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若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ....
切ると血が出た

それよりも柔らかさに驚いた

それは頭のなかの出来事のようだった

でもリアルじゃないのがリアルだった

引き返せない

引き返せないから突き進んだ

首を切 ....
みんなみんな渡り鳥

みんなみんな切実さをもって

なんぜんメートル

なんまんメートル

空高く海越えていってしまう

みんなみんな渡り鳥


まっていてくれなかった

 ....
鳥よ、あなたは自由なのか

風を大気をコントロールする羽よ、

自分が自分でいられなくなるくらい

鳥よ、あなたは自由なのか


こころとからだを

あたまでかんがえる

こ ....
計算して

失わないようにする

計算?

自由にならないことは

そう、計算!


損は失うこと

失うって何?

得は失わないこと

失わないって何?


 ....
損か得かもわからない

疲れ終わったからだには

世間の香りが辛かった


諦めきれない思いより

あなたと繋がっていたかった

さびしい変態行為でも

あなたに見ていて欲し ....
雨ニモ灼熱ニモ

寒イ風ニモ地震ニモ揺ラガナイ

ヒトニハ依存セズ

アア、ボクモソウナリタカッタンダア、

ヒトヘノ嫉妬ハソウ受ケ入レ

裏切リニハ同情デ対処シ

 ....
この1年

よくひとに裏切られた

ひとり、ふたり、

さんにん、よにん、

ごにん、ろくにん、

みんなつらかったんだろう

みんながまんしてたんだろう


ぼくは走り ....
仕事?

仕事はよくわからない

何か気が抜けて手につかない

だけど前準備はしたよ

それよりともだちが大変

今からともだちんとこに行ってくる


みんな長生きしてくれよ ....
夏の役目が日差しなら

役目が終われば秋だろう

秋の役目がひかりなら

役目が終われば冬だろう

冬の役目が春待つことなら

役目が終われば春だろう


役目が終われば春だ ....
いじめ事件に目くじら立てているひとを

馬鹿だと思ってしまう

こんなやつらがいたから

60年まえ戦争になったのだと暗澹としてしまう

みんな大義名分に飢えている

それは大義名 ....
想い出は夏の汗とともに気化してゆく

ひやされて秋の透明なひかりになる

わたしはひとまず泣いていた

少年の郷愁が空を翔けてゆく

存在の影にだけ風が吹いている


空虚なくら ....
ビルの入口は吹きさらしだった

そこは風の通り道みたいになっていて

息できなくなるくらいの強い風が吹いていた

お弁当を食べたとき

だれにも食べさせたくなくなった

こんなおい ....
森を見つめていると宇宙に見えてくる

宇宙を見つめているとそれが湖に見えてくる

そして湖を見つめていると

やっぱりそれは緑の木々に見えてくる

そんなところからこの詩ははじまる
 ....
アーヤは森を眺めるのが大好きでした

森の甘い匂いがアーヤの鼻を撫でています

森のうえでは雲がぐんぐん姿をかえてゆきます

とうとう青空だけをのこして雲は見えなくなりました

森のやわらか色の緑はず ....
予備校にはリフレッシュにとテニスコートがあった

そこで僕らはほぼ一日中ダブルスをした

コートの周りの新緑は日々その影を濃くしていった

予備校に似つかわしくない汗まみれの僕ら

6 ....
60ぐらいの爺さんに

ちくちくと批判されていやな気持ちになる

耐えている

それでも


批判してくれるひとに

耳を傾けると成長できるなんて嘘だ

無責任な嘘だ

 ....
テラスに出て月を見つめる

街明かりは月とは関係なく輝いている

夜を跳ね返そうとしているのだろう

ずっと起きているほうが楽しいだろう


きのうの夕方ぼくは誰もいない家に戻った

みんな俺が蒔いた ....
あなたは親戚やお母さんといると

やわらかい顔になる

とろんとした夢見がちな笑顔になる

オレの出る幕などなくなるくらい

でもたぶんそれは

オレが親戚やお母さんに溶け込んでい ....
めちゃくちゃ元気でびっくりした

オレンジぴかぴかお母さん

やさしい木みたいに笑ってくれた

オレンジぴかぴかお母さん

きれいな顔したおっさんみたいや


きょうあたしな
 ....
ぼくは夜の街道をゆく

あなたの写真を見つめながら

せつなくなれる場所を探している

街はとても明るくて

その場所は探せないでいた


マンションの手摺りから

しゃがん ....
仮面ライダーになりたかった

あのときぼくはまだ

仮面ライダーじゃなかったから

そのことばかり考えていた


三日月は満月になりたかった

ひとはみなしあわせになりたかった
 ....
のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば

近代日本の夜明けを描いた作品のあとがきとして書かれたこの詩をわたしは好まない


坂という使いふるされたイメージとひか ....
きみの知らないところでちいさな騒ぎを起こして死んでしまいたい
ゆき違いの姉妹がこころを遠くさせてゆくように滅びてしまいたい

水っぽい埃の匂い
午後のアンニュイ

人肌なんて恋しくなかった ....
そんなことを思考してまた絵を見つめた

思考は霧散して

けなげなほどの静謐が

開放されていた

ぼくは考えて見つめて考えて生きていた


カボチャの絵を買った

白地のカボチャに

きらきら光る青 ....
船はゆく

船はゆく

港にさよなら

船はゆく

こんな歌が歌い継がれていた

人はゆく

人はゆく

何にさよなら

人はゆく


青がきつい冬の空

メ ....
愛憎ちゃうから

愛だけやから

裏表ちゃうから

表だけやから

ほんまやからな


冬至の朝の日の出を待つ

なんでこんなに暗いのだ

幾時間かが経ちまして

冬 ....
いまは澱んだ青だけど

あの日も澱んだ青でした

三度書かれた僕の名前

書けばいいってもんじゃない

それを認めてしまったら

僕はバラバラになっただろう

母の手紙を破るしか

僕は僕を繋ぎとめる ....
がんばるがんばるってなにをがんばるんやろ

男に猛アタックでもしてるんやろか


うん、たぶんそやな

それいがい

あいつががんばるようなことなんて

なあんにもないはずやもん ....
今日も一日がんばった

今日も一日さみしかった

今日も一日さまよった

はやく疲れてしまいたい

はやく擦り切れてしまいたい

はやくかすれてしまいたいんだ


夕暮れが夜 ....
まーつんさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さようなら若い日よ- 吉岡ペペ ...自由詩1314-9-22
長い夏休み- 吉岡ペペ ...自由詩414-9-7
みんな渡り鳥- 吉岡ペペ ...自由詩1014-8-9
鳥よ、あなたは- 吉岡ペペ ...自由詩413-5-9
計算- 吉岡ペペ ...自由詩413-5-4
世間の香り- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-19
ボクハ強インダ- 吉岡ペペ ...自由詩1213-3-26
たいせつなひとたちへ- 吉岡ペペ ...自由詩1113-3-15
みんな長生きしてくれよ- 吉岡ペペ ...自由詩613-2-10
冬の役目- 吉岡ペペ ...自由詩212-7-18
いつもありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩212-7-16
少年の郷愁- 吉岡ペペ ...自由詩8*12-7-16
風の通り道- 吉岡ペペ ...自由詩712-7-14
貧しき想い出- 吉岡ペペ ...自由詩1412-7-13
(第1話)アーヤと森とふしぎなひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-6-6
浪人探偵団- 吉岡ペペ ...自由詩1012-5-28
それでも- 吉岡ペペ ...自由詩7*12-5-9
スーパームーン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-5-5
- 吉岡ペペ ...自由詩5+12-1-1
オレンジぴかぴか- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-31
あなたのやさしみ- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-31
こころの光- 吉岡ペペ ...自由詩711-12-30
坂の上の雲- 吉岡ペペ ...自由詩511-12-28
死んで滅びて- 吉岡ペペ ...自由詩1+11-12-25
開放- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-24
メリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩511-12-23
愛憎ちゃうから- 吉岡ペペ ...自由詩311-12-22
車窓- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-16
がんばる- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-16
精神のカルテ- 吉岡ペペ ...自由詩6+11-12-15

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