古タオルに黒マジックで
ぞ う き ん と書いた
ぞ う き ん

なので反対側の端っこには
き り ん き ん と書いてみた
き り ん き ん

家人に見せると
きりんきん では ....
紙に書いてください
書けるものならば紙に書いて
紙に書いたそれを見せてください

世界を
モニターの向こうにまで感じるとるためには
第六感まで動員しても
なお追いつかないような想像 ....
それがほしいのだという
網の籠を背負って
捕まえて入れるのだという

静かな息に
舞い上がり漂ったのち
重さを感じて落ちてくる頃に
掴むのだという

小走りに途切れて
靴音の後ろか ....
言葉たち
あちこちで
みしみしと
ひしめきあっていて

言葉たち
時に
きゅうくつだったり

なんとなく
楽しかったり
はやく詩になりたいなぁ
なんて

 ....
夢を食べて生きてはいけない?

この季節、月はとても高いところを通る。
黄色いまだらな生き物は
首を伸ばして
鍋に盛られた青草を食んでいる

青草には黄色い花ものぞいていて
ぎざぎざの葉っぱなど
なかなか新鮮そうだ

黄色いまだらな生き物の故郷 ....
雪虫という虫を知らないが
今日、雪虫を見たような気がする
すうっと目の前の少し高いところ
お尻にちっぽけな綿のようなものをつけていて
体はなんとなく水色だったと思う

風の中、雪の匂 ....
春じゃない小春日和の
雨じゃない木の葉の雨に
木漏れ日がほどけて夜が織りたされる
真昼の空に
水在らあらあさんのおすすめリスト(3565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぞうきん- 小池房枝自由詩1004-1-24
それがもし詩という何かであるならば- 小池房枝自由詩10*04-1-11
蛍追い- 藤丘 香 ...自由詩40+*04-1-10
未詩- 小池房枝自由詩603-12-17
ぼく、ばく。- 小池房枝自由詩6*03-12-12
きりんたんぽぽ- 小池房枝自由詩5*03-12-6
雪虫- 小池房枝自由詩3*03-11-22
木々は光をまた土にゆずる- 小池房枝自由詩303-11-16

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