すべてのおすすめ
整形してまえよりモテない
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
信じなくていい
涙で帳のおりた夜
そんな夜は、信じなくていい
{引用=初等科之部}
よいこはねとけ子守歌
ももたろうのおはなしと
かぐやひめのおはなしと
ねむれよいことねかされて
ごっちゃになったゆめをみて
ひとりでよなかにめがさめた
ごとご ....
煮豆を口に運んでいるあなたは
だれかの真似をしているふうなのだけれど
わからないし どうでもいい
椀に添えられた手は
貧乏臭くひび割れているし
化粧気のない頬 ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた
0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか
紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
人生の失敗ポイントが千を越えた
地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた
6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
私、色鉛筆で塗られたかったの
街の一角でペンキ塗り立てで真新しく光る少女が歌いだした
歌声は小さく恥ずかしそうで
振り向く私に少女が、そっと微笑む
続けて、そう私は頷きで伝えた
看板のな ....
交わらない
レールのようなもので
いいのです
どこまでも平行線
おなじ景色を観て
それぞれの思いがあ ....
詩に関節技をかけられる
ギブアップして時代に媚びたと白状する
詩に投げ飛ばされる
天地回転 ものの見方がひっくり返る
詩に首を絞められる
反則も何もありゃしない
ついには殺されてし ....
秘密基地の秘密がもれている
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている
雨の降る日は遅刻者が多い、と考えただけでも既にいらいらと重くなる頭を、無理に伸ばした背骨で支えて、混み合う生徒玄関で傘の滴に汚れた廊下の掃除の仕方と、遅刻の取り締まり方について、週番の生徒に指示してい ....
もやもやしちゃってたまらないの
手持ち無沙汰で心は濁る
身体感覚が鈍っていく中
さっき食したファストフードが
この胃の中で叫んでいるよ
お腹をさすって
手探りでわたしを求めるけれど
....
話の先にいるはずの姉
明るい声はしだい
次第に光を失い
七歳の姉は五歳の自分に向かい
満面の笑みで輝いていた。
今日の現実に
楽しげな昔が
揺らめく会話
苦々しげな現実 ....
夏休みさいごの日
ぼくは飛行機で全寮制の中学校に戻った
いきなり夏休み明けの実力テスト
ぼくは明るい暑さと空虚な開放感をさびしく嗅ぎながら二日間のテストを終えた
それからは普通 ....
雨が降っていた
同じ小学校だった女友達と
ゆうべ電話で話す
今度何十年かぶりにする
同窓会のこと
思い出話なんかも取り混ぜて
時々あったお弁当の日
彼女のお弁当箱には
美味しそうな ....
君の部屋には誰もいない
夢を見たのだ きっと
僕の忘れていた風景の中にあるような
人があふれた 公園は 緑色
僕は何を思いながら空の下
たどりつくために歩いたのだろう 体は
忘 ....
まきびしがなくてコンペイトウ撒いている
聴いてなかったが正解した
雨が降っていたので そのように感じました
空と自然の営みの 湿と陰と灰の しぶみ
晴れは いつもいつも 迎えに来る 至福を吹く 生きの道
全うを急がない 備えの遺書の目次の下書きの浮き絵
....
遥かな星の光に導かれたいと思った
滴を飲み干すようにそのいのちを汲み取りたかった
それがたとえつかの間の足元を照らさなくとも
静かに己の無知をおしえてくれるなら
僕は本当の光に従いたいとお ....
古くてチープな映画だった
老年の男が安楽椅子に座り
目の前の暖炉と向かい合っている
解きほぐされた火の中で
男の古めかしい回想が揺れている
男はじっと暖炉を見つめている
一匹の蛾が ....
ミス車内を選んでいる
ショルダーバッグに仕込んだ
高性能の小型カメラは
寝惚けた雨空しか写さないから
今日もメタファーを掴み損ねた
観葉植物の鉢に隠した
最新式の盗聴器は
ふざけたノイズしか拾わないから ....
青月
青月の現代、
詩に興味のない子供たちは
わざと水たまりを歩き音をたてる
それは未来まで響く
大人たちは
水たまりをよけて歩き
詩をよんで
陸もない海もない道もない
地図をつ ....
十月、黄昏
やさしい人の涙を僕は知らない
誰か呼んでいる (猫の仔のようにか細く)
振り向けば街をすり抜けいつかの風が吹く
頬に触れる、あのなつかしい指先で
がまぶしくて目を閉 ....
ブランコ
息を吸って
息を吐いて
息を吸って
息を吐く
いつも意識の片隅で
緊張している
生きるために
前脚を出して
後ろ足を出して
前脚を出して
後ろ足を出す
....
みみたぶは
いつも冷えている
熱い鍋肌にうっかり触ってしまった
わたしの指を冷やすために
みみたぶは
きっと知っている
それがうっかりではなくて
わざと、であったかもしれないことを
知 ....
壮佑さんの自由詩おすすめリスト
(4542)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
整形してまえよりモテない
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-10-28
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-28
信じなくていい
-
殿上 童
自由詩
25*
13-10-28
性教育庁唱歌
-
salco
自由詩
4*
13-10-27
煮豆を口に運んでいるあなたは
-
草野春心
自由詩
6
13-10-27
一円
-
そらの珊 ...
自由詩
16*
13-10-27
人生の失敗ポイントが千を越えた
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-27
エレベーター
-
nonya
自由詩
28*
13-10-26
画材
-
月形半分 ...
自由詩
5
13-10-26
レール
-
石田とわ
自由詩
14*
13-10-26
現代詩バーリトゥードフォーラム
-
ただのみ ...
自由詩
31*
13-10-26
秘密基地の秘密がもれている
-
北大路京 ...
自由詩
11
13-10-25
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-25
朝のできごと
-
Lucy
自由詩
20*
13-10-25
よう、孤独を口説こうよ
-
茜井こと ...
自由詩
3*
13-10-25
電話ー姉弟2
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-10-25
いいともの頃
-
吉岡ペペ ...
自由詩
11
13-10-25
フレンチトーストとおちょこ傘
-
そらの珊 ...
自由詩
13
13-10-25
人のいない写真には
-
番田
自由詩
3
13-10-24
まきびしがなくてコンペイトウ撒いている
-
北大路京 ...
自由詩
10
13-10-24
聴いてなかったが正解した
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-24
雨が降っていたので_そのように感じました
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
17*
13-10-23
断章
-
梅昆布茶
自由詩
20
13-10-23
エンドクレジット
-
飯沼ふる ...
自由詩
5
13-10-23
ミス車内を選んでいる
-
北大路京 ...
自由詩
11
13-10-23
探偵
-
nonya
自由詩
20*
13-10-23
砕けた月の破片は約二十億個
-
左屋百色
自由詩
12*
13-10-23
十月、黄昏
-
石瀬琳々
自由詩
7*
13-10-23
北の亡者/Again_2013神無月
-
たま
自由詩
33*
13-10-23
みみたぶ
-
そらの珊 ...
自由詩
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