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閉じられた瞼は
眼球にやさしくかけられたさらし布
或いは
フリンジのついた遮光性の高い暗幕

時折
なにかに呼応して
波打つように
揺れる

ベビーカーのハンドルに止まったちょうち ....
彼の小説には
火事や焚火や花火など火がよく出てくる
彼と銭湯に行った。ここも火に関係あるね
女神にはまだ遠い番台のおばさんが笑っている
そっくりだね。そっくりすぎてウソ臭い
手配書に似るのは ....
     濡れて花 あざやかに
     なびく風 匂い立つ
     雨そそぎ しめやかに

     夏を待つ 水無月の
     その色は 深く濃く 
     ひかりの雨 纏う ....
わけがわからなくなったら
焦らないこと
騒がないこと
何度でもやり直せること

俺は車を走らせ栗東でおりた
毎度のことだが一号線が渋滞していたのでわき道へ出ると
無数の飛び出しぼうれいが ....
顕微鏡で神を覗く二匹見つかった あなたのコーヒーカップの上で湯気が揺らめく
今ある時が過ぎゆくのを平静な気分でじっと見つめてる
何もかもから離れない気持ちを大切にしたい
気づいていなかっただけ
誰もが心を抱えているのを
つ ....
ガイアに斜陽族の住み家が・・・・
        と言うと気障だが
猫背になった半生
    その古ぼけた廊下のかなた
    老化の狼火が見えはじめた
   あたかも妖精の弄火のように
 ....
鍵盤にバネが仕組まれているの
飛んで音を一気に出すの 一回一回一期一会
毎回毎回シンクロニシチィー

明るさの尊さ 誇り
明るさの喜び 素直さ

アルファをもったいぶらず 渡す 与える
 ....
両翼を広げて谷間を覆う様に飛んで行く



渓谷に遊べば

すくい上げたのは 6月の空

まだ 冷たいね

あー
ホウノキの葉
何枚の葉が あの子を支えているのだろ

 ....
何だかいつもより風が強いね
今日は

僕の隣を通り抜ける風が
僕の口からこぼれた言の葉を巻き返し
僕に突き返す
お前の言葉などこんなものだと

僕達の望む未来が
お前の様な風なんかに ....
与えた悲しみが真っ直ぐ還ってきて沈む 言葉の端々にミスチルの歌詞 スー・チーは怒っていた
歯石に覆われ摩耗もした奥歯を3本抜く
その際の全身麻酔が老いた腎臓に負担となる為
昨日から右前肢に入れられた点滴の針が
よほど苛んだのらしかった
レントゲンやら抜歯中 ....
質素な食事は
タマンキとその弟子たちにとって
いつものことだった
タマンキには
スプーン五杯の
ゴッツァン海産のチョウザメの卵と
ブドウの搾り汁を発酵させた飲み物一樽と
小麦を丸めて焼い ....
泣いていた
意味不明のことばで
ただ
泣いていることだけが伝わっていたと思う


ことばがわからなくなったみんな
なにかを言っていた
けれど
どんな有名な詩人も
どんな活躍している ....
摂氏零度付近で繰り返す
憤りと自己批判
つい今しがた晴天だったはずも
霰の降る未熟さ
頭を垂れるつららになれたらと
空を仰いでみた

雪解けの光沢に偽りはないのだが
春の陽射しは強すぎ ....
ぱすんと音を鳴らし

アイスキャンディーを取り出す

自転車を漕ぎながら

あっこの味あたりだ

今日も一日暑かったけれど

今時分の風が気持ちいいなあと

公園で立ち止まり木 ....
犬が一人きり、吼えている。  
見知らぬ国の 
誰も行ったことのない森の 
ごわごわ風に身を揺する 
名も無いみどりの木の下で 

その遠吼えは 
あまりに切なく 
心を貫き、刺すよう ....
 し ご と を し の ぎ

  こ こ ろ こ か げ に

 み え ぬ わ き み ち 

  と き が と け だ し
 

 
美しく病んだ六月の背中で
僕らは夢か ....
あたたかく降り積もった雪の下に埋めた
女になってしまう前の、
何でも言葉に出来ていた少女のわたしを

女になるというのは
自分が一番遠い他人のように感じる生き物に
なる事なのだ
女になっ ....
此処が かつては 断層地帯だったんだって
いつも 伝える前に 通り過ぎてしまう

うんぜんねんまえ だとか
単位じたいも 分からない時代のことを
上手く 伝えられぬ 恐怖

そんな事態を ....
あっちゅと畑で取ってきた
モンシロチョウの卵は
タイミングが悪く
キャベツの葉が萎びるまでに
孵化しなかったので
学校で廃棄処分になりました



モンシロチョウの卵を
 ....
薄い日常の積み重ね
毎日毎日の積み重ね

ほんの数ミリでも
五〇年過ぎれば一八〇〇ミリ以上
厚みを持って人を越える

人知の及ぶ範囲。
一八〇センチの人の高みは
薄い日常の積み重ね
 ....
父さんの骨の入ったロケットをして
初めてのように一緒に眠る
あの仔ののこした紅い首輪を腕に巻きつけ
初めてのように一緒に眠る

あとは、特には

戻って来てほしいのは
あの日並んでみた ....
祈りのような音楽が溢れる部屋で
僕は君の美しい背中を見ていた

雨のような雪が降り
呼吸をやめた肌を冷たく濡らす
いったい誰が
あの眩しいばかりの日々をさらっていったのか
僕には到底分か ....
{引用=
ファミリーレストランで、家族が蟹を、食べていた。母が、父が、姉
が、蟹を。脚を砕き、殻を剥き、みそを啜り。時折、ウェイターが空
いた皿を下げにやってきたが、それに目もくれず、蟹を、食べ ....
渋谷のあちこちにハチ公 お見合いにチワワ連れてきたのか ロボなりに女装している 世界一高い山よりも
海は深いのだという
だが海面が下がれば
山の方が高くなる

火星には
世界一深い海よりも
さらに高い山があるという

しかし火星に海はない
それゆえに
高い山 ....
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4550)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おさらい- そらの珊 ...自由詩26*13-6-8
初夏の話- とつき自由詩3+13-6-8
しめやかに- 石田とわ自由詩19*13-6-8
獺祭- 石川湯里自由詩213-6-7
顕微鏡で神を覗く2匹見つかった- 北大路京 ...自由詩513-6-7
静かにコーヒーを- 黒髪自由詩6*13-6-7
密雲の燐光- 信天翁自由詩413-6-7
明るさの本音の音- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-6-7
ホウノキ(朴木)の花が咲く頃- ぎへいじ自由詩18*13-6-7
夏風- Neutral自由詩4*13-6-7
与えた悲しみが真っ直ぐ還ってきて沈む- 北大路京 ...自由詩413-6-6
言葉の端々にミスチルの歌詞- 北大路京 ...自由詩213-6-6
退院- salco自由詩6*13-6-6
アソコ伝____86章- 花形新次自由詩613-6-6
ことばがわからなくなった詩人のはなし- はなもと ...自由詩613-6-6
反省- 乱太郎自由詩19*13-6-6
アイスキャンディーと夕暮れ- 灰泥軽茶自由詩913-6-6
空の波紋_- 服部 剛自由詩4*13-6-5
散策迷路- ただのみ ...自由詩19*13-6-5
「花曇り」- 桐ヶ谷忍自由詩29*13-6-5
ハムカツ- 藤鈴呼自由詩1*13-6-5
モンシロチョウの観察2- 鵜飼千代 ...自由詩24+*13-6-5
おとな社会- ……とあ ...自由詩11*13-6-5
スクリーン- もっぷ自由詩413-6-5
僕は君の美しい背中を見ていた- 倉井自由詩213-6-5
ぼくらの七日間幻想- sample自由詩713-6-5
渋谷のあちこちにハチ公- 北大路京 ...自由詩513-6-4
お見合いにチワワ連れてきたのか- 北大路京 ...自由詩713-6-4
ロボなりに女装している- 北大路京 ...自由詩213-6-4
基準- かわぐち ...自由詩5*13-6-4

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