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昨日埋めたタイムカプセル掘り出している 脱ぐかといったら脱がない
深夜の湿度を保った風に揺られながら
海辺をきみと歩く

曖昧なことを
ことばで表現したがらないので
わたしの質問はいつも夜の闇に消えていく

星々だけ ....
使い古されたこたつテーブルにCDや本を平積みにして、それらのもたらす光彩に自然な無関心で向き合い、もはや暑苦しいだけで役目を終えたこたつ布団のひそかな熱に足を包んで、私はいつもの部屋にいつもの姿で座っ .... 梅雨の雨に打たれても
冷水のごとく頭を冷やしてくれるでもなく
ただじっとりと皮膚細胞の表面を融解させていくだけなので
五月雨には稀塩酸が溶けている。

猫は命が九つあるというが
命を七つく ....
夜中、雨音で目が覚める
キッチンテーブルで煙草を一本吸う
暗闇にたちのぼる煙に
一匹の黒い魚が遡ていく
勇ましいその魚影は
たぶんマラッカ海峡で
海賊たちと渡り合い
インド洋に出て行くの ....
浅い眠りから覚めて
声を聞いた
ようやく橋を渡りきったんだ
そしてあなたが待っていた

片手には宝石を
もう片手には駐車券を
その瞳にはあふれんばかりの
頑なな愛をたずさえて

溶 ....
ほどよく生きる 風にまかせて
古木のように悠然と大地に根を深くはりめぐらせて生きれたら
若木のようにしなやかにすっくりと空をめがけて伸びれたら
どんなに素敵なことだろう

でもいまの自分のう ....
ともだちが予言してた、エリちゃんは爪が割れたらAV女優なるんだよって、それ、ほんとうだった。


教室でエリちゃんの爪が割れてほんのすこし血がにじんだ、エリちゃんは痛くないですよって顔をして ....
水曜日のネコは
三日の過去と
三日の未来を従えて
アンニュイを転がしながら
モヒートを舐めている

三日の過去が未来となり
三日の未来が過去となることを
モヒートは気まぐれに教えてくれ ....
間奏まで唄うのか 似た名前のマンションが並んでいる 朝、
虹がでていたので
一応手をのばしましたが
一色すらつかめませんでした。
なので、
わたしは詩人をやめて
花になりました。

昼、
わたしは
アスファルトには咲いてやらない。
 ....
疲れが溜まっている

身体が重くて
写真集を見るのもしんどくなり
枕だけ取り出して
フローリングの床に直に寝る

正確には横になるだけだが
枕に顔を埋めていると
意識があるようなない ....
 {引用=アースウインドアンドわしじゃ}
私の中のピッグス粒子
はブヒブヒブヒ
私の質量
とゆーより実質量を造作する
去年買った26インチが穿けない

腹を引っ込め

腰を捻じり
 ....
定価一万円の服を買った日

これはよそ行き様と決めて週に一度

着ることを安らぎとしている。。

○春は、リボンのカットソー

○夏は、麦わらのカンカン帽

○秋は、大判のストール ....
ほどかれなければ
ばらにもにている
そのいっぽんのひものかたまりは
かくりつてきにもひもなのに
新しい母が何度ほどいても
ぎんいろのへびにしかならなくて
それでも新しい母はぴんくのブラウス ....
また幸福の木枯らした 見えてこなかった。真っ直ぐにならなかった。シフォンケーキをつついていた。あの朝の、私の皮膚。重ねられていた。スポンジ状の襞の集合。ケーキの隣のブラックコーヒー。ただ冷めていった。渦を巻いて。あ .... 身軽に空を飛び回って
ふわりふわりと暮らすこと
ずっと夢見ていたけれど
あんまり気持ちいいものじゃないな

南の島や海の底
東京タワーのツノの上
ずっと行きたかったけれど
あんまり美し ....
簾越しに夏の太陽

舗装されていない通りの先

木造の橋をトコトコ渡る

爺一人

手ぬぐいを首に巻き

麦わら帽

やぁと挙げた掌に

いくらか赤みを帯びた顔の皺

 ....
どこかしらないところで

しらないだれかが

しらないことで

おこっている



どこかしらないところで

しらないだれかが

しらないことで

わらっている ....
人は
はぎとった他者に
記し
記してきた

鳥は記さない
慈しみあう
つがいの声は
白い森に響き
溶けて消えていくだけ

{ルビ草子樺=そうしかんば}は
カバノキ科シラカバ属  ....
詩人が詩を書けば

そこには一つの表現が生まれる

余人はそれを見て

そこに何か、美しいものの根拠があるような

錯覚をするが・・・それは間違いだ

詩人が知っているのは僕達に与 ....
徒然なるままに たまってきた思いを 
器に入りきらない 溢れてしまう前に
もうひとつ 形にしなきゃ 残しておかなきゃ

細部まで一片の 取りこぼしもなく
小さな細かい色合いから 消え ....
心には穴があいている
わざとあいているんだ
いろんなことを
おとしこめるように

わすれたふりで
ねむれるように

お風呂にはいると
それはぷくりと浮かんでくるから
そっと両手でな ....
先生が、いい子いい子言って
わたしのあたまをなでる。
土のにおいのする、ざらついた手のひらが
高いところから降りてきて
ちから強く、あたまをなでる。

いい子いい子、土人形よろしく捏ねられ ....
泥を沈めた水田が
澄んで
さかさまに写す
熊笹
イタドリ

ヒメジョオン
ミズナラ
ブナ
岳樺
胡桃
落葉松

ヤチダモ

山はまだ若い緑で
ふんわりと盛り上がって ....
きょうはいちめんのくもり空に
名付けようもなく座っている
こんどこそきちんと
この世界から手を離そう
ぶらんこ乗りたちが出会いを繰りかえすように
ゆで卵じゃなかった 左手から花が出るはずでした
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4533)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している- 北大路京 ...自由詩913-6-13
海が知っていること- かんな自由詩6*13-6-13
血縁- 葉leaf自由詩613-6-13
わたしは猫になりたい。- 凍湖自由詩5*13-6-13
孤独- 青園ルカ自由詩2613-6-13
二十歳- アオゾラ ...自由詩7*13-6-13
ほどよく立ち枯れる- 梅昆布茶自由詩1113-6-13
エリちゃんの六月- ざらざら ...自由詩11*13-6-12
水曜日のネコ- 草野大悟自由詩413-6-12
間奏まで唄うのか- 北大路京 ...自由詩713-6-12
似た名前のマンションが並んでいる- 北大路京 ...自由詩213-6-12
朝昼(夕方)夜- 左屋百色自由詩18*13-6-12
仮眠- kauz ...自由詩8*13-6-11
宇宙のリアリティー- salco自由詩4*13-6-11
お嬢様- 梓ゆい自由詩313-6-11
へびのひも- とつき自由詩313-6-11
また幸福の木枯らした- 北大路京 ...自由詩413-6-11
例えば、私の。- 方舟自由詩213-6-11
ずっと夢見ていたけれど- 中村 く ...自由詩213-6-11
木の橋- ……とあ ...自由詩14*13-6-11
しらない- 青井自由詩313-6-11
【草子樺】_詩人サークル群青_6月の課題『慈』から- そらの珊 ...自由詩20*13-6-11
_詩はやがて、現実の一部になる- yamadahifumi自由詩9*13-6-11
書き連ねる- もこもこ ...自由詩5*13-6-10
こころのあな- 朧月自由詩513-6-10
わるい子の小道- 凍湖自由詩4*13-6-10
夏の稜線- Lucy自由詩18*13-6-10
ぶらんこ乗り- はるな自由詩413-6-10
ゆで卵じゃなかった- 北大路京 ...自由詩11*13-6-10
左手から花が出るはずでした- 北大路京 ...自由詩613-6-10

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