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            140123

少しずつ物価が挙がって参ります。
しずしずとおどおどと堂々と
横柄な態度を取るものも居て
警笛を鳴らしたり街宣車を走らせたり
選挙カーを走らせたりし ....
肘が腫れた
誰かに肘鉄砲を
食らわしたわけでもないのだが
発熱したのでさすがに怖くなって
病院へ行った

かなり炎症してますね

頬杖をつくのが癖なので
おそらく妄想を巡らせてい ....
魂を語り合いましょうと
いいながら
詩人は逝ったのでした

今朝
わたしはみつけた
ゴミステーションの柵に
いくつも並んだ雫
それは
ぶらさがって
落ちまいと揺れていた
冬の夜が ....
ひとひとりの心のなかは、いつだって戦争だから
これ以上戦うひつようはない

そう言って花鋏をつかみとる
淡き生活
ケセラセラで死んだ みんなと結婚してあげる 帰宅した父から硝煙反応 かんかん光る
かんかん踏切
かんかん降りる遮断機の
かんかん赤い光の点滅

その先線路を
飛んで行く
暗闇の中
急行電車が
飛んでゆく。

かんかん手を振る二歳の息子
電車を見 ....
私は数年間とある国家試験の浪人をしていた。朝、まだ日も昇らない頃に起きだし、蛍光灯をつけて教科書を広げひたすら読んでいく。体力が充実したら定期的に答案を書いていく。それは望ましい地図を作る作業 ....  (雪降る時間 あのひとの指がきらりとひかる、
  わたしはくもりガラスの向こう側で)


あのひとを思うと 白い雪が降って、
わたしの肩にも髪にも舞い落ちる
そしてわたしは あのひとで ....
熱を帯びた扁桃を
通過する
酸味をふくんだえきたいは
ほどよく冷えて
生きていることが
すみずみまで広がっていく
――体温計の中の赤いめもりが行ったり来たり
ひとふさ
ひとふさに
大 ....
駐車場にやっとたどりつき車を止める
前が見えないほどの雪が降る朝
ライトをつけての通勤
白い雪の中に ぼんやりと光が見える

そういえば昔に ライトを消し忘れて
車のバッテリーをあげた事が ....
しろい紙に 向き合い
しろい箱を 造り
しろい心を 持ち歩く

あるとき それは逝った病室
あるとき それは骨壺
海沿いを走る電車を降りると
そこはまるで見知らぬ ふるさと  ....
名言を噛んだ 病院の待合室にテンションの高い男   なあ 枕
  もう30年以上経ったかな

僕のことは何でも知っている
酔っ払って寝たときも
泣きながら寝たときも
うれしくてなかなか寝付けなかったときも
いつも同じ
変わることは何 ....
ほぼ毎日私は朝ご飯に

納豆を食べる

その為には青葱が必要だから

新鮮な青葱を買い置き

食べる前に刻む

できるだけ細かく刻む

ザクとザクとザクザクと

五感は刻ま ....
  静かだった……
  禁じられていることは それほど多くはないはずなのに
  ただ、いくつもの瞳だけが 土埃に塗れながら
  風と風の間で何度もはね返っている
  男たちの沈黙はカラ ....
不幸なあの娘の
カバンの中身
すべて、すべて
脂取り紙
額のてかりの向こうに消えた
夢も希望も愛も自由も
誰か助けてよ
理由を聞かせて
あの娘があんなに
脂症なの
コロッケひとつで ....
獏が夢を食べて吐いた 種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている 子供の前で大人のふりをした

洗濯物の前で大人のふりをした

鏡の前で大人のふりをした

悲しみの前で大人のふりをした

ママ友の前で大人のふりをした

雪の前で大人のふりをした
 ....
車なんて要らないけど/明と暗の分かれ目/
とっくの昔に終わって/撤去済みの催し物を
自分だけで/続けている/そんな世界観/外観
/外環道/車なんて要らないけど/致命的な何
かを無意識に体に透過 ....
おおっ
第一次反抗期

ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる

どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい

「ダメでしょう!」

   ....
紙の前には座りたくない
鍵盤の前にいたい

昼ひなか私は没頭する
緊迫する
高揚する


せわしなく
抑揚の激しい旋律を
いつか
さりげなく
やさしく
奏でることができたら
 ....
キレるところじゃなかった   水母は しばらく空気をさまよって
  やがて岩にぴったりと貼りついた
  月が喋らない夜に
  三角定規ひとつだけ残された廃校で
  誰かのあくびのように だらしなく伸びていく廊下 ....
江ノ電鎌倉高校前駅と
腰越駅とのその間で
窓という窓が突然
ぱっと明るい海となり
ゆるいカーブの水平線に
乗客はみな取り囲まれてしまうのだった


すばやく走る波の線
空の始まるとこ ....
夜中に窓枠がぴしりと鳴る
夢のなかから呼び戻されて
枕元をさぐった手に触れるものがあり
それは感触で人の耳だとわかる
よく見えないがそれはたしかに二切れの耳で
ゴムのおもちゃのようにも思える ....
読めない漢字の人と付き合っている
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4550)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
話題- あおば自由詩13*14-1-23
診察- nonya自由詩22*14-1-23
- そらの珊 ...自由詩1814-1-23
生活- フユナ自由詩14*14-1-22
ケセラセラで死んだ- 北大路京 ...自由詩314-1-22
みんなと結婚してあげる- 北大路京 ...自由詩314-1-22
帰宅した父から硝煙反応- 北大路京 ...自由詩614-1-22
踏切- ……とあ ...自由詩22*14-1-22
地図- 葉leaf自由詩514-1-22
手のひらの花、そしてあのひとの雪- 石瀬琳々自由詩9*14-1-22
かんきつ- そらの珊 ...自由詩21*14-1-22
雪と車- 砂木自由詩11*14-1-21
しろい四角- るるりら自由詩26*14-1-21
名言を噛んだ- 北大路京 ...自由詩614-1-21
病院の待合室にテンションの高い男- 北大路京 ...自由詩414-1-21
なあ_枕_いいだろう?- ichirou自由詩7*14-1-21
納豆と青葱- 灰泥軽茶自由詩1214-1-21
エーテル_16- 草野春心自由詩414-1-20
不幸なあの娘- 花形新次自由詩314-1-20
獏が夢を食べて吐いた- 北大路京 ...自由詩514-1-20
種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている- 北大路京 ...自由詩614-1-20
まく- 小原あき自由詩17*14-1-20
狂気の値段- 左屋百色自由詩6*14-1-20
がんばれ_坊や_がんばれ_ママ- ichirou自由詩8*14-1-19
レッスン- Lucy自由詩13*14-1-19
キレるところじゃなかった- 北大路京 ...自由詩314-1-19
エーテル_13- 草野春心自由詩414-1-19
冬潮- 八布自由詩1014-1-19
お供え- 春日線香自由詩714-1-19
読めない漢字の人と付き合っている- 北大路京 ...自由詩414-1-18

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