すべてのおすすめ
君の前で溺れるから人工呼吸してください ヒューヒューヒュー
ドーンと叫んで両手を高くあげ
おもいっきり地面を蹴ると
おじさんの体は
そのまま夜空へあがってゆく
おじさんの花火だった

おじさんは夜しか現れない
ビョーキかもし ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
 
しゃりしゃり しゃりしゃり かき氷

アベックぺたぺた かき氷

夏やねぇ あつっ!



 



 
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない

その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから

その石には角が無い ずっと転がってきたから

僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
 ....
腕がある
脚がある
カラダがあって
心臓はこの辺だろうか
洗濯物を干しながら
幸福感に包まれる

よれてしまった襟だとか
落ちきれてない染みだとか
ゴムの伸びたパンツだとか
新品で ....
古池にサメを放つ ムスクの香りに頼りすぎている男でした 釣りなどはじめてみた
君の影響かしら
と思ってみるけれど
釣り好きの君の傍らにいて二年間
そういえば竿のひとつも持たなかった
たまたま起きた早朝の四時に
君がいつものように釣りに出 ....
しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
薄くあかるいほうにながれていった。手にぶよぶよした抜け殻だけのこった。
離岸失敗のゴムボート。季節は確実にいちねんのなかで正確な四回転を刻んでいく。なにを実証できたわけでもないけど。
 ....
足をつけ
渡ってみたら
浅いせせらぎだった
キラキラ
光を浮かべてた


攀じ登ってみたら
低い壁だった
何一つ遮ることなどできないような


飛び越えてみたら
小さな亀裂に ....
おにいちゃんの夢を
巻きとった滑車が落ちて
あたりは一面トルエンの泉になりました

うつくしい場所です

眠っていると
肩にとまったツイバエに憑りついて
3秒前のことはぜんぶ忘た

 ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
ひとが見ていないところで優しい 部屋片付けろオバケが出た ――おや
結婚飛行に乗り遅れたのかい
風に煽られ一人きりで
なんとかしがみついたものの
車のフロントガラスじゃ洒落にもならないよ
こんな剣呑な崖を登り切ってみたところで
そこには余計強 ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの

地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが

空は蒼くその果ては悠久に続いている ....
にじりよる夜
酔っ払いが揺れる
優先席だけぽっかり空いた
日本人の優しさがあって

にじりよる夜
わたしの寂しさにつけこんで
漬け込んで臭いものには蓋をしよう
広がりそう ....
人魚になりそこなった君へ

あれから3度目の夏がやって来たけど
僕らは未だ海に還ることができずにいる

君のお気に入りの水着も
タンスの奥に仕舞い込まれたまま
一度も日の目を見ることもな ....
ゾンビに敬語使っているのか みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は とほうもない





とほうもない時が流れ
あの時の笑い
あの時の悲しみ
全てが流れ
としてまた
とほうもない時を迎える

世界の始まりを人々は渇望する
 ....
      

           いかれた月を舐めたい 
           ひりひりする 
           ひかりで
           けがれた 
            ....
深い深い海の底に僕の故郷がある それは静かで暗い世界 すべてを押し包む沈黙が支配する

僕は光のサインで話す 君の眼に僕の言葉が映るだろうか

ひらひらゆらゆら僕は泳ぐ 強大な水圧のなかひら ....
心を見た人はいません。  
心に手をふれた人もいません。  
それでもみんな 
心の場所を知っています。 

もしも心がなかったら 
今日のあなたは、笑わない。 
昨日の私は、涙を流さな ....
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい

生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモ ....
色んな場所に旅行に行きたい
過ぎ去っていく景色を眺め
体の軌道が未知の空間を抉っていく
その新鮮な熱を肌で味わいたい
新しい人との出会いで
表情が更新されていくような
そんな旅行をしたい
 ....
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
 ....
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4524)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君の前で溺れるから人工呼吸してください- 北大路京 ...自由詩613-8-5
おじさんの花火- yo-yo自由詩9*13-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4
かき氷- 殿上 童自由詩10*13-8-4
銀河の鳥- 梅昆布茶自由詩1013-8-4
【ベランダに吹く風】詩人サークル「群青」七月のお題「風」から- そらの珊 ...自由詩18*13-8-4
古池にサメを放つ- 北大路京 ...自由詩513-8-4
ムスクの香りに頼りすぎている男でした- 北大路京 ...自由詩313-8-4
しあわせを釣る- かんな自由詩7*13-8-4
ショッピングモールへ行く- 梅昆布茶自由詩513-8-4
スピン- ねことら自由詩413-8-4
思い切って- Lucy自由詩18*13-8-3
シネマ- 平井容子自由詩513-8-3
夏休み- nonya自由詩21*13-8-3
ひとが見ていないところで優しい- 北大路京 ...自由詩613-8-3
部屋片付けろオバケが出た- 北大路京 ...自由詩313-8-3
羽蟻- ただのみ ...自由詩13*13-8-2
うつるんです。- そらの珊 ...自由詩16*13-8-2
茫洋- 梅昆布茶自由詩1113-8-2
にじりよる- かの自由詩9*13-8-2
人魚になりそこなった君へ- 未有花自由詩21*13-8-2
ゾンビに敬語使っているのか- 北大路京 ...自由詩313-8-2
みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は- 北大路京 ...自由詩413-8-2
とほうもない- 田園自由詩5*13-8-2
泥のように透明なぬくもりさえも月は舐めたいという- マーブル自由詩513-8-2
深海魚- 梅昆布茶自由詩7*13-8-1
地球の夢__- 服部 剛自由詩8*13-8-1
金風_Ⅱ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-1
本当のこと- 葉leaf自由詩513-8-1
雨の日の猫は眠りたい_2013- たま自由詩30*13-8-1

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