すべてのおすすめ
かあさんの
みずたまもようのワンピース
あれ、手作りなんやでって
こそっと打ち明けた
キヨちゃんが
ほんま? すごいなー
でもどこからが手作りなん? って
イケズゆうから
どこもかしこ ....
肘が腫れた
誰かに肘鉄砲を
食らわしたわけでもないのだが
発熱したのでさすがに怖くなって
病院へ行った

かなり炎症してますね

頬杖をつくのが癖なので
おそらく妄想を巡らせてい ....
魂を語り合いましょうと
いいながら
詩人は逝ったのでした

今朝
わたしはみつけた
ゴミステーションの柵に
いくつも並んだ雫
それは
ぶらさがって
落ちまいと揺れていた
冬の夜が ....
「死ぬ時は一緒だといいな。」

お風呂上がり
キミの髪を拭く私に
突然キミはそう言った。

「でも、もしボクが先に死んだら
天国の入口で ずっと待ってるから。
だから お母さん
もし ....
3億円くらいあれば 死ぬまで金に
困らず暮らせるけど
金持ちはその金で石を買って喜んでいる
俺が一生で使う金よりも
その石の方が価値があるなんて
自分の一生って...
ひとひとりの心のなかは、いつだって戦争だから
これ以上戦うひつようはない

そう言って花鋏をつかみとる
淡き生活
さっき来た人からおばけやしきの話を聞く
夜になるとあやしい光や音がよく目撃されるとのことで
なかなか借り手がつかなかったのだが
ある日 怪異は近所の子供の仕業だったと判明して
ひとまずは一件落 ....
帰宅した父から硝煙反応 かんかん光る
かんかん踏切
かんかん降りる遮断機の
かんかん赤い光の点滅

その先線路を
飛んで行く
暗闇の中
急行電車が
飛んでゆく。

かんかん手を振る二歳の息子
電車を見 ....
時間が目まぐるしく回転している。空想ではないゆえに理想的な弧を描く。天からこころを探すための装置が覗いている。場所のカケラの発露。手すりに掴まっている子どもが見える。 ひとを好きになって
はずかしかった
目も口も鼻も手足も
はずかしかった
話すことも黙ることも
さわってもさわられても
泣きたかった
赤くて青くて
欲しかった
あふれるまぎわの気持 ....
熱を帯びた扁桃を
通過する
酸味をふくんだえきたいは
ほどよく冷えて
生きていることが
すみずみまで広がっていく
――体温計の中の赤いめもりが行ったり来たり
ひとふさ
ひとふさに
大 ....
優しい人の手を拾った
深夜だった
路上の片隅に転がるそれは
少し青白く
何だか寂しげに
落とし主が戻るのを待っていた

ひんやりと冷たく
落とせば砕けそうな手だった
それでいて重たく ....
ここに私がいないことを誰も知らない。


嘘は何一つないけれど

ここには本当の事がない。


パジャマで過ごす一日も
痴漢に耐える満員電車の一時間も
恋人とのえげつない二時間も
 ....
しろい紙に 向き合い
しろい箱を 造り
しろい心を 持ち歩く

あるとき それは逝った病室
あるとき それは骨壺
海沿いを走る電車を降りると
そこはまるで見知らぬ ふるさと  ....
名言を噛んだ 病院の待合室にテンションの高い男 あなたの無言は
あなたの背骨を通って
わたしの角膜を刺激する

まな板の上で切り刻まれる玉葱が
まるであなたのようで
思わず手を止める

せめて責め ....
起立礼着席起立礼着席起立礼着席。眠りが燃える、朽ちない光が永遠と。堤防で打ち上げ、喧噪に染まる眩暈が静謐に嘯く。肉体の水面、泥を着て。何かがすべてになろうとしている。   静かだった……
  禁じられていることは それほど多くはないはずなのに
  ただ、いくつもの瞳だけが 土埃に塗れながら
  風と風の間で何度もはね返っている
  男たちの沈黙はカラ ....
獏が夢を食べて吐いた 種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている 子供の前で大人のふりをした

洗濯物の前で大人のふりをした

鏡の前で大人のふりをした

悲しみの前で大人のふりをした

ママ友の前で大人のふりをした

雪の前で大人のふりをした
 ....
  水母は しばらく空気をさまよって
  やがて岩にぴったりと貼りついた
  月が喋らない夜に
  三角定規ひとつだけ残された廃校で
  誰かのあくびのように だらしなく伸びていく廊下 ....
江ノ電鎌倉高校前駅と
腰越駅とのその間で
窓という窓が突然
ぱっと明るい海となり
ゆるいカーブの水平線に
乗客はみな取り囲まれてしまうのだった


すばやく走る波の線
空の始まるとこ ....
時はいつも人を吹きすぎてゆく
ちいさな想いや願いを散り散りにして

もうあの時のうたは
二度とはうたえない
いちまいの絵のように
すでに過去のギャラリーに
展示されているのだから

 ....
夜中に窓枠がぴしりと鳴る
夢のなかから呼び戻されて
枕元をさぐった手に触れるものがあり
それは感触で人の耳だとわかる
よく見えないがそれはたしかに二切れの耳で
ゴムのおもちゃのようにも思える ....
仮想
ブラックホールを目のあたりにして
シンボルはちびった

 りらりら、らりら

追いつけるものなら、捕まえてみろ
術らかな言語が
かれを果実(もくてき)と思いこんだが
うだる密林 ....
私は何も知らないじゃないか。
小学校、中学校、高校、大学、社会人。
サボってきたわけじゃない。
つらいことの方がが多かった。
それなのに学校が何であるか。
社会とはこういうもの。
国とはこ ....
あさはか
その響きがいい

ばか
よりはいいかんじ

そんな風に置き換えてみる

あのこがしんだ
その朝に
Lucyさんの自由詩おすすめリスト(6077)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
授業参観- そらの珊 ...自由詩18*14-1-24
診察- nonya自由詩22*14-1-23
- そらの珊 ...自由詩1814-1-23
約束- hiroto22自由詩6*14-1-23
価値観- リィ自由詩5*14-1-22
生活- フユナ自由詩14*14-1-22
おばけやしき- 春日線香自由詩214-1-22
帰宅した父から硝煙反応- 北大路京 ...自由詩614-1-22
踏切- ……とあ ...自由詩22*14-1-22
なんだこの天井は- 水宮うみ自由詩1*14-1-22
まぎわ- はるな自由詩814-1-22
かんきつ- そらの珊 ...自由詩21*14-1-22
優しい人の手- 自由詩8*14-1-21
宙吊り少女のコミュニケーション。- 端沢 紫 ...自由詩6*14-1-21
しろい四角- るるりら自由詩26*14-1-21
名言を噛んだ- 北大路京 ...自由詩614-1-21
病院の待合室にテンションの高い男- 北大路京 ...自由詩414-1-21
せめて- 中山 マ ...自由詩4*14-1-21
私は倒れていった人々のことを忘れない- 水宮うみ自由詩5*14-1-21
エーテル_16- 草野春心自由詩414-1-20
獏が夢を食べて吐いた- 北大路京 ...自由詩514-1-20
種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている- 北大路京 ...自由詩614-1-20
まく- 小原あき自由詩17*14-1-20
エーテル_13- 草野春心自由詩414-1-19
冬潮- 八布自由詩1014-1-19
風のギャラリー- 梅昆布茶自由詩1814-1-19
お供え- 春日線香自由詩714-1-19
シンボルくん_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩12*14-1-18
知っている- ガンジー自由詩414-1-17
あさはかなこ- 朧月自由詩514-1-17

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