ ...自由詩1*14-11-9
私は犬より- ドクダミ ...自由詩214-11-9
帰りたくない家へ特急列車- 北大路京 ...自由詩914-11-9
陽が昇る時に- 瑞海自由詩5*14-11-9
とう- はるな自由詩214-11-8
ひずみ- 左屋百色自由詩7+*14-11-8
その答えは走っているうちに解る- イオン自由詩4*14-11-8
少し良い- ドクダミ ...自由詩4*14-11-8
カレー丼- 自由詩5*14-11-8
あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった- 北大路京 ...自由詩714-11-8
きっと- ドクダミ ...自由詩7*14-11-7
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋- るるりら自由詩14*14-11-7
嫌な予感がして何も起こっていない- 北大路京 ...自由詩414-11-6
御礼にと唄われた歌がドナドナ- 北大路京 ...自由詩114-11-6
首都だろうと田舎だろうとねずみはねずみです。- ブルーベ ...自由詩2*14-11-6
恍惚の魚眼- るるりら自由詩8*14-11-6
ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ- るるりら自由詩514-11-6
ひとつぼっち- ドクダミ ...自由詩4*14-11-5
TRICKSTER- ただのみ ...自由詩17*14-11-5
饒舌な耳- そらの珊 ...自由詩1614-11-5
閉まるのボタンを連打されていた- 北大路京 ...自由詩214-11-4
ほどよいお湯で滝行- 北大路京 ...自由詩7*14-11-4

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