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勝ち負けだけで決まることのほうが少ない
省みられる過去に絡みつく
勝敗のフェンスを潜り抜けて
思い出は形を損なわず光を放射する
勝ち負けを判断するのは誰か
私か君か親か世間かそれとも ....
はるにうまれたやつは
ゆめみがちなやつがおおい
かぜはつめたいのに
ひざしがあたたかくて
ゆめをみるのにもってこいなんだ
だからか
はるにうまれたむしは
ひらひらおそらをとんでい ....
ねむっているとき
ふとんとかさなりあっている
わたしはふとんになっている
あたたかくてきもちいい
わたしとふとんはあたためあう
もうここからはでたくない
わたしのまるまったからだ
ひ ....
公園に行く午後
テレビは何も歌わない
単なる網戸越しの騒音で
ふっと
人の気配が途絶える
午後二時過ぎの無人地帯
{引用=公園でボール遊びをしないでください
公園で犬を散歩させないで ....
初めて空を飛んだ日
私に帰る場所はなかった
指示をくれる人もいなければ
計器も灯台もなかった
頼れるのは私だけ
飛行機が
機械の身体になって
両腕よりも遥かに長い翼で
私を空へと運 ....
悲しみが止まらない夜
涙をおくる腺がどこかで
切れてしまったようで
泣こうとしても涙が出ない
悲しみだけが
ぶくぶくと腹の底から
湧いてきて
行き場をなくした涙が
身体の隙間を埋め ....
木馬が回転する荒野
芝生の丈は坊やの前髪
風が吹いても揺れやしない
朝の光を忘れた頃に
夕暮れ、赤い日が落ちる
白いタテガミ、回転木馬、揺れぬ緑の草の上
空から降るのは億千の星の粒とか ....
雲ひとつない空の青が眩しい
どこに太陽があるのかもわからないくらい
水色がひたひたと目に入ってくる
校長先生と呼べる人がいる場所を遠い昔に離れ
気だるい朝「今日は雲ひとつない晴天です」と
快 ....
subaru★さんの木屋 亞万さんおすすめリスト
(8)
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スピンアトップ
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木屋 亞 ...
自由詩
4*
13-1-21
はるうまれ
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木屋 亞 ...
自由詩
6*
12-3-10
気持ちいい_穴_さようなら
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木屋 亞 ...
自由詩
6*
11-12-14
こうえんこう
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木屋 亞 ...
自由詩
3*
11-5-28
有視界飛行
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木屋 亞 ...
自由詩
2*
11-4-28
戻り涙
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木屋 亞 ...
自由詩
1*
11-3-22
夜に遊ぶ
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木屋 亞 ...
自由詩
3*
11-3-6
空の青さが眩しくて支えきれずに
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木屋 亞 ...
自由詩
4*
11-2-26
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