すべてのおすすめ
未来はきっと明るいと信じている
明日がどこから来るとしても
太陽はきっと東から
音もなく昇ってくる
まだ眠っている人を起こさないように
少しずつその光を強めて
朝を告げる

過去はとて ....
 ちょっと団子っ鼻
 でも美人
 詩人だし
 ちょい太め
 テレビで観ると
 太め
 太め
 汗っ掻き
 自著の紹介
 腋が開く
 カメラに向かって
 両手添え
 それ立てる時 ....
 野に咲いていた
 赤い花を
 むしんにむしっていた娘に
 わたしは言った

 かわいそう
 花さん、いたいいたい
 白い花さん、いたいいたい
 赤い花さんも、いたいいたい
 ....
きうわおじいちやんと
いつしよにつりにいた
いぱいつれたのれ
よかた
たのしかた

きうわおかーさんとおねいちやんとしらないしとれ
らどんせんたーにいた
きもちよかた
またいくよ
 ....
神様を信じない

だけど道がふたつあったとして
救いのある方へ
ふりわけられたとき
感謝してしまう

私にも
なにかできるということかな

神様いるのなら
今日はありがとう

 ....
雪がこんこんと降り続いた次の日は
まだ夜が明け切らない早朝から
トラクターのエンジン音が響く
凍てついた大気では
空に昇る煙も、どこか力無い
そんな極寒の中で
現役を引退した男たちが
除 ....
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから

君のこ ....
いまさらオーネットコールマン

意味不明の言葉の羅列が
たくさんの誤解を招き
バイト先の立ち食い蕎麦屋のカウンターのように
汁にまみれRu

言葉の羅列に色はないが
汁にまみれていたの ....
朝、一番最初に知ったことが同僚の死の知らせだった
自殺か他殺か事故死か病死か
自室で死体が見つかった
ペットボトルから水を飲むとき
クイっと手を添えて顔を上向けるクセのある人だった
死ぬ理由 ....
雨の降っている朝だった
雷が近くでうなっていた
ときどき地がふるえ
木がゆるゆる揺れ
小学生が嬉しそうに道をいく
わたしはゆううつだったが
彼らを真似て
ステップを踏みながら歩いてみた
 ....
ゆうひかとおもったら
もうあさひだ

しずかなときが
ここにある

いきている
いまもどこかで

たいようの
ゆめをみてるひとが
           風
    ビ      ニ      ル

苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗
    熱             暑
苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗 ....
 

意識を下方修正する
受け止めきれない諦めを海に投げ捨てて
優しさのような白波を蹴破った


どんなに叫んでも
摘み取られたらお仕舞いね
見苦しいから、見てみぬふり決め込んで
 ....
砂浜になぜか
まるのまま打ち上げられたりんご
いつからあるのか
りんごはなかば透き通っている


食べたらひどくだめそうなのに
僕はそれを舌にのせる
のを逐一 想像する ....
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている

わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ....
{画像=110425205426.jpg}

*

あの日

とおく過ぎ去ったあの日

想い出はいまもあるのかな

あなたの胸に

*

あの日

苦しくなるくらいまで ....
開け放たれた 窓を 飛び出せば
どれみふあ空のかなたどちらさまでしょうか
わすれがたみということの
わずかないたみを もつものです

聞きかじりのリアリティに
意義をとなえる あたしと
 ....
二次元の向こうから

ひたひたと
伝わってくるものを
感じる

4月のはじめ

毎月更新される
華やかな写真の中より
客船と共に

モノクロの横顔と
長身のスーツ姿が
一致 ....
母が買ってきた食器を
祖母は押し入れにしまう
母はそれに気づいて
いるがなにも言わない

祖母はかちゃりとも音を
させずに食器を移動させる
祖母の顔は真っ白で
太陽の匂いもしない

 ....
  うつむけば、
  いびつな砂利道。
  ぼくは陽を背負う
  ぼくは染みてゆく影



  見あげれば、
  ゆらめく電線。
  ぼくは見つめる
  ぼくは透明なひとみ ....
まてんろうが
かすんでいる

かすみをたべて
くらすひとが

あのあたりにも
いるらしい
極め付きは米山くんの死だった 。
例によって蛇口から滴り落ちる水が八分音符を刻んでいる 。

片隅の椅子に座ったまま
ひっそりと蝋燭を灯したような薄暗い部屋のなかで
女はむき出しの ....
金は底をついて財布が泣いています
スーパーの惣菜半額セールに参加することは当然の事なんです
電気ガス水道を使えるのは
ありがたいと思わないといけないんです

東電は暫く原則的に停電しないと言 ....
テレビの音が
 ザー
です

うるさいです

私の体というモノはうすい胸です

なんてうるさい

雨の音が
 ザー
です


待ち合わせた場所ではじっと ....
 埠頭から埠頭へとコンクリートと鋼鉄の道を手わたす
 橋の下で
 アキ缶を叩きつぶしながら
 男たちがラアラア話をしていた
 母音/子音
 混ぜあわせたコトバが
 まったく意味 ....
塩辛と奴さんが笑っているから
嬉しくなる夜
君のマスク嗅ぎたい
ちんすこうって言ってみて
恥ずかしくなったら
教えてほしい

丁寧に歯を磨き
髪を整え
一帳羅に身を包んだ
格好よく ....
がんばろう日本!
ひとつになろう日本!

ひとつになった一匹の巨大なナメクジが
瓦礫の上をピチピチと飛び跳ねている
寒い時 防寒着をかしてくれた人が居た
都会の職場へ戻る夜行列車の戸口で
切符の予約をとらなかった甘い自分を悔い
朝まで立つ気で汽車に揺られるさなか
途中の まだ雪の見える駅から乗り込み
戸口 ....
今日は歓迎会だったので
先輩が顔のきくバーというところに行ってきました
古典的というかなんというか
カウンターとボックスと通信カラオケ
カラオケは得点制 まあ
それはいいんだけど
得点に応 ....
まちがえて
ほたるにうまれてしまった

ゆうじんが
みつからない

わたしといえば
ひとにうまれたはずなのに

なぜほたるが
ゆうじんなのかわからない

そうか
 ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5270)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あかるいみらい- 木屋 亞 ...自由詩2*11-4-27
- 藪木二郎自由詩1*11-4-27
つくりものめいた、花- 石川敬大自由詩15*11-4-26
2年竹組・正くん- ズー自由詩2*11-4-26
不信心- 朧月自由詩211-4-26
年寄りの住む村- 見崎 光自由詩8*11-4-26
うつっぽくするくせがなおらない- ki自由詩4*11-4-26
何を今さらオーネット- ……とあ ...自由詩12*11-4-26
訃報- アキヨシ自由詩311-4-26
雨の日の朝- マフラー ...自由詩5*11-4-26
太陽の夢- 小川 葉自由詩411-4-26
苗、ビニル、暑- 白昼夢自由詩1*11-4-25
素肌に依拠する- 笹子ゆら自由詩3*11-4-25
殺伐にいたる病- フユナ自由詩10*11-4-25
引き潮- アオゾラ ...自由詩211-4-25
あなたを映す世界_/_木漏れ日に揺れる想い出- beebee自由詩1611-4-25
あまがみ- るるりら自由詩21*11-4-25
二次元の向こうから- 森の猫自由詩10*11-4-24
たそがれ- 朧月自由詩511-4-24
つつみ- 草野春心自由詩5*11-4-24
摩天楼- 小川 葉自由詩411-4-24
ひとり生きてゆく(ということ- アラガイ ...自由詩6*11-4-24
給料日前- subaru★自由詩3*11-4-24
ひとよひとよひと- にしなま ...自由詩6+*11-4-24
橋は、スイッチである- 石川敬大自由詩10*11-4-23
希望- skc自由詩111-4-23
がんばろう日本!- 佐藤伊織自由詩2+11-4-23
正月休みの列車で- 砂木自由詩9*11-4-23
ラブあんピース、なんだよなあ- umineko自由詩9*11-4-23
- 小川 葉自由詩211-4-23

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