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昨日 兄が景色をねじ切ったから
今日はもう景色はない

昨日 父が空を 落としたから
今日は見上げても空はない


しかし
相変わらず
今朝も
通勤列車は混んでいる


嗚呼 ....
泡と塗れる事に嘯き覚えて
僕が去っていった日曜日に
汚れた流線型が降り積もる肌に
華奢なライン真似て空が繋いでいく

プラスチックみたいなリズム
音がまねて吐き出す雲の中で
わずかな音は ....
二人門出には大輪の花束を
冷や汗をかくような思い出はいつか
幸せのすきやきに少し甘めのすきやきに

変わらずにいようねって言うのは野暮なもんさ
だってこいつ年取ったらハゲのおっさんかも

 ....
ハードルは今日も 硬く朗らかな 一滴をしおどめのほとりに かなづちごと落として
開闢以来の微笑みを 白鷺に託して 湯目のまにまに 供えゆく たゆたけししらさぎは
いつものルーチンワークをとおして  ....
{引用=*
風の匂いや若柳や小鳥に
こころがひとりでにほころび
つぼみがゆっくり花ひらくように
はるにかぜをひいてしまうこと
くしゅん




*
きらきらした風のなかで
うつ ....
視線の低い僕に繋がれた
のんびり足先まで溶け出す夕暮れと
女の子の目は右に左にゆれだすのが
振り子みたいだと僕は思ったり
たとえばあの踏切の手前に出来ていた
水溜りが死刑囚をモチーフにした絵 ....
去年の暮れのこと
スーパーでチキンを売ってた
サンタさんはきっとお腹がすいてて
だからチキンが食べたい
売り上げが伸びても給料は上がらない
だからカップル達の不幸願ってます
サンタさん不幸 ....
ぬかるめば、。まだ
容易いだろう春の目覚めは
アスファルトの下で息を潜めて
丸めた背中に街を築いた、。今朝も
大動脈を車は行き交い
目を見開いたまま
居眠りで
寄り道もせずに落ち ....
まず初めに、このサイトの管理人さん、いつも互いに励ましあって
詩作をしている方々に感謝いたします。

今日でこのサイトに登録してから1年になる。
365日前は詩というものは何一つとして書くこと ....
南から暖かい風が吹く

北欧のラベルがついたブルーベリージャムの瓶

中身は残り少ない

ジャムは雲のパンにつけて食べた

洗ったシーツがもう乾いている
もしも ぼくらに子供ができたら
なんて名前をつけよう?
おとこのこだったら おんなのこだったら

もしも ぼくらに子供ができたら
宝ヶ池の こどものらくえんに行こう
BALの地下に行こう
 ....
風が好い匂いね。
春に成るから?
春に成るから。
此の季節、好きよ。
素敵。

夏は宵闇。
お盆はお祭りに行きましょう?
紅い金魚を掬ってあげるよ。
狐の御面を被って、こんこ ....
朝-
電車に乗るときの
皆のあの私座りたい俺も座りたいというオーラがいやで
先に乗り込んでも窓際とかに立ってしまう
ヨーイドンとか言ってないのに競争しだすのがいやだ
ルールが明文化されて誰か ....
その丘は 
いつも 風が吹いているので
僕は 立つことの意味を 考える

その丘からは 
遠くの川の流れや 大きな樹が作る木陰
彼方の波立つ海が 見えるので
僕は 立ち続けることの意味を ....
気の早い都会の桜が
春北風(はるきた)に身を震わせている
空とつながって
少しだけ自由になる
{引用=

22番のバスに乗って

窓のそばに立って

18世紀だか19世紀だかの建物の列を横目で見て

ラファイエットで購入したお洋服の紙袋抱えて


前に立ってるおじさんが
 ....
ぼくの
ひげをゆらして
風がすぎていきます
おだやかなはるの
やさしい風
今日ともだちと
たくさん遊んだ
とても
たのしかった
みんな
立派なネコになれるといいね
そらはいつも
 ....
ああ、痛いなあ、と笑い泣きでつぶやいたとき
いちばんに、割れるのは鏡で
これが水面だったら割れないで済むのに、と
あかいものを見て

にぶい光はいたみとやすらぎをもたらして

ああ、 ....
人が死んでゆく
人が死んでゆくって
簡単に人は死んでゆくって
永久歯も生えそろった頃に思った
だってかんたんに死んでいったから

永久歯って何だ
かんたんに抜けた
歯科医が軽く抜くよ
 ....
[しらない]

かわってゆくやつらは
水の美しさをしらない




[青い影]

ぼくは月よりも
流氷よりも青く澄んで
ただはかない予感ばかりが
つのるのです  ....
[誰もいない空で]

なあもういいからさ
だれもみてないからさ
もう泣いちゃえよ

ちっちゃいころみたくさ
はいの
おくのほうがさ
いたくなるまで
おもいっきり泣い ....
魚が泳ぎかたを忘れっちまったら

魚は魚でいられない

口をとざして貝になる?



棘で身をかためて

ウニになっちまった奴もいる



泳ぎかたを思い出 ....
持ち物は命だけ 赤色の
不眠に貫かれた
清潔な砂漠の、。(少年の)海の
向こうの
幻としてだけ、。私は
今夜
ふしだらな聖母になり
奉られて
祟られて
紡がれて揺れ、。(少年の)モイライの
 ....
 気がつけば2月になっていました。
 そして2007年になっていました。

 私はと言えばパートをはじめて1年が経ちました。
 薬を飲み始めて1年半経ちました。
  
 今年の冬は暖かくて ....
庭で子どもたちが泣いている
ちいちい ちいちいと泣きながら
翼をぱたぱたさせている
それだけで 私ももらい泣く
私は狂ってしまったんだと思いながら泣く

そして何を悲しんでいたのか わから ....
あんたの1メートル上空の
地上権と
あたしの1メートル上空の
地上権を
交換するの

そレで
あたしの匂い
あたしの甘やかな匂いを
あんたにいっぱい嗅がせて
あんたの一切の先取特権 ....
橋のたもとには
冬の朝が流されている
怒りの日
鳴らない時計
酔いどれの歯
私は三角巾をひたいにかかげ、拳を突き上げ、空に沈め

ふりそそぐ
春の雨、豆腐、塩
故障

今日の ....
気づいているだろう
あのときの
以来
僕らは
何もかも奪われる運命にあるのさ

気づいているだろう
身体もこころも
気持ちも何かを
剥ぎ取られるような
痛みを感じているって

 ....
(行方不明になる少し前の光景)

そう、いつか南風に
わたしの髪がながされて
地平線の水色に
例えば(紅い花を)
あるいは羊雲の群れに
かすかな共和国のひびきを感じたとき
わたしの名前 ....
水在らあらあさんの未詩・独白おすすめリスト(261)
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