すべてのおすすめ
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい

きんぴらごぼ ....
クフフッ
ボクは男の子

ママは云ったんだ
大人になったら男の子はパパに似るはずだから良かったねって

 惚れんなよ ママ

クフフッ
ボクは男の子

でもボクはママのDNAを好 ....
悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ....
私の緑の踊り場に
甲虫や気圧の変化の為に
(つまりは身体中の骨の矯正の為に)
カスタネットやリコーダーを携えた
記憶の楽団が集まっていた

地上は澄み切った空のようだった
花の色をした鳥 ....
  椅子に座り、瞼を閉じて 静かにしていると
  彼女の心は川の水に深くゆっくりと沈んでいく
  遠い、淵のところからあふれた透明なものたちが
  灰色にくすんだビル街を薄い膜で包みこむ ....
先日
とある公共TVの討論番組を見ていました
テーマは若者、若者世代とオトナ世代の一騎打ち
スタジオに集まってあーだこーだと、進展のない議論

それはいいんだけど

びっくりしたのは学 ....
 絵ハガキ


古びたペアリフトが、白く耀く斜面と雲ひとつな
い青空の隙間を、カタコトと、揺れながら私を山
頂へと運んでゆく。飽き飽きとした水平線上の生
活を忘れ、雪の斜面を滑り落ちること ....
心が息をしていない 月さえ僕を照らさない 気になることが落ちていました
拾ってみると
心の中に小さな点ができました

小さな点は振動し
私の心はふるえました

ふるえた私の心は
私の意識や無意識を使って
思考や記憶を
言葉 ....
ビルの谷底では
夜が
空よりも少し
早く訪れるだろう

何冊かの読みかけの本の中から
数ページ角のすり切れた
ものだけを選び出し
それを
開こうかどうかと
迷ううちに
街灯の月が ....
 
予感ではなく、確信である

わたしは未だアイデンティティークライシスであると

そう、最期のときまで



 
凍結する
冬の寒風に身を晒し 、立ち泳ぐ
辺りには静寂が満ちていて
指先から徐々に冷えてゆく

あらゆる感情の蛇口は
かたく閉じて
それがいいことなのか
悪いことなのか
判断すること ....
やわらかなわたしは
凍結することが出来るから
やわらかくなど
ないのです

冷ややかなわたしは
あこがれを抱いていたりするから
あつく出来ているのです
本当は


空から ....
 


白塗りのギタリストは
ファイアバード掻き鳴らして踊り出す
それを見た黒塗りは
フライングブイ床に叩きつけて
歌いだすのさロケンロー
青塗りが靴裏で
ドラム踏み鳴らして始まる
キャンディ トゥナ ....
 冬枯れの樹の下でなぜ孤独を感じる必要があるのだろう。
 そんなことを自分に問うた事のある人が一体いくら在るのだろう。
 自分に課した約束を反故にした人は一体幾人いるのだろう。
 犯した罪の ....
駅前の透き通った路地から
斜めに下っていく
陰だけの旅人
人を信じることを信じることができずに
スーツケースの中では きっと
愛の源がくしゃくしゃになっている
バスのタイヤに初々しく視 ....
まちぼうけをしている
霊園のお墓のなかで
白白と明ける白骨のわたしは
時時
霊園の枯れた草陰から歩き出して
近くの空き地にいき
忘れ去られてペンキのはがれた木製のベンチで
しずしずとひな ....
 カーテンを開ければ あたり一面銀世界

「朝食食べたら、雪だるまを作ろう」
ホストファーザーが誘う
「えっ!でも私会社に行かなくちゃ!」
「えっ!何を言ってるんだい?こんな日に会社に行くバ ....
夜も光が満ちあふれている
というのに何という暗さだ

積乱雲の内に潜んでいた狂気が燃え上がり
炎となってなだれ落ちた北の空
燃え広がる炎は山を飲み込み
夜と昼 夏と冬が入り交じった都会の
 ....
スプーンで食べないからだ マシンガンに撃たれたい夜がある 私の死んだ日桜満開 主人公であるなら
殺されてはいけない
最初に殺される被害者は主人公ではないからだ
犯人か探偵であるべきだ
だが誰かが殺されなければ
犯人は犯人たりえず
探偵も登場しないだろう
つまり殺さ ....
宇宙りんご

おおきくなあれ

宇宙りんご

おおきくなあれ


ジェットコースター

日本晴れ

ぶりの照り焼き定食

箸でつく

優しい一日また明日


宇 ....
歌詞も音程も違っている ギャフンと言おうとして舌を噛んだ 三半規管がサンバで踊る酔っ払いが
縁石上で
綱渡り

両手を広げお尻をフリフリ
綱渡り

街灯のスポットライトを浴びて
綱渡り

電柱に出会ったら
左手かけて
ターンで かわし ....
めらめらと、只めらめらと
燃えさかる火を、胸に潜めて
{ルビ一日=ひとひ}を生きよ――

気づけば、今日も
日は暮れていた…という風に  
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ....
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4550)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もしかすると_生きていることは孤独じゃないかもしれない- ichirou自由詩19+*14-1-13
ボクは男の子- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-1-13
とばり、- 左屋百色自由詩18*14-1-13
踊り場に。- 駒沢優希自由詩814-1-13
エーテル_11- 草野春心自由詩314-1-13
あなたたちが作ったシステム- umineko自由詩26*14-1-13
北の亡者/Again_2014睦月- たま自由詩24*14-1-13
心が息をしていない- 北大路京 ...自由詩314-1-13
月さえ僕を照らさない- 北大路京 ...自由詩314-1-13
心の中の小さな点- ichirou自由詩14*14-1-13
夜を歩くという事- 塩崎みあ ...自由詩11*14-1-13
アイデンティティークライシス- 殿上 童自由詩10*14-1-12
_冬静_- 小林螢太自由詩14*14-1-12
ギフト- 千波 一 ...自由詩314-1-12
ROCK- 自転車に ...自由詩114-1-12
樹下にて- ヒヤシン ...自由詩7*14-1-12
形相- 葉leaf自由詩514-1-12
まちぼうけ- こしごえ自由詩5*14-1-12
スノーマンと雪だるま- 夏美かを ...自由詩34*14-1-12
クリスマスローズ- イナエ自由詩13*14-1-12
スプーンで食べないからだ- 北大路京 ...自由詩614-1-12
マシンガンに撃たれたい夜がある- 北大路京 ...自由詩314-1-12
私の死んだ日桜満開- 北大路京 ...自由詩414-1-12
推理小説- ただのみ ...自由詩20*14-1-11
宇宙りんご- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-11
歌詞も音程も違っている- 北大路京 ...自由詩414-1-11
ギャフンと言おうとして舌を噛んだ- 北大路京 ...自由詩414-1-11
綱渡り芸人から飛行機になって飛んでいく- ichirou自由詩6*14-1-11
風の一日- 服部 剛自由詩514-1-10
新緑- あおば自由詩12*14-1-10

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