たおれる
はるな

いるのは
さよなら
だけだったね

人だらけのまちで
風が倒れるのを
ひたすらにまっていた

そして
ようやく出あった
ふたりに
のこっているのはもう
さよならだけだったね



自由詩 たおれる Copyright はるな 2012-09-27 14:57:30
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