{引用=




虹色に燦めく
蜉蝣の羽をまとって
あなたは透き通り
去っていった

あれ以来
導く天使の声を
失ってしまったようだ

舞うような仕草が
刻印されているの ....
せめて一つだけでもいいからさ

願いを叶えてよ神様よ

不敵に微笑む神の影は

僕を見下ろし踏みつぶした

そんな夢を見て何回目か

消えていく君と僕との平衡感覚

 ....
父よ
今日も変わらず  ....
                     
土を返して、日は落ちた。             

今日の労は汗が知る。               
肌着の臭いと、肉のこわばりが        ....
例えば核の脅威におびえない
六カ国協議とか何かよくわかんない青空
コンセプトモンゴル
どこまでもどこまでもつづく広がるあお空のしたで
本当に全員が全員ほっぺを真っ赤にして
てをつなごう
隆没をたゆたわせれば僕らいつか仲良し一緒になれるかも、ってね



セックスの後に知ったのは涙って舐めるとしょっぱいんだってこと



いつも降るわけじゃないから雨なんて絵になるのにね ....
亜熱帯
別世界
スコール
気狂いじみてるホンコンヤン
偽物の時計
黒土色の手のひらの中で時間を流し続けてる
屋根の壊れた二階建てバス
頭のてっぺんをかすめるネオンサインネオンサインネオン ....
ひっつきむし
晩秋の駐車場で
戯れたまま
動かない

夏の終わりに
青と白の小さな花を咲かせていた
ひっつきむしは

秋の初めに
実をつけて
小便する猫の後ろ足や
横を通るズボ ....
あのクエスチョンマークのような雲は
描いたの
ひみつのゆびが

あの子の涙は
ぬぐったの
ひみつのゆびが

涙でちょっとしょっぱくなったから
海で洗ったら
もっとしょっぱくなった
 ....
寒くなってきたので
言葉のタンスから
言葉のコートを取り出しました

一年ぶりに着る言葉のコート
冷たい北風も
これを着ていれば凍える心配もありません

どこか出かけてみよう
どうせ ....
一粒の雨が傘に弾いて
百匹の蛙になった
百粒弾いて
一万匹の蛙になった

一万匹は
すぐさま姿をくらまして
それっきり雨は止んでしまったから
微かに地面の濡れたところが
 ....
手と、手が
触れて
砂埃でかすれ切ったあらゆる地面が
夕刻へ
厳しげに交錯するあらゆる細枝が
夕刻へ
落書きごと枯れているベンチのあらゆる褐色が
夕刻へ
夕刻へ、と
 ....
とっても深刻午後だったラですよ。
ぼくラあたま風船つけ歩きまわす。

まわりひとたちへんな目で、
じろじろぼく見るのです。
ハロハローなので手をふって、
し ....
季節はもう冬支度なのに
たんぽぽの綿毛になるんだと
あなたは言った
過ぎ去った日々を惜しむかのように
ひとびとは
大きな樅の木の下に集いだす
そんな季節に
たんぽぽの綿毛になるんだと
 ....
昨日の雨は
本当に雨だったのかと
疑ってしまう今日の青空

くもの巣が水でできている
土に水玉の花が咲いている

風は冷たいけれど
その風に乗って
タンポポのように
きららふわわと ....
金網の向こうに現在がある。
理屈は液状化して視覚に依存する。
それでも私は言葉を片手に
思考の周縁の限界線を窺う。

時間がない。
身命が有限であることを捨象するほどに、
私は彼方へ急い ....
セミの抜け殻を
たくさん集めて帰った
何となく
母にほめてもらえる気がした
母はパズルのピースが足りない
と探していた
父は受話器を握り
そこをなんとかお願いします
そう繰り返 ....
強い日差しが照りつける中 逆立ちで無重力ウォーキング 異星人の開脚 初公開
俺様が通る 踊り狂うこの都会の野原 様々な店舗を回り 我が社の商品を営業する
埋立地の上を歩いている時に 鯨の鼻歌が聞こ ....
家具屋さんに忍び込もう
家具屋さんで暮らそう
昼間はソファで本を読みながら
目の前を通り過ぎるカップルを眺めよう
これから幸せになる予定ですか?
それならばエキスをちょっと
分けてください ....
ちいさな掌を
ひとつ結んでは覚えてゆく指あそび
ほんとうなんて要らない
と言い聞かせながら
それは未だ新しい

老いさらばえた両腕は
調和したスープと
子守歌で満たされる
動かな ....
自尊心をちょうだい。
勇気をちょうだい。
なみならぬ身体能力をちょうだい。



橋で月をみていた、一人で。魚が泳いでた。
月はまるくてほのかに光ってた。私は池に落とされた。
 ....
不器用な指先の
気の利かない言葉の
温もりを
零してばかりいた

あの日ホームで
あなたは両手をポケットにつっこんだまま
素っ気ないさよならを言った
私の瞳が迷わぬように

く ....
冷たい空気
りんごは蒼に染まって
夜を形作っている

街は静か
だれも目を伏せて
雪が降る季節までもう少し

動かない
ホームレス達の息遣いが
白く
空に昇って
月は悲しみ ....
 風に舞いあがる落ち葉
 その向う先
 俺の心の深いところには
 一人で向う旅路の果てが
 虚ろげに映る

 忘れることなどないけれど
 多くの過ちは風化して
 貨物列車で運ばれていっ ....
私は地道に働きます。
私は何を目指しているのだろう。

日曜日、ふとそんなことを考えてしまいました。

おうちもほしいです。
立派な家はいらないのだけど。
後ろの壁が外れかけたので食器棚 ....
大きな本屋の片隅で
店員にも忘れられてしまった本が一冊
置かれた場所が奥にあるのか
興味を惹かない題名なのか
本に聞いてもわからない

言葉がこんなに近くとあるというのに
誰もが前を通り ....
ヘネシーの一気呑みなどとゆー
もったいないことはもう二度としないように
あるいはもいちど
そんな機会に恵まれたら
ぜひともおねーさんを呼ぶことをお忘れなく
それはそれとして
あんまり気張る ....
あま栗の中でいも虫が死んでいたよ
すでに黒く硬くなっていたよ

あま栗は甘い

いも虫は死んでいる

いも虫は栗をたべながら

たべながら死んだ
あま栗は甘い
いも虫は死んでいる ....
夜巡る光は溢水もない

無限ではない人々の心の渦

海風がなびいて吹き荒れる

季節外れの海辺の砂のお城

夜の公園一人たたずむ僕のすがた

大した事もないが生きている世 ....
親愛なる、
あなたさまへ。

あなたは何時の夜も、
肝腎なことをはぐらかされます。
わたくしがどれだけ歯がゆい思いをしているか、
よくご存じのはず。

 ....
水在らあらあさんのおすすめリスト(3565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日だまりの空- まどろむ ...自由詩5*06-11-22
ジグゾーパズル- こめ自由詩806-11-22
朝_食- ネコ助自由詩506-11-22
お日様- ネコ助自由詩206-11-22
コンセプト・モンゴル- 馬野ミキ自由詩1006-11-22
S[E/H]I__(生死)- ピッピ短歌706-11-22
香港℃- 水町綜助自由詩4*06-11-22
ひっつきむし- 肉食のす ...自由詩2*06-11-22
ひみつのゆび- ふるる自由詩16*06-11-22
言葉のコート- ぽえむ君自由詩15*06-11-22
夕日のマフラー- 杉菜 晃未詩・独白15*06-11-22
恍惚願い- A道化自由詩1206-11-22
「_あたまラふうせん。_」- PULL.自由詩11+*06-11-22
「さよなら」はもう言わない- 恋月 ぴ ...自由詩50*06-11-21
青空の花- ぽえむ君自由詩16*06-11-21
鉄条網リアル- ブルース ...自由詩6*06-11-21
セミの抜け殻パズル- たもつ自由詩19*06-11-21
会社員の憂鬱- 狩心自由詩9*06-11-21
家具屋さんに行こう- チアーヌ自由詩706-11-21
マフラーは長すぎて- ピクルス自由詩10*06-11-21
小さな一人旅- 李恵散文(批評 ...7*06-11-21
ほんとうのもの- yaka自由詩4*06-11-21
BlueApple- マッドビ ...未詩・独白6*06-11-21
人類滅亡後- 山崎 風 ...自由詩11*06-11-20
2006.11.20すごく寒くなってきて時々考えてしまうのよ ...- 初代ドリ ...未詩・独白6*06-11-20
言葉が泣いている- ぽえむ君自由詩11*06-11-20
弟へ- 佐々宝砂自由詩3*06-11-20
あま栗- 肉食のす ...自由詩8*06-11-20
迷宮入りの知恵の輪- こめ自由詩1006-11-20
「_血信。_」- PULL.自由詩10*06-11-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119