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今日も僕は詩を書く
抱えているイタミを
癒すために

詩を書くということは
祈ることと似ている

読んだ人が
少しだけでも
元気になればいいと
読んだ人が
少しだけでも
勇気を ....
 
誰も家にいない

ファンタグレープを一人で飲む

日記なんて書かない

太陽

汚れたレースのカーテン

台所の床で裸

扇風機

団地の正午

その子は、誰も想 ....
「隊長、彼の処分は?」
「ウルトラだ」
「解りました」

「諸星くん、キミの処分が決まった」
「そうですか」
「ウルトラだ、地球に行ってくれ」
「そんな!」
「体力勝負のところだ、しか ....
ぶっこわれたたなごころ
ぶっこわれたたなごころ

荒くれ者の堕天使と
ふにくをくらうバクの群れ

ぶっこわれたいちじくの
ぶっこわれたがための
処女懐胎

赤く爛れたぐじゅぐじゅの ....
水たまりだらけのいちにちを
病院のベッドから眺めている

何冊めかの本をてにとり
2日めも暮れなずんでゆく

痙攣していたてあしが痛みから解放され
滞っていたからだの中の運河がなが ....
答えにたどり着く気がして
川沿いをひたすら歩く

午後九時
一瞬雲の切れ間に輝いた二等星
願うことから始まる絶望が
いつでもおいでと笑っている

仲間は裏切者だった
でもそれでいいじ ....
この精神ひとつ
この身体ひとつあれば
必ず這い上がれる
やってゆける
形のない精神で
有限なこの身体で
今日を生きる
精神はあの天球と繋がり
身体はこの地球と繋がる
この私の意志の振 ....
机に置かれた一杯の水に
天井のランプは、反射して
小さな虹が架かる

今日も何処かで
人の間に
虹の橋はあらわれる
みさめがふりつづけばつちはながされて
                 わたしがうまれた
由来から植物は埋もれ酵素も分解されて
              腐食の生きものたちがはみ出してくる ....
どうにも目がさえて眠れないので
今日の夢をゴミ箱に捨てました
今日の夢は泣いていましたが
何も言わずにゴミ箱に蓋をしました
ひとは残酷ないきものです
ティン・マシーンを聴いていてふと
 ....
夏休みの宿題なんてどうでもよかった
日中 曇天か雨天でない限り
太陽はかっと照りつけて気温は空気が焼けるまでに上昇した

粗末としか言い様のない昼食をすませると
近くを流れる川で水を浴びるの ....
知らないうちに「絶望」に侵食されていませんか
僕は少しコロナ過を軽く見ていたのかも知れません
豪雨や天候不順も精神に重く圧しかかって
「希望」が薄くなってきていませんか
だとしたらここらで無理 ....
生活苦にはお金がいちばんにきく注射針
日々の生活からお金がなくなったら
命が潤滑に回らなくなる

夫婦は無理して家を買ってしまった
引き換えに
住宅ローンが重く重くのしかかってきた

 ....
星屑のそれこそ屑だらけの海を泳いで
ようやく海から這い出たような
じんわり、と、重い。
私を裏返してでてきたものを
両手でかき集めて
ひとつひとつ灯の光に透かして見てみると
とてもきれいで ....
つま先から
ふくらはぎ、ふとももの
静脈をとおり

心臓にかえってゆく血を
凍らせ
解凍して
通わせたい

最後に触れた頬


書いたとき
ペンをもつ人差し指の
指先の冷 ....
こころみだれることなく
いたい

ふたりで
こころみだれることなく
いられたら

こんなに
こころみだれることもなかった

こころは
もう
じゅうぶんつかれた

ののはなを ....
夕飯の後の食器洗いは
いつもぼくの役目だったね

陽気なリズムの音楽に合わせてササッと、そうだな…例えばアメリカのホームビデオでお調子者のパパがウケ狙いでやるような感じが理想だったけど

け ....
琥珀色のぬらりとした
リボンのようなハエトリ紙を
白い壁の間借りした部屋に垂らす

夕焼けに光るそれはまるで
蜜をたらふく蓄えた大樹のようにみえて、

懐かしい実家の情景を誘って ....
ハーマンのPC スピーカーから流れる
ビジターズが土曜日の朝を現実的に彩る
プラズマライターの十字の炎で
細巻のタバコに火をつける
アルカロイドが身体に浸透し
シナプスの少しの反乱と足の筋肉 ....
だいぶ昔の事だけど給料日

いろんな支払いをして残った6974円を握りしめて帰ったね

いつの間にか7000円の大台へと脳内補正がかかっていたっけ

君には言わないこの7000円で、ぼくは ....
目が覚めたら
朝からどんよりと疲れている私とその身体があった

昨夜は熱帯夜だった
ダブルベッドの上で
乱れた寝具は汗と脂のイヤな匂いがした

人それぞれに体臭がある
人それぞれに口臭 ....
人生最悪の今

それが今
この今

これ以上ないかというほどに
悪い今

この今も
すぎてゆき過去となる

最悪は続かない
続けない

事態はどんどん変わっている
気付か ....
かたまりを
泣いて泣いて
まるめたら
水溜まりへ泳がしましょう

暗闇でじっと
ずぶ濡れながら
わたしは
水溜まりの淵でふるえつづけないと
生きているのが恥ずかしい
と思っていたら

服が溶けて全裸になった
すっぽんぽんになってから
服は着ていたのだと知った



生きてる場所が底辺も底辺だ
と思っていたら

突然 ....
{引用=むかしばなし}
幾千幾万の囁きで雨は静かに耳を溺れさせる
まろび出た夢想に白い指 {ルビ解=ほど}く否かためらって
灰にならない螢の恋は錘に捲かれて拷問されて
透かして飲んだ鈴の音も夜 ....
蒼いインクを流し込まれて
世界は行き暮れた
やがて長い夜が明け
暮らしの屋根から細く立ち上るかまどの煙や
打ち寄せられた農具さえ
インクの色に染まっていた


それでも 鐘の音を聞くと ....
今日も真夜中の向こう側から
たくさんの「タスケテ」が届く
本気もあればウソもあって
見分けるのはむずかしい

だけどアタシはとりあえず
見つけた全部の「タスケテ」に
「ダイジョウブ」って ....
ずっと不安で震えていた

曖昧な言葉しかない世界で

曖昧な事ばかりをした

絶望など存在せず

かといって希望も無いような世界が

意味もなく立ち込めていた

間違うことから ....
白いカーテンの揺れる部屋は
少し黴臭く、湿っぽい
レンタルベットの軋む音の中に
心臓だけになった母親は 小さく呼吸を繰り返していた

はじめて母親の大きな身体が剥がれたのは 小五の夏休みだっ ....
The golden door

うちの猫はキーボードを踏んで歩き
スリープ状態のパソコンを呼び覚ます名人である

ぼくの彼女は何時も地雷を踏んで歩き
その意味ではとても有能な詩人でもある ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5422)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕は少し、精神を許してゆく- ジム・プ ...自由詩3*20-7-26
summer,_nothing- 墨晶自由詩4*20-7-26
ウルトラショブン- イオン自由詩2*20-7-25
清冽な声- 道草次郎自由詩220-7-25
レインダンスのまち- 梅昆布茶自由詩1820-7-25
川沿い- TwoRivers自由詩9*20-7-25
きれいな水の中で感じたこと- ジム・プ ...自由詩9*20-7-24
- 服部 剛自由詩320-7-22
もの語るの虚と真実- アラガイ ...自由詩12*20-7-22
夢を見るのは悪いことではないけれど- ホロウ・ ...自由詩12*20-7-19
蛇は何処へ- こたきひ ...自由詩620-7-19
マジック・ワード- ジム・プ ...自由詩5*20-7-18
日々の生活には- こたきひ ...自由詩820-7-18
遠泳- ねこ(ki)自由詩12+20-7-13
人差し指- wc自由詩520-7-13
とてもちいさなねがい- 道草次郎自由詩120-7-12
あの日- 道草次郎自由詩420-7-8
ハエトリ紙- ゆるこ自由詩11*20-7-4
土曜日の朝- ジム・プ ...自由詩3*20-7-4
給料日- 道草次郎自由詩320-7-2
目が覚めたら- こたきひ ...自由詩220-7-2
ひかりを見出したいです- 道草次郎自由詩220-7-1
永遠でない夜を受け容れたい- 道草次郎自由詩220-6-30
ゆでダコ- ◇レキ自由詩5*20-6-30
頭の上にかもめが落ちて来る- ただのみ ...自由詩8*20-6-27
- Lucy自由詩13*20-6-27
ダイジョウブ- もとこ自由詩14+*20-6-27
ずっと不安で震えていた- 道草次郎自由詩320-6-26
母親の変態についての手記- ゆるこ自由詩12*20-6-25
The_golden_door- 梅昆布茶自由詩1220-6-23

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