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部屋ごねん

ごねん

まるごねんの日は金曜日

ろくねんめの朝

立春のつぎの日

ありがとう

窓辺のみどりたち

ふくらむ鳥たち

空と木々のあわい

月光や ....
飾り付けのない
これは俺自身の塊だ
俺が俺に偽っていないかぎり
 
      骨の
      喉に
      落魄する
      水滴の味を
      舌は、しらない
      喘いで、ひねり
      捩れて は
      求めて ....
(組み換え)端子を間違えると
メッセージが錯綜する
断線や失望がスパークして
耳や目をふさごうと跳びかかってくる

一文字で
天文理論を

一撃で
社交界の均衡を

一発で
 ....
川の水がなくなっていた
また上流のダムがせきとめられているのだろう
その上流には私のいた村がある
村人にはダムに注ぎ込まれる川の水が
どこでとめられていても関心はない

ダムの真下には友人 ....
日常の八割は魔に刺されて足掻いているから
誰に殺されても文句は言えない なんて
みな息をするのに必死ですが
ばたついた手足は誰を殴ったか
答えよ

リンゴが木から落ちるのを見て引力に気付い ....
私の胸に 
一つの小さい門があり 
見上げた天井を透きとほって 
下りて来る階段とつながっている 

何処からか 
さりげないピアノの単音が響けば 
昔の誰かの足音が 
この胸の門に入 ....
退職した職員とこじれ 
くたびれた顔をしていた呑気な社長が 
一人残って書類の仕事をする僕のもとへ 
ふらりと、やって来た 

お客様の心無い罵声を浴びて 
机に顔を伏せていたまじめな先輩 ....
女のからだはうつくしかった

うすあかりに溶けだしたのは?

クリムトよ、あれはいったい?


女はおとこにつらぬかれていた

あえかな声やうすく閉じため

くみ敷かれたまま俯瞰 ....
トイレから出ると
首の長い女性が
宙に浮かんでいた
待ちきれなくて
こうなったのか

トントンって
ノックしてくれたら
途中で出てあげたよ
可哀想に僕のせいだ

フローリングに
 ....
みんなの詩ポツリポツリと
読み始めたよ
詩って輝くものだと思った
みんなの詩を読むことが
もっと楽しくなるだろうなと思ったよ
これからも読ませてくださいね

でもね まだね
勇気が足り ....
雪が融けてあらわれた
白菜たちのポニーテール

やっぱり白いんだね
薄くなった景色の中に
にぎやかに並んでる

真ん中 大輪のように開いた
白菜/紐ほどけて
神々しいという言葉が似合 ....
{引用=




天井の水紋に沈む
銀河の瞬きに
誘い出され
冬の花を探す


証なき白は
虚空に舞い上り
透明な肖像が
愛を囁く



 山茶花の紅い花びら
 ....
{引用=



真夜中に犬の声がかけてゆく


やっと帰宅した息子と
息子の帰宅を待っていた家内が
ダイニング・テーブルではなしをしている
声が
ボソボソきこえる

テレビの ....
なぜかしら
夕方になると
後頭部が重くなって
ひょっとしたらと
腕に巻いて
ちっぽけな
ボタンを押す
数値は設定値まで上がり
やがて少しずつ下がる
おお神よ
どうか上135下85ぐ ....
その褐色の巨人は
毛髪からエレキを放電し
異様な叫び声を上げたり
心を揺さぶる言葉を呟き

その褐色の巨人は
無骨な太い指で
楽器の喉元を押さえ
楽器の内臓を掻き毟って
悲鳴を上げさ ....
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ

心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を

反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
拒絶したいものが
多すぎたのです
もはや茎は弱り
棘は何をも
突き刺すことが
できないのです

それでも薔薇は咲いています
誰もその手に触れられないという
誇りの欠片を最後まで持って ....
バスは砂の街を過ぎた。
撒き上がる砂埃に、窓の外側がざらついている。広い道路が先細って、地平線へ続くのが見える。
小さな土煉瓦の集落が、前に現れる。薄汚れた数頭の羊が、崩れ落ちた土壁に囲まれ、 ....
父と母が愛しあって
墓まで一緒なのか
私にはわからない
あいしあう、
響きだけで、どこか
あたたかな国で
糸や針を使い、あいと
しあうは繋がれて
いるのかしら
抜糸、される事はなく
 ....
僕は詩人になりたいのです
春なのに溶けるほどない雪や
夏の蒸しタオルのような暑さを
東京の君に伝えるだけの
詩人になりたいのです

谷川さんや吉野さんの詩には憧れますが
僕にはそれほどの ....
 
 
整形外科で溺れた
子どもの頃から登り棒は得意だった
誰よりも早く天辺に登れる自信があった
それなのに整形外科で溺れてしまった
むしろ言葉の綾、
と言った方が正確なようにも思えるけ ....
もうじき40
そうか、あたしはおばさんか

誰かを
うらやましく思うのは
面倒だよな

ひがみっぽいのは
つまらんな
しけたポテトチップみたい

だから漕ぐんだ
ママチャリ ....
奇行師


彼が死後名を残すだって?
ハハ、あの奇行師が。
彼の語るのは夢物語。
浮き世にたゆたう慰み物さ。

世界に変革を?
どうやってするんだい。
この鈍色の世界 ....
 郊外電車の車窓から夕暮れの開発地が見える。電車はあるときは半地下に潜り、あるときは高架線となり、田園地帯を我が物顔に走る。路線の駅に会わせて区画整理された街並みは美しいが、ほんの数百メートル移動 .... はりがねみたいな芯だから
ぐにゃり
朝の寒さに折れ曲がる
固いけっしんは
夕べの日記に書かれてる

ぐねぐねぐねぐね
短くなりながらためてためて

えい
と起き上がる
曲がりなり ....
面白いことを言うと部長はわらっていた

目をとじたままわらっていた

腹水がベッドのしたに溜まっていた

なにかの拍子に一部が床にこぼれていた

それはあざやかな黄色だった

ダン ....
私のプライドを
傷付けて行きなさい

とるに足らないプライドを
粉々にして行きなさい

私の喉笛を
噛みちぎって行きなさい

とるに足らない私の命を
食い散らかして行きなさい

 ....
机の上に置かれた 
黒い本の中に 
うっすらと、顔がある 

自分の貧しさに震える私と 
遥かな昔に交した約束を 
今も語っている 

蝋燭の火が 
風にふっと、消えた 
暗闇から ....
皮を剥いた野菜を刻み
大きな鍋で煮込んだ
できあがるころにはもう眠らなければね
まいにちの時間が決まっているので
わたしは、少しずつのことだけしかできない
もうおやすみ

次の日 ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5404)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
部屋ごねん- 吉岡ペペ ...自由詩211-2-5
- 洋輔自由詩1*11-2-5
遊戯の時間- るか自由詩511-2-5
ソーセージ・メッセージ- 乾 加津 ...自由詩7*11-2-5
- 朧月自由詩311-2-5
つらつらつららる- 佐々木妖 ...自由詩4*11-2-4
二重のまなざし_- 服部 剛自由詩411-2-4
夜の灯_- 服部 剛自由詩211-2-4
クリムトよ、あれはいったい?- 吉岡ペペ ...自由詩211-2-4
フローティング- ハイドパ ...自由詩411-2-4
詩を読むということ- 小川麻由 ...自由詩4*11-2-4
冬囲い- 朧月自由詩111-2-4
冬の花_と_白い月- まどろむ ...自由詩5*11-2-4
浮遊するレジ袋と真夜中に棲むものの声- 石川敬大自由詩14*11-2-3
高血圧ボーイ- 花形新次自由詩311-2-3
JimiH_3- ……とあ ...自由詩7*11-2-3
出勤- 朧月自由詩711-2-3
病んだ薔薇- 三条麗菜自由詩7+*11-2-3
羊・風車・深海魚- 小林 柳自由詩511-2-2
南の挨拶- ズー自由詩4*11-2-2
詩人- kawauso自由詩511-2-2
エラ呼吸の仕組み- たもつ自由詩311-2-2
てやんでぇ- うめバア自由詩211-2-2
奇行師- 田園自由詩111-2-2
訃報ー通夜3ー- ……とあ ...自由詩711-2-2
はりがねいり- 朧月自由詩211-2-2
大好き- 吉岡ペペ ...自由詩411-2-2
進むことができる貴方へ- 水瀬游自由詩111-2-2
不思議な目_- 服部 剛自由詩711-2-2
消費する- ________自由詩4*11-2-2

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