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フェンスよじのぼって夏つかまえた 明日は4つの家族が集まる

父母と2人の妹と私の5人の元々の家族
そして
今の私の家族と妹たちの家族が加わり14名

多分

母は元々の家族に酔い
派生した新しい家族に緊張し心配する ....
それは中毒性がありますといわれればきりがないし
さいしょから栓を抜いてしまえばいいだけの
それだけのことだったけど
すうねん前から君もわたしも
もの哀しい空気で肺をいっぱいにするのが
習 ....
自然の形成力と人間の矯正力が、大地の響きが錯乱する場所で渦を巻いて凝縮され、蓄えられたエッセンスが滴としてポトリと落ちた。農の滴は、嵐と豪雨と雷の飛び交う空の高みでひと時羽を開き、やがて人間と自然との ....    携帯は見ない
   家事はいっさいしない
   仕事のことは考えたくない

   窓も開けないで
   一日中 ボーとして
   無為の時を過ごしている

   病気じゃないけど ....
赤い星から届く光と熱を糧として成長した生命
闇に怯える幼い生命をやさしく照らす黄色い星
人は太古から赤い星と黄色い星を崇め慕い
年を数え 循環する季節を知り
様々な物語を幻想してきた

 ....
ああ!計り知れないメモリの揺らぎがムチと成す 刺激

悔しさではない 頼もしさと愉しさ 敬意に値する同じ縄張りのど真ん中で

 私は合掌している 知らず知らずに 指紋の行方を拝むほど
    ....
ショーウィンドウの前から
ふわりと剥がれた影は
軽やかにステップを踏んで
もうひとつの影にくっついた

大きな紙袋をぶら下げて
せかせかと動き回る影は
スマホを耳に押し当てたまま
 ....
つまづく者を 見守る者は
つまづくことで何かを 掴んで来た者たちだ
つまづかないよう 見守る者は
つまづく度に何かを 失って来た者たちだ

石造りの壁に つながれたなら
不貞腐れてる間に  ....
帰宅する

幹線のJRの駅から田舎電車に乗り換え
一五分ほど奥まった田舎の駅
そこが自分の住む家の最寄り駅である。
妻と子が二人、義父母二人
六人が暮らす自分の家だ

自分の父母は随分 ....
人も街もかわって帰らぬ日々 トヨタのワゴンに乗って
ネトウヨの車にのって
おれは回転寿司へむかう
雪はころげつつ
ワイパーにそってふっとぶ
おれは結晶を見るのをやめて
プラスチックボードの
ポリエステルの埃と
フ ....
お好み焼きや焼きそばを食べるとき
ちょっとご飯をひとくちふたくち
甘い粒々がほこほこ踊る
毎日食べているのにびっくり咀嚼する

私はものぐさなので
精米技術の進歩
お米はすすぐだけ
ボ ....
花束を君に贈ったのは夏が終わる頃だった
小首を傾げて微笑んだ君との時間をを僕の心の壁にかけてあるんだ

何を約束したのか忘れてしまったが
秋の訪れとともにそれは緩く解けて雲に流れていった

 ....
今日のために
昨日を生き
明日のために
今日を生き
夢のために
明日を生きる

でも

私は知っている
昨日も今日も明日もつながっていることを
だから本当は昨日も今日も明日も ....
ここにはない
何も踊らない
ただ搾り出された絵具のように
眠たげな静物だけ

わたしの中か
わたしの外か

楽しげな人の姿が
ゆっくりと薄れ消えて行く
古いスナップ写真が
毎 ....
それはなかったことにして

ではなく ないことにして

これもなかったものと泣き

いや ないものと叫びたいだけで


火の粉が夜空を浮遊する


仰ぎ見るわたしの口 ....
 眠れ
 眠れ
いまは
亡き者よ
 眠れ

遠くへ
遠くへ
行って
そこで
 眠れ
 もう
 帰る
ことの
 ない
遠くで

 眠れ
 眠れ
 ....
会いたい人がいるはずなのに
会わなくても生きていけて
なんとなく煩わしさを感じてしまって

地方から東京に出てきて
祖母とも叔父とも疎遠になっている
わたしは健 ....
藍色など
群青色などと言って
壊れないで下さい

星が点滅する
或は惑星、
と言うか

全ては夜の表に光っている

私は私の肌色を光らせて
草原の上
月の下、
或は上

 ....
はるののでツクシをつんでいるとき
かんぼくのあいだを とおりすぎるかげ
そいつはイタチだ

かんぼくのなかをのぞくと
なくしたスーパーボールや
ミニカーがみつかるにちがいない
イタチのこ ....
湿度を感じ 曇り空を此処に降らし
その灰色に害されない豊かな今の心を嬉しく思う

なんとものんびりとした時間を過ごすのだろうか
感謝は想うだけでは罪 そのようにも感じる

世の中に何が出来 ....
開け放った窓からカーテンがあふれだしたからオルガンを弾いてともだちと身体を絡ませておどる/まだ子供なのになつかしくなるような錯覚/点滴があと少しでおわるから看護師さんを呼んで/丸い体の看護師さ .... 通夜を終えたタバコの煙が月まで昇っている 私の顔は古い写真のようだ
いや
私の顔は古い

このアパートに来たときにトイレの棚に置いた手鏡は
ほこりまみれで
何の役目があったのやら

ほこりまみれであること以外
何も特徴の ....
小さいころ、春になると
ばあちゃんと手をつないで
つくしを摘みにいった
いつも風が強くて
河川敷にはいっぱい
つくしが伸びていた
シャツにてんとう虫をつけて
ビニール袋につくしとタンポポ ....
そして
げんこつが口から出なくなっている
そして
窓もない玄関もない俺の部屋
そして
掃除してエアコンつけて誰もこない
そして
スロー再生しておっぱい見えない
そして
口裂け女の胸を ....
よく晴れた朝
新しい職場へ向かう
昨日の特訓で疲れているけど
今日も頑張れる
覚えなくてはならないことがありすぎて
頭がぱんぱんになる
あまり眠れなかったけど
ちょうどいい緊張感だ

 ....
【いとおしい 石】


真新しい制服をきて
さあ これから はじまりますよという玄関で
籠の鳥が けたたましくないていたから 鳥にも 
ありがとう 入学してくるねって 声をかけ
ただいま ....
よくしゃべる星空に相槌を打つ
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4550)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フェンスよじのぼって夏つかまえた- 北大路京 ...自由詩314-3-29
サクラサク- ichirou自由詩614-3-28
なんてつまらないんだろう- ざらざら ...自由詩1014-3-28
農業- 葉leaf自由詩214-3-28
【_仮病_】- 泡沫恋歌自由詩20+*14-3-28
宙の三原色- イナエ自由詩9*14-3-28
貴様へ感謝の念を飛ばす- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-3-27
影の春- nonya自由詩20*14-3-27
つまづきの歌- クナリ自由詩7*14-3-27
不安−詩想との訣別- ……とあ ...自由詩17*14-3-27
人も街もかわって帰らぬ日々- 北大路京 ...自由詩3*14-3-27
ネトウヨの車にのって- 構造自由詩314-3-27
ご飯を炊く- 灰泥軽茶自由詩1314-3-26
約束- 梅昆布茶自由詩1714-3-26
昨日と今日と明日と- ichirou自由詩10*14-3-26
死を装う春の詩- ただのみ ...自由詩18*14-3-26
赤い空_________「群青」四月課題『嵐』出品- 芦沢 恵自由詩24*14-3-26
三月の子守唄- 岡部淳太 ...自由詩914-3-26
東京女- 中山 マ ...自由詩7*14-3-26
エンジン- 水衣自由詩614-3-26
イタチ- イナエ自由詩18*14-3-26
他愛のないかけがえのない- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-26
ミルク色の病院ダンス- ざらざら ...自由詩1314-3-26
通夜を終えたタバコの煙が月まで昇っている- 北大路京 ...自由詩814-3-26
私の顔- ichirou自由詩12*14-3-25
つくしの佃煮- 末下りょ ...自由詩12*14-3-25
禁断の北大路京介引用詩- 左屋百色自由詩15*14-3-25
バイオリンを弾く猫の絵のついたマグカップ- Lucy自由詩22*14-3-25
いとおしい_石- るるりら自由詩18*14-3-25
よくしゃべる星空に相槌を打つ- 北大路京 ...自由詩814-3-25

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