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眠れない鳥が
夜ふかしする季節
月のあかりで
読書を終えて
きれいな枯葉を
栞に変えて
枝の先へ
飛びはねて
ざわめく森のメロディを
食べている。
意味あり気にゆっくり沈む
巨大で感傷的なひかり
あれは詩ですか?
いいえ、
夕暮れです
毎日違う角度で訪れる夕暮れです。

公園の隅で地面に寝ている
赤や黄色
あれは詩ですか?
い ....
みなさん元気にしてますか?
ぼくはどうにか元気でやってます。
え?お前、誰だよって?
ちょっと待って下さいよぉ、
ぼくですよ、ぼく。現代詩です。
現代詩ですよ!
このまま世間に見向きもされ ....
「白蓮」

文化祭で地獄の迷路みたいなのつくってさ
(つまりお化け屋敷ね)お化けの格好してク
ラスメートのF君とセックスした帰りにコ
ンビニの前でペットボトルの水をのんで別
れた。クラスメ ....
/
俺は問題をつくらなければならない。
冬が白く武装するから
何回でも潰して
問題をつくり続けなきゃなんねーの。
氷が溶けて季節が死ぬ
ひとつの色が死んでなくなる。
滑る階段で開封する遺 ....
じゃりじゃりした気分で
浜辺で
1人で
100人で
海なんて見ないで
あらかじめ用意された
浜辺で
1人で
じゃりじゃりした気分で
少年が
少女が
スズメが
雲が
魚が
猫 ....
悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ....
時間はレンガとなり積み上げられてゆく
今夜はロボットたちと宴会しよう
私の手はロボットより冷たいから

本棚から現代詩を抜き取り
そこにレンガを入れる
ロボットたちにみせてあげる

ロ ....
まゆ毛を微調節すればするほどズレてゆく
9月の夕方にある方からメールを頂きまし
た。(あなたの詩は結構好きだがかっこつけ
すぎではないか)というような内容でした。
10月は攻撃して11月は防御 ....
若葉が砂になるまで待つ季語
矢印と地雷ばかりの地図
365日うねり続ける言葉と髪
ケーブルに絡まり千切れた運命の糸
私のレントゲンに写る現代詩の影
精神が崩壊して的中させる針の先
カテーテ ....
青月

青月の現代、
詩に興味のない子供たちは
わざと水たまりを歩き音をたてる
それは未来まで響く
大人たちは
水たまりをよけて歩き
詩をよんで
陸もない海もない道もない
地図をつ ....
現代詩雲の下
無風にゆられて見ていたのは
つぼみのまま終わった
赤でした
無音ひびく団地の前
灰色の壁にかきなぐった鳥が
空へ
とんでゆく夢を見た
その後で、
現代詩雲の下
ざーざ ....
詩にならない言葉ならべてインクのな
くなったボールペンに私は告白したの
です。今までありがとうずっと好きで
した。ボールペンは息をひきとり今は
コンパスの隣りで眠っています。退屈
していた言 ....
にわか雨の後に風を読み
電線に止まった鳥がきれい、
だというならば
ガードレールの影がのびてゆき
おどろいた猫の目がきれい、
だというならば
たくさんの小さな色が花びらに
とけ込んでゆく ....
現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している

それは確かなことだ

 ....
わたしの母は詩をかいていた。

いつもテーブルの上に無造作に置いて
あったのでたまによんでは見たけれど
それはよくわからないものであったよ
うに記憶している。そもそも小学生の
わたしにはよ ....
たまにあるんです

自分でかいた詩が

よくわからない時が
道端の芸術
速攻で回収
右脳に栄養
暗闇の文学
孤独な毒書
草原へ移動
逆光と逆説
心臓を創作
反感の売買
脈打つ数字
金属の性質
耳潰す静寂
派手な礼服
前菜と若鮎
言葉 ....
今回は作品をお読みいただき有難うございます。
今後の作品(企画.投稿)の参考に致したく
以下のアンケートにご協力くださいますよう
お願い申し上げます。

1.今回の作品を何でお知りになりまし ....
静まりかえっていました。
薄暗く
とても広い公園の水道で、
その蛇口の上で、
わたしはひとりでいました。
朝六時。
わたしは
人間ではないのかも知れません。
空を飛んだり
虫を食べた ....
この作品は現在、
ポイントを求めています。
夏みかん30個食べて春を忘れた頃
その空き箱に自分らしい言葉を
ぎゅうぎゅうに詰め込んで
駅へ向かう詩人F

駅前広場では現代詩撲滅キャンペーン
言葉を捨てに来た人には
オリジナルボール ....
どんどん小さくなる世界で
名前も小さくなってゆく
美しいものから順番らしいので
わたし最後の方だからよく見える

あの建物に言葉が激突して
全部砕け散ったら
それが現代詩になるなんて
 ....
虹がきれいに出たからって
ぼんやり眺めて
こころ奪われたりしません
わたし詩人ですから

ただ その七色はもらっておく

雲が猫やクジラに見えたからって
気にならないし
一切興味あり ....
こひもともひこさんの左屋百色さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
森の夜食- 左屋百色自由詩415-11-3
現代詩入門- 左屋百色自由詩20*14-10-29
現代詩キラー- 左屋百色自由詩8+*14-6-11
いくつかの散文- 左屋百色自由詩7*14-6-10
(先生十生徒)x京都÷現代詩=PINK- 左屋百色自由詩9+*14-3-3
あらかじめ現代詩にさせられた言葉たち- 左屋百色自由詩11*14-2-24
とばり、- 左屋百色自由詩18*14-1-13
ロボットが詩をかく時そこにテーマはあるのか- 左屋百色自由詩8*14-1-8
かっこいい散文- 左屋百色自由詩26*13-12-12
鮫のための狂想曲- 左屋百色自由詩10*13-12-9
砕けた月の破片は約二十億個- 左屋百色自由詩12*13-10-23
現代詩10月- 左屋百色自由詩16*13-10-17
題名が決まらないまま- 左屋百色自由詩16*13-10-4
きれい、- 左屋百色自由詩15*13-9-28
現代、詩- 左屋百色自由詩19*13-9-26
家族の散文- 左屋百色自由詩21+*13-9-21
青りんご- 左屋百色自由詩4+*13-8-7
八月の機械- 左屋百色自由詩7*13-7-2
現代詩アンケート- 左屋百色自由詩4+*13-6-24
鳥が選ぶ現代詩- 左屋百色自由詩8*13-6-17
野菜をチョップで切る- 左屋百色自由詩3*13-6-8
現代詩撲滅キャンペーン- 左屋百色自由詩4*13-5-24
ゴチャゴチャうるさい現代詩- 左屋百色自由詩5*13-4-15
砕け散る郊外- 左屋百色自由詩8*13-3-4

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