すべてのおすすめ
明日こそと
毎日セットして眠るのに
今日も鳴らない自覚時計
海は広いな
小さいな、オレ
ツキがないなと
気が沈む

海は大波
青い顔、オレ
揺れるココロは
芯が無い

海に来てても
浮かれない、オレ
行ってみたけど
予想どおり
待ちに待った夜が来て
冷たい風が触れ回る
枯葉を転がし踊り出す
{ルビカリアッハ・ベーラ=冬女王}の布告だよぅ
ゥゥゥウウー カラカラカラ…
南の御座には{ルビケリドウェン=冥府魔女}
出 ....
「たとえば」
と、あなたは話しはじめる
私は耳を傾ける

「僕は大トロが食べられない
 脂身の繊維の切れ目が、傷口みたいに見えるから
 僕は小学生のころ、肌が弱くて肩の皮膚がよく裂けて ....
恐ろしいことに
半分の心で僕は君と付き合っていた。
そのことに気づいたのは漸く人生も終わりかけた今ごろ。
君は随分前から気づいていたようで
頭蓋骨を開けられてから
口に出して言うようになった ....
穴の開いた心に水を汲む
すぐに流れてしまうのに
来る日も来る日も水を汲む
生きるためではない
生きている そう感じたいから
疲れたり 
笑ったり
今日もこうして水を汲む
いくら汲んでも ....
氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

溶けることに救いを求め
消えることに躊躇する

氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

甘い夢が濃くなって
白い結晶が視界を ....
僕はどうしたと言うのだろう
誰もが帰宅した夜の事務所
好きなOLさんのいすに座り
彼女のカーディガンを匂いながら果てた

その後始末のティッシュの処理を
思い出せないでいる
ちゃんとトイ ....
ぼくの手には枯れた花束が握られている
ドライフラワーと言うにはあまりにも古びて褐色に焼け
死滅の象徴のように脆く硬く固結して動かない
重さのないその花束を捧げぼくは丘に立ちつくす
過去を懐かし ....
ちょっとフラッとしよう

って誘う、そんな君の声が

なんとなく少しシャープ気味で

僕はなんだか嬉しくなるだけ
溶け出した脳の上を
日々の残響が駆けて行く
そのせいで
僕は苦々しい顔を
解くことができず
あのこに会いに行くことも
なかなかできないまま
踏まれて
ふまれて
このまま
なくなって ....
ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
停電の日まで雪だるまは元気でした 無数の瞬間瞬間を
音もさせず
かき消していく
静かな雄大な


半ば朽ちかけた美の前に
見上げると
人びとは立っている
感じられるのである。

響く鼓動を耳に
溢れる体温を ....
真夜中の0時に
セルフのガソリンスタンドで
車の給油口に
ホースを突っ込んでいる人を見ていた

斜め向かいのローソンで
金髪に髪を染めた少年たちがたむろする
真夜中の307号 ....
寝返りして ぶーぶぶ おならも出るよ
首をぐーんして でへへ よだれも出るよ

一日うんちくんが出なかったら 次の日

 グション!ってママ音にびっくりしてたよ

寝返りして パリ子をパ ....
むかしの写真は殆んど燃やしてしまいました。忘れてしまいたいことばかりです。小中学生の頃の同級生たちは、わたしが詩を書いているなどと想像もしないどころか、わたしの存在すら記憶にないでしょう。ましてや子宮 .... 焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる ふと、
目を止めたことはないだろうか
混んだ電車のなかで
誰かの鞄から覗く蠢く目を
ふと、
 ....
山間の道路が雪に覆われていた間
馬小屋に閉じ込められていた馬
雪が溶けると小屋から引き出され
四輪の荷馬車に繋がれる

出かけるときには
隣の家の生け垣の
樫の葉を食いちぎり
轡に邪魔 ....
右折を待つ
ウインカーが
正しくその意思を刻み始めれば
心臓の鼓動と
いつか同調する

反復
同化

ト切れぬ
直進の車

既視
夕日
影法師

見送ることに
慣れて ....
きみ、という名の女の子がいた
綺麗な瞳が自慢で、視力も良く、
そして、恋をしていた

だが、問題があった

きみ、は躰が、丸いのだ
太っているわけではない。
ただあまりにも、球いのだ。 ....
秋空の下に集合した夏の言葉が
口笛で
いつかの春に反射するから
風は今日も
それらを含んで
ざらざらしているよ。
優しい歌ではないからね、
この口笛は。
ほら、すこし前に、
セミが奏 ....
少年時代 
今とは違う奇妙な生き物だった


そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸びると噂される少女の人形が納められていた
人形を実際に見たことはなかったが
子どもたちが人形の存 ....
地軸のかたむきが季節をもたらすように
こころのかたむきは炎のまわりを公転し
くるくると自転し陰翳を刻みつづける

同乗したドライバー仲間と
仕事は5月と10月がいちばんいいね
あとは暑いと ....
雨だれのある風景
腐った猫のいる町並み
夢の奥深いところで
ハンバーガーを赤いゴミ箱に投げる

爪切りの仕事の成果
死後の破片
破片の持ち主は今日も黒いかばんを持って
出かけてった ....
三途の川で溺れている  
青空にぷかぷか浮かぶ雲が 好き

頬をなでるおだやかな風が 好き

そんな好きを背に洗濯物を干すあなたが 大スキ!



 
前は子供なんてぜんぜん好きじゃなかったけど最近は他人の子供見てかわいいって思うのね、だって未来の塊みたいでしょ。

そんなふうに力説する人とランチを食べた

生物がなぜ子孫を残すようにプログラ ....
くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
目覚まし自分タイマー- イオン自由詩3*14-10-26
海は広いな小さいな、オレ- イオン自由詩4*14-10-26
大人の国- salco自由詩914-10-25
大トロが食べられない- 栗山透自由詩414-10-25
中途半分- ……とあ ...自由詩13*14-10-25
根っから_て訳じゃない- ただのみ ...自由詩19*14-10-25
氷砂糖- mayaco自由詩314-10-25
ホムンクルス- 和田カマ ...自由詩5+*14-10-25
- Giton自由詩1*14-10-25
なちゅらる- 楽歌自由詩414-10-25
警備員- めー自由詩3*14-10-24
百鬼繚乱_<_3_>- nonya自由詩19*14-10-23
停電の日まで雪だるまは元気でした- 北大路京 ...自由詩314-10-23
【金木犀と夕焼け】※題名無茶ぶりより- ハァモニ ...自由詩4*14-10-22
ロープと完璧な列- オダ カ ...自由詩4*14-10-22
おならとよだれとうんちくん_クフフッ- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-10-22
歯磨き- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる- 北大路京 ...自由詩514-10-22
ハロウィン- あおい満 ...自由詩614-10-22
- イナエ自由詩11*14-10-22
家路- そらの珊 ...自由詩18*14-10-22
【君の瞳が言っている゛わたしに話しかけて゛】※題名無茶ぶりリ ...- ハァモニ ...自由詩3*14-10-22
比喩のない町- 左屋百色自由詩11*14-10-21
精通- ただのみ ...自由詩18*14-10-21
ある四季- 梅昆布茶自由詩1614-10-20
流浪せよ- 竜門勇気自由詩2*14-10-20
三途の川で溺れている- 北大路京 ...自由詩514-10-19
大スキ- 殿上 童自由詩17*14-10-19
きみのすべてよ応答せよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩8*14-10-18
くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる- 北大路京 ...自由詩314-10-18

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