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小料理屋の前で
ミャアミャア鳴くお前は
「リアル招き猫か!」と
心の中で突っ込んでは惚けてみた

あの凍てつく日から
平日の朝は日課のように
小料理屋の前を守っているんだ

夜 ....
日々を同じとかたまりとして捉え
線を引いている大人

日々新鮮な学びがあり
拡がっていく子ども

きのうと今日とあしたは違うんだ
だから
大人は子どもに負けてしまうんだ

僕はいつ ....
昨日までの激しい雨が
嘘のように澄み切った青い空
なのに気分はブルー…


昨夜のデートで彼女が
「その紺のスーツとスカイブルーのネクタイ、すごく似合ってるよ」
って言ってくれた ....
私はもう、おんなでいたくないのです



夜中になる前に、
私がまずすることは
夜の空気に右腕を入れること
ぐるぐると掻き混ぜると私と化学反応をおこすので、そこでゲル状にな ....
甘いシュガーロール。
彼女はまだ一口も手をつけずにいる。

「私、これ好きなんだよね。」

朝は誰よりも早く起きて綺麗な顔をする。
そんな彼女が赤い目をしてうさぎみたいに笑った。

僕 ....
誰もいない街で語るべきものなどあまり見あたらない。川に身を投げたいと思った。代わりに、持っていた新聞紙を放り投げた。コイが食べるのかもしれないと思った。そして夢を見た。持っていた笛を吹いた。誰も仕事な .... いよいよ
しのうとおもい

いしょをかきに
やまおくにきました

まさかはちに
おそわれるとは

はちのじをかくはちも
いしょのつもりなのでしょう
蛍光灯のタイムラグ


青白い光の中で


斜めになった椅子の

神経質な輪郭に



目を瞑る
                 










                          自分が書く詩に

  
                     ....
 
窓辺の席で
遺書を書いていると
一匹の蝶が
入ってきました

蝶はしばらく
便箋の上を飛び
再び出て行きました

わたしはふと
誤字に気づき
その頁を破りました
少し音が ....
 あの頃はまだ
 山ガール
 なんて言葉
 なかったかなって思うんだけど
 あのひとはなにか
 そんなニュアンスの言葉で
 自己紹介したんだ

 二つの同人誌グループの
 合同の飲み ....


いったいこれは何の会議だろうか。ただ、つい最近もこういった会議に参加した気がするので、きっとわたしに無関係ではないはずだが。しかし、みんな一体何を話しているのだろうか。な ....
」四角い箱の中からラマダンが飛び出してきて
曇り後に必ずや晴れ
それは / お祈りがあるから絶食するのだろう
明日って思うとたまらなく憂鬱だ
食べるために働けとか
社会のため ....
かぜがこすれてうずをまく
太古の夜がにじみでる
雨が黒の
合間を縫って
土の人の声を通さぬ
さしづまる夜の帳を
夜の帳を
いっぴきの猿が舞う
あちめ
三日月を長い腕で掴み
鮮やかな ....
面倒なことを喋る縁
男女の関係


 (憶測


通りすがりの意識に残るわたしを美しく飾るため
きみの、その、言葉があって
縫い糸は池を泳ぐ



スプーン「 ....
何かなくして
何かでつながる
あたしたち

あなたのことが
すき

すきってなんだろ
説明できるひと
えらいけどなんかそのまに
何かが変わりそう

何かわからないのが
すき
 ....
生ゴミみたいな愛
夜にめりこんだボードレールのはげ頭
雨音は強くなるばかり
君達
ティッシュ
何使う

言うなよ
知ってる
ソフトローション

残念だ
ラックオブ
イマジネイション

水を張る
洗面盥
あふれる

薔薇の切花
マダムフィガロ
 ....
真っ白い、って


乾いた石で造られているベンチが一組、砂地の広場に置かれていた。
祝日の歩道と砂地との境目に、たましいが死んでおり、黒ずんでいる。
ゼラチン状の日差しが、座り込んだ膝を包ん ....
あぜ道にはよもぎの群れ
なつかしい香りがきて
足をとめ
瑠璃色の頂をあおげば
中空にひびく 
ひばりたちのクーラント


くり返されて
増幅されていく営み
遠ざかったもの
遠ざけ ....
無意味の中で
意味を求めて言葉を書き連ねる男

技巧は太陽の熱にやられてくたばった
ユーモアは強い風に軽々と吹き飛ばされた
そして想いは雨に溶けながら尚も成長を続けている

ペンが走る前 ....
身体の中の気の流れを
頭のてっぺんから放出する
身体にとりついている雑多な生き霊たちが
いたたまれすに身体から離れてゆく
このときに肩から背中にかけて
身体は痙攣する
しかし気分は悪くない ....
張り裂けそうな胸を抱えたままで
整然とした街を歩いていく
君を失ったからではなく
単に空っぽな未来を想って
痛むこの胸がつらくて
知らないうちに奥歯を噛みしめている

若者たちが集まって ....
赤い軌道をひとり歩き
真っ直ぐに日は照り
真っ直ぐに日は沈む

何故 そんなに真っ直ぐな道を進むの?
何故 ひたすらに真っ直ぐ貫くの?
何故 規則正しく礼儀良くするの?

疲れないかな ....
AといえばA

されど

BといえばB
雲は水でできている
空に浮かんでいる
風に流されている
海から来て
山に引っかかる
雨を降らせる
雷を落とす

人間も水でできている
地を歩いている
群れに流されている
子宮か ....
胸が痛いのに
胸のありかがわからなくて
ところどころに穴のあいた
記憶の袋をさがす

堪忍袋が破れても縫え
破れても縫え
そう書かれたお寺の黒板
ながめてあきれてた
制服の私

 ....
平野に拓き敷かれた田園を縫う
屏風状の防風林や団子状の間伐林
赤屋根のサイロや家畜小屋
立ち停まって修めなければいけない
長い時間を内包する風景を
すっ飛ばして疾走する旅行者の
過ちの時速 ....
 
 
橋の上で兄は星を数えていました
すぐ横で私は橋を数えていました
星は数えきれないほどたくさんありました
橋は私たちのいた橋ひとつだけでした
何度数えてもひとつでした
それが兄と私 ....
最近入店した笑顔の素敵な男のひと
洗い方は丁寧なんだけど
細長い指先からほのかにただようタバコのにおい

最初は気のせいかと思ったんだけど
どうやらそうでもないようで
せっかくのシャンプー ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5270)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
野良猫チャトラン(仮名)- subaru★自由詩7*11-5-12
大人と子どものカレンダー- くさいき ...自由詩211-5-12
嗚呼、青い- Honesty自由詩4*11-5-12
わたしはおんなでいたくないのです- ゆるこ自由詩711-5-12
別れの兆し- みやかわ自由詩111-5-12
どうしても変われない- 番田 自由詩211-5-12
遺書- 小川 葉自由詩211-5-12
欠片- 自由詩10*11-5-11
無題#- くろきた自由詩211-5-11
誤字- たもつ自由詩411-5-11
ヘンタイのサイテー- 藪木二郎自由詩2*11-5-11
テンオアラの嫁- リンネ自由詩311-5-11
愚痴- アラガイ ...自由詩3*11-5-11
土の人の声- アキヨシ自由詩211-5-11
カロリーオフ- 山中 烏 ...自由詩3*11-5-10
あなたをおっかけた- 朧月自由詩511-5-10
無題- ぎよ自由詩311-5-10
マダムフィガロ- 和田カマ ...自由詩2*11-5-10
真っ白い、光- ズー自由詩2*11-5-10
初夏、あふれる- 橘あまね自由詩911-5-10
発芽の後で_或いは前で- 自由詩4*11-5-10
僕のささやかな儀式- ジム・プ ...自由詩7*11-5-10
暴動、そしてヒグマの影- 真山義一 ...自由詩2811-5-10
赤い軌道を歩く- subaru★自由詩9*11-5-10
- 殿上 童自由詩9*11-5-10
cloudy- 木屋 亞 ...自由詩2*11-5-10
破れはぁと- 朧月自由詩411-5-9
- salco自由詩8*11-5-9
カタツムリの家- たもつ自由詩811-5-9
かおるひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*11-5-9

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