すべてのおすすめ
死と生の間で
行ったり来たり
そして
時々 
つりあってみたりする
遊具

傾いた板の上を
滑り落ちてくる
日常という名の欠片
秋のうすい陽をまとい
氷砂糖のようにきらめく
し ....
雨にぬれたらあたたまって欲しい

冷えると風邪になりやすいから

ショウガを買っておうちで擦って

あつい紅茶に入れて欲しい

ハチミツなんかも入れかき混ぜて

あせらずねむらず自 ....
緑の丘をのぼる

ゆっくりと歩をすすめると
きらきらと葉擦れのおとがまぶしい

きみのスモックが風をはらんでふくらんでいる
慌ただしいいきかたはしなくていいんだもう定員さ

ぼくたちは ....
歳下が熟女と呼ばれている 「何時何分何秒?地球が何回まわったとき?」

『地球はまわってなどいない!
 地球のまわりを太陽や月がまわっておるのだ!
 謝れ! 地球に謝れ!』

「地球さん、ごめんなさい」
「耳にもお経書いた?」
『書いたよ。次は目玉ね。』
「目玉?!」
『目玉にも書かないと。』
「痛い痛い痛い」
沈まぬ寺の鐘が鳴ると
ごんべんに響き渡り
詩というものが芽を出した

救済であったり
現実からの逃亡であったり
魂のゆくえに思いを馳せたり
本質であったり
虚像であったり

見ず知 ....
沈んでいく
高層ビルの乱杭歯を
掠めて

噛み砕かれる
西の稜線の
大臼歯で

この街で生き長らえるなら
むやみに懐かしがってはいけない

闇の中でも決して眠らない街は
執 ....
                    131004



懐かしいなぁと思いながらも
作者は今頃どうしているのだろう
フランケンと一緒に遊んでいるのだろうか
 ....
我々はこまかい罅を 感じている
誰にもある
あかるい三月の路上で
したたるような朝がまぶたをひらいた
我々がおもえば
頑固な落葉松の ひきしまった松根の一本や二本
適度なふかみの罅がはいる ....
詩にならない言葉ならべてインクのな
くなったボールペンに私は告白したの
です。今までありがとうずっと好きで
した。ボールペンは息をひきとり今は
コンパスの隣りで眠っています。退屈
していた言 ....
ひまだし泣いてやる 春を待つ切り株がある 羽虫がきのうの夜中
だいたい3時くらい
飛んでいったってよ 君のとこに

電線をつたって
たまに自販機に魅せられて

羽虫がきょうの朝
だいたい6時くらい
とうとう着いたってよ  ....
その手を伸ばして指先に触れた衝動が誰の恒星なんだって?
球体に似ているそれは無限回数の爆発を続けてひっきりなしに叫んでいる、
宇宙に鳴る、宇宙に鳴り渡る、どうして?
地球が回る、花が咲く、いつま ....
夕暮れの無人の教室に入った私は  
黒板に、白いチョークで  
自分のからだを描き  
胸には 我 と一文字書いてみる  
(その顔は、何処か悩んでいるようで)  

黒板消しで、さっと  ....
昨日のうえにことりと
今日が落ちてくる
その順番は変えられない

やっと捜し当てた今日は
つかのまのあいさつを済ますと
足早に去ってゆく

きのうの昨日のきのう

そこには取り ....
最近
ユルキャラなる
年をとらないで
人気をとる
命が増殖して
時には人間よりも
元気に活躍している

ここでは新しい
ユルキャラを
企画したい
名前だけは
決まっている
 ....
女子高生が座ってた場所を取り合っている 目玉商品の札をおでこに貼って、スーパーのレジ横で座っている  やーい
 へたくそ

 生きるのが
 へたくそ


 つるつるに磨かれた
 硝子テーブルを這いまわる
 コガネムシみたいに

 もがいちゃってさ
 いたずらに

 ピアノ ....
欠伸と溜息ばかりの酸欠美人
憂鬱な一輪挿しに蒼い微笑
死語とエゴの齟齬で過ごす
午後の惨さ
相違ありませんか
花鳥風月と課長風下劣
おやめ下さいその菓子は
名刺の角で指を切り
 ....
耳を塞いでよく聞きな
俺の生い立ちはこうだ
頭を巡らせてみると
格子の向こうに四角い光
その中からこっちを見ている一本の木
やっと首の据わった俺が
ベビーベッドの中にいたというわけさ
何 ....
国家試験を受けられなくて
例えば人生の終焉などについて
小部屋の中の哲学を啜っていた私に
先生は声をかけてくれた
人生は終わった
人生とそれに接続する世界は終わった
終わったは ....
母の手作りする洋服は
大体において
あらかじめ寸法が大きかった
未来が足されていたから
子どもはすぐ大きくなっちゃうからって
それは言い訳というより
有無を言わせない印籠のように掲げられた ....
※中途半端に疲れた自分

ぶらりぶらぶら壊れた道で
その先にある幸せという嘘

空は全く灰色で
お日さまかんかん晴天で
雨も降らずに灰色で
光線だけが照り注ぐ

先も急がずぶら ....
タラレバがやって来るときは憂鬱だ
タラレバには輝く空がない
これを言うとみんなに叱られるから
タラレバはいつもひっそりと隠れている

タラレバは食い物じゃない
タラレバは歩くのが遅 ....
  雲が赤く染まる
  町はうずくまっている
  少し怪我をしているみたいに
  どこかで華やかなパーティーが開かれている
  緩められるネクタイ
  グラスの触合う他人行儀な音
 ....
       
       きみは黙って手をさしのべた
       わたしは黙って寝巻きをおとす
       まっくらな部屋のなか
       きみの頬がまたそげていた
       ....
  ハンカチに指で書いた
  とうめいなそのポエムは
  日なたと影のにおいがする
  歯をみせてわらってよ
  はにかんだきみの口元が
  不思議にうごくのも好きだけど
  高い ....
壮佑さんの自由詩おすすめリスト(4550)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シーソー- そらの珊 ...自由詩12*13-10-6
雨にぬれたら- 吉岡ペペ ...自由詩913-10-5
きままに- 梅昆布茶自由詩1313-10-5
歳下が熟女と呼ばれている- 北大路京 ...自由詩813-10-5
何時何分何秒?地球が何回まわったとき?- 北大路京 ...自由詩613-10-5
耳にもお経書いた?- 北大路京 ...自由詩713-10-5
- そらの珊 ...自由詩10*13-10-5
夕陽- nonya自由詩18*13-10-5
怪物くん- あおば自由詩7*13-10-4
ワレモノワレワレ_(生体反応の設計)- 乾 加津 ...自由詩12*13-10-4
題名が決まらないまま- 左屋百色自由詩16*13-10-4
ひまだし泣いてやる- 北大路京 ...自由詩513-10-4
春を待つ切り株がある- 北大路京 ...自由詩313-10-4
羽虫- 川上凌自由詩313-10-4
ユニ・リ・バース・リ・クエスチョン_?- 北街かな自由詩213-10-3
禅の教室- 服部 剛自由詩10*13-10-3
きのう- 梅昆布茶自由詩1913-10-3
ユルキャラを企画してみる- りゅうの ...自由詩11*13-10-3
女子高生が座ってた場所を取り合っている- 北大路京 ...自由詩413-10-3
目玉商品の札をおでこに貼って、スーパーのレジ横で座っている- 北大路京 ...自由詩413-10-3
へたくそ- まーつん自由詩1013-10-3
officelady- ただのみ ...自由詩15*13-10-3
パターナル- salco自由詩13*13-10-2
先生- 葉leaf自由詩613-10-2
ぶかぶか【詩サークル「群青」九月のお題「音」から】- そらの珊 ...自由詩22*13-10-2
途〜パートいくつか忘れました- ……とあ ...自由詩11*13-10-2
タラレバ- アラガイ ...自由詩12+*13-10-2
パーティー- 草野春心自由詩313-10-2
雨音の聴こえない夜に- 石田とわ自由詩11*13-10-2
はにかみ- 草野春心自由詩713-10-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152