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くそう、近所のスーパーが一軒潰れただけでこのざまだ。

歩いて行ける距離、安さ、おいしい肉海鮮。完璧だったものを。

実は近所にもう二軒スーパーはある、十分じゃないかな。

しかしおいしい ....
彼岸花の熱に服を焦がされ
黒と茶のまだらになった
最初は白いシャツだったのに
空は膨張し雲は引きちぎられていく

喉の奥がいがいがする
息も唾液も通らない
秘密の部屋で
黄色く発酵して ....
たまに孤独を感じることはあるが、しかし、そんなときには砂漠の写真を眺める。空が闇に侵された下で、砂漠は、月明かりに銀色に興奮している。僕は、そうすれば、孤独から逃げられる気がする。理由は分からない。も .... あらゆる全部に値札がついて
かんたんに花をつむこともできない
ぴかぴかの看板を背負ってあるき
いちにち集めた小銭とひきかえに
やさしい、こまかい花を持ちかえる
世界はわたしを許したこ ....
おかしいくらい、
私の人生が冴えていたことは、ない。
ただの1度もない。
休日は後ろの席の嫌な男のことを
ずっと嫌だという思いが消えない
ずっと好きな人がいて報われないけど恋に囚われていた方 ....
 なぜか得してるように見える

 しょうがない人

 なぜかいつもニコニコ和ませる

 しょうがない人

 なぜかスローモーション

 しょうがない人

 もしかして ヤキ ....
雨が降る
激しい、激しい
雨が降る

漆黒に濡れ光るアスファルト
雨垂れは規則的に軒先から落ち
わたしはコンビニのイートインにて
濃いアイスコーヒーを啜っている

さみしい気持ちとあ ....
  ・ ・ ・


今年の森の地図が
そろそろ終わりだから
恵みにあやかりたいと
降りた自転車を立てかけた
裂け目のような木の下闇からは
あからさまな拒絶の気配を感じたが
それは人間 ....
わたしたちは歩く
可笑しなことはないのに
となりできみが時々ちいさく笑う
(なにか間違っている?)
でも訊くことなんかできない

わたしたちは黙って歩く
おおむねすべてのひとたちは
 ....
うすぐもり
ベランダから
なにを見ているんだろう



それとも

ひとだけに
不自由がはびこる

気づくと
いつ死んだかわからない
カタツムリの
はりつめたよ ....
私はあそこに住んでいた
だから帰りたいと思うのだろう
いつか
いつの日にか
元の姿に戻って
愛しい人と再び会って
帰って行くのだろう
懐かしい家に
言葉も忘れて
静かに漂いながら
 ....
帰ろう
窓は開けたから
明かりもついたまま
温かいスープまである

帰ろう
足の折れたベンチと
錆びの落ちないすべり台
乗客のほとんどいないバスが走る

ひび割れたコンクリートの垂 ....
肩越しに見える夕陽が
傷跡みたいに赤く
落っこちそうで
揺れている

並ぶのは景色ばかり
それでも
君が振り返ると
音なんてしないのに

ギュッと
掴んだ手首は
熱くなる

 ....
余命半年の神様が背中に憑いている
あなたは上等な木の椅子を買ってきて
部屋の窓辺に置く
神様は名残惜しげにあなたの背を降りて
椅子に座り深くお辞儀する
昼間はいつも窓の外を見ていた
夜 ....
闇に没して
自称詩人、自称詩人と
つまらない悪態ばかりついている
くそったれだ、キサマは

わたしは歌い叫ぶ
この世の地平を突き破り
独りになって、独りに戻って
限界ギリギリまで
内 ....
 橋の上で黄昏てる

 橋の上から走る車をながめると

 行き先が気になる

 橋の上から揺れる河面を眺めると

 額で風を感じられる

 橋の上から見て撮れる

 水鳥た ....
商店で見た山崎パンの
バターケーキが豪華に見えた
電話ボックスに置かれた缶コーラに
毒が入っていたニュースが怖かった
ユリゲラーがスプーンを曲げたかと思うと
あのカルト教団の教組が宙に浮いて ....
幼少期
病弱で風邪をよくひいた
愛情と食べ物にいつも飢えていた

少年期
正直者で学力ふつう体力ふつうだった

青年期
寂しい一匹狼で
いつも虚勢を張っていた
気が小さいといわれる ....
あざやかに青い空には
壮麗な夏雲が立ち
先ほどまでの蝉時雨も止んで
静かだ
永遠というものが
今此処に垂れ込めてきたかのような
濃密な静寂だ
この圧倒的なあかるさ静かさには
けれど あ ....
羊が鳴いている
嵐の吹き荒れる草原に
たった一匹だけで
メェメェ、と

あの羊は
はぐれた仲間の群れを
呼んでいるのか
ずっとメェメェと
鳴き続けているだけ

あの羊を
わたし ....
ひとを好きになって傷ついて
感傷を肌で美しく感じていた
そんな時間
映画音楽のようにドラマチックな

からだの外へ出た細胞たち
絶えて流れた
う化して剥げたわたしのベールは
ふ ....
眠れずの夜半の僕はといえば
ベランダに丸椅子出して店番す

陳列された星座の数々に反し
なかなか御客も来そうにないが
おもいのほか
ながい旅になったね

きみが言うとき
夏はもっと熱くなる

もっと遠くへ行かれたね

言い合いながら
右往左往した
春や秋や冬を思い出すと
夏はますます長く ....
夢のなかにいるように
夢のなかで歌うように
輝く、輝いている
星、星たち
意識は奥深く落ちて

わたしは誰?
わたしはどこからやって来た?

無表情な現実がかき混ぜられ
失われた魂 ....
ビートルズを初めて聴いた中二の休み時間
直観と感覚が一体化した

直観は向こうの奥底からやって来て
感覚はこちらの世界からやって来て
繋がり共働した

僕はこんなにも自由だ
僕はこんな ....
霞んだ滲んだ奥底から
仄かに姿を現すもの

深い、深い
海の底にいるように

無音のうねり
無音の夜

限りない広がり
限りない響き

忘却と思い出の狭間に立たされて

奥 ....
朝から蝸牛に じーじー
せみ時雨

けだるさに ぼーぼー
しょげかえる

 …一雨ほしいな

撫でてみようか
なつ時雨
僕の同級生の一人はプロのジャズギタリストで
今日は彼のアルバムの曲を聴きながら
砂糖入りのインスタントコーヒーに
スーパーで分けてもらった氷を入れて飲んでいる
コーラは無いけどシケモク ....
満場一致の湿った場所にギョロつく子と
山犬の道理、光芒は肩を並べ
あしの速さを競うように、
浅瀬に乗り上げあとに続いていく
噴霧器の全勝。
それは唇が触れましたか。

えぇ、

次第 ....
波打ち際の賑わいに飽きて
少し沖へと泳ぐ
足が地球に着かなくなれば
急に独りが押し寄せる

海は突然生き物になる
いくつかのうねりを助走にして
高くそびえ立った
生まれたばかりのその腹 ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5311)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ここにいる- りゅうさ ...自由詩6*22-10-9
- 木屋 亞 ...自由詩4*22-10-8
砂漠のパラドックス- 暗合自由詩222-10-8
秋桜- はるな自由詩922-10-5
ゴキブリ- 杏っ子自由詩522-10-1
しょうがない人- 佐白光自由詩7*22-9-24
朝、静かに- ひだかた ...自由詩4*22-9-19
森の地図- soft_machine自由詩3*22-9-13
羊雲- 自由詩16*22-9-11
薄い殻- 自由詩11*22-9-9
- 妻咲邦香自由詩122-8-29
夜明け- 妻咲邦香自由詩122-8-28
feeling- ミナト ...自由詩222-8-28
wod- mizunomadoka自由詩722-8-26
SHOUT- ひだかた ...自由詩6*22-8-22
橋の上から- 佐白光自由詩3*22-8-20
居酒屋あらわる- うめバア自由詩1322-8-20
自画像- ホカチャ ...自由詩4*22-8-16
夏の影- 塔野夏子自由詩8*22-8-13
- 逢坂 冬 ...自由詩9*22-8-12
やわらかいかけら- 唐草フウ自由詩4*22-8-11
店番- クーヘン自由詩6*22-8-8
- はるな自由詩622-8-3
夢のなかにいるように- ひだかた ...自由詩622-7-27
ビートルズと自由・直観と感覚- ひだかた ...自由詩522-7-24
コンタクト- ひだかた ...自由詩722-7-23
けだるさ時雨- ナンモナ ...自由詩6*22-7-22
「地の時代の闇と風の時代の黎明」- ジム・プ ...自由詩1*22-7-21
春秋に富むとすれば- あらい自由詩122-7-14
夏の泡- そらの珊 ...自由詩9*22-7-13

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