すべてのおすすめ
そこにひとり釣り糸を一本垂らしていた私は  
とりとめもなく 私には 全てが 流れる日常だった
少し 何か 私は思うことは 暗く くぐもっていた
何となく頭に暗い思いを巡らして
バカボンのパパと飲んだ
新橋のレール下のうなぎ屋で
41歳どうし
おれはだれのパパでもないから
バカボンのパパはおれのことを思い出そうにも
はじめから覚えていないらしかった
美人の奥さんを ....
消しては書いて
書いては消して

ではなく

書いては書いて
書いては書いて

新しい線が積み重なる


ただ、簡単なことだ

はい これ こちら
いいえ それ そ ....
戦争になって兵士になり
自分以外を果てしなくぶち殺す夢があります
考えるのはもう面倒なんで
大義名分に乗って愚鈍に振る舞う馬鹿さ加減が欲しいのです

それなら
中途半端に空威 ....
彼女は前衛造形家
誰も見向きもしないような木っ端や
見るに耐えない汚泥や
忘れ去られた有刺鉄線で
誰もが目を離せない作品を作る

彼女の親友は彫刻家
美しい石を掘り出す処から始め
石の ....
毎日毎日繰り返される 戦うだけのむなしい日々よ
僕にゃ彼女もできやしない 安心して酒も飲めない
正義の為におのれを犠牲 それがヒーローのあるべき姿
いつまで敵は来るのだろう いつになれば終わるの ....
ほんとうの声をききなさい

生きたり死んだりは ほんとうにむずかしい
だれが
どうして 
生きているか
その問いには 滅多にこたえられない

それでも
どうしても
空が青かったり  ....
パンツのゴムが緩くなるとパンツの寿命はお終いだけど
気に入った柄なら捨てがたいよね 。
こんな風にしてモノは溜まりながら 年末調整で一気にゴミになる 。
‥好きですか
諦め ....
冬の寒さに身を委ね
凍れる唇に物を言わせようと
北風の中歩き疲れて
坂道の途中

針の枝振りの銀杏並木を
ゆっくり北風に煽られながら
今年の冬も歩きづらく
また疲れて坂の途中

歩 ....
灯りがついたら
目をあけよう
灯りがついても
目を閉じていた
灯りがつくこと
だけでよかった



夜を見わたす
坂の風の上
夜になれない
蒼がひとつ
蒼 ....
木枯らしが吹けば、路肩にはぽつぽつとシロツメクサ
編んで、、首飾りをポチにつけた
むかし
公園の片隅には、暖色毛糸の手袋をした(道草)、という足のわるい少女がいて
手にしたほつれ毛の糸
 ....
食べ物かそうでないかで
わけられる

カリーニングラードは
食べ物ではない
など
いえる

レバ刺しは
食べ物

-------------------------------- ....
音のする方へ
感覚を伝わせて
光の曲線を描きながら
死んでゆく触媒

優しさを色で現すのなら
あかみどりを推奨する訳は
血液と瞳の
色だから

空気が凍りつく夜に
童話のよう ....
向こうの外にある空から
根を切られて絶えた花達が
小川のように 流れてくる

一本ずつだった者が
根を捜して彷徨って流れ歩く

土を忘れるように
水を与えられ
雨の届かない屋根の下
 ....
それを越えると
かえって落ち着いた
もうさむくない



暗闇と静寂は愛しかったのだ
怖かったのではなく



泳げそうだ
ひとつふたつ
小さな光があらわれて
きえた

 ....
夕暮れを映す目に耳を寄せ
水の音を聴いている
水の音しか聴こえない
水の音を聴いている


火がこぼれ
また
火がこぼれた
到かないもののようだった


街より ....
灰色の風が
冷え込んだ甘い匂いに吸われてしまう
電車の窓ガラスも
街路樹を伝う宵闇も
一本の薄いストロークにのって
色落ちしてゆく

弓のぼやけた冠を
空におくり

人びとは門を閉 ....
12月18日(土曜日)
0:30
30分遅れて、高級店の、新人がやってくる。
写真では、清楚な女子大生、
実物は、声の低いガタイのでかい、
梅宮アンナ風の女。
完全なるパネマジ(写真修正) ....
うねる拳が敵を撃つ 日本の平和を脅かす
正義の光を呼び覚まし ジャップマンは悪を断つ
人が涙を流す時 人が悲しみ嘆く時
体はでかいぞ 心もでかいぞ 敵は手ごわいぞ
愛する人との別れと出会い 戦 ....
 
 
友だちの家に遊びに行った
門のところで、久しぶり、と挨拶されたので
久しぶり、と答えた
もてなしてくれるのだろうか
和室に案内されて
お茶とお大福を振舞ってくれた
正直な話、あ ....
母の声も
父の声も 私自身の声でさえ
今の私に必要ないと
そう判断した私のからだ

冬の風の中
地面にしがみつく雑草と
同じように首をすくめて立っています

認めるって
すでにある ....
何も手の平に
つかむことが出来ずに
毎日の生活を
走り回っていると
写真の中で自分の姿が
小さくなっていく


それに気付くと
自分の存在がちっぽけに思えて
正しさとか強さ ....
あたしの上等な蜜を用意してあげるから。
貴女は家で待ってなさい。

 ほら、
  貴女の指を蜜壷に
   入れて
  掬って
 取り出して
  舐めて。

さぁ、召し上がれ。
反復する細胞の分裂する音のほか
何も聞こえない無音の午後に瞼を閉じる
記憶の中で歳をとらないあなたの
豊齢線をなぞれば甦る
太陽と煙草の乾いた薫りが
こころの奥に降る雨に混じり溶けてゆく ....
それはアイデンティティですか?
いいえ、ただのアイパッドです。

それはアイアンメイデンですか?
いいえ、ただのアイパッドです。

それは愛工名電ですか?
いいえ、ただのアイパッドです。 ....
金曜日の夜
窓をそっとあけてタオルを干しました 。
墨色の空を見上げ
ねむれないのは星と僕だけだと、 知りました 。

遠く離れたあなたの淋しさを思うとき
冷たいコップの ....
ドライヤーで髪がさらさらになった

ボタンがあって押すとイオンがでるやつだ

見えないイオン

温風だって見えるわけではない

でも現象としては

髪はさらさらに乾いている

 ....
 抽象画家が描いた
 うつくしくはりめぐらされた運河
 本流が支流になって
 クモの巣状の千の川になる
  ―― そこに
 ジェルマン
 という街がある

 静電気をおびた ....
お寒うございますね。
それも 急に ですから ずいぶん
慌ててしまひました。
夏物は もう 役には立たないのでございますから
箪笥の入れ替へも 急がないと 冬は、
駆け足で近づいております。 ....
コーヒーを飲んだら
窓の無いラブホテルに行って
セックスをしてから
朝を迎えよう
何て言えば
笑うかな

吉祥寺の街に突っ立って

あの頃の日々を過ごしていた時は
その暗い海を死ぬ ....
山人さんの自由詩おすすめリスト(5421)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
釣り- 番田 自由詩210-12-21
バカボン- はだいろ自由詩310-12-20
ボヲルペン- ラムネ自由詩210-12-20
やらねばならない- ホロウ・ ...自由詩3*10-12-20
創る者たち- 相差 遠 ...自由詩5*10-12-20
この戦いはいつまで続くのだろう_(Single_Versio ...- SEKAI NO RET ...自由詩2*10-12-20
ほんとうの声- かみの子自由詩410-12-20
大掃除- アラガイ ...自由詩5*10-12-20
老人と犬- ……とあ ...自由詩7*10-12-20
ノート(あかり)- 木立 悟自由詩210-12-20
__糸くず- アラガイ ...自由詩6*10-12-20
ソリティア大元帥- a自由詩110-12-20
あかみどり- ゆるこ自由詩810-12-20
ほんとの土- 砂木自由詩11*10-12-19
miles- kawa自由詩110-12-19
ひとつ_伽藍- 木立 悟自由詩210-12-19
甘柿- しべ自由詩510-12-19
パネルマジックの女- はだいろ自由詩1+10-12-19
地球を守れ!_ジャップマン_(超戦士ジャップマンオープニング ...- SEKAI NO RET ...自由詩2*10-12-18
おもてなし- たもつ自由詩1110-12-18
それぞれに冬- 朧月自由詩210-12-18
矜持- 寒雪自由詩110-12-18
Honey- 水穏(み ...自由詩210-12-18
縫い目- 高梁サト ...自由詩6*10-12-18
know- 光井 新自由詩310-12-18
遠_聲- アラガイ ...自由詩7+*10-12-18
イオンや風- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-18
架空の街のロビーにて- 石川敬大自由詩17*10-12-17
9月30日- 草野大悟自由詩2*10-12-17
新宿にあるあの店のコーヒーを飲みに行こう- 虹村 凌自由詩5*10-12-17

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