こころのない ごめんなさいを あなたにあげる 遊び外れた迷い途中
光彩の獲得が至上の命題であると引力に負けて

自らの光彩を知るに
暗闇へ隠れてみたりで

問いかける景色も
答えなる景色も 求め歩み歩まず、

細々とした日々 ....
ワタシ
冒険者でもなく
御陽気さんでもない
カタツムリの殻で目を回すことなく
明日の予定だって皆目、無いね

雨の日は 内職を
夜中も 内職を

ただ夜型なので朝寝ます

 ....
やがて 太陽がいなくなると

星は蛍のように
空を覆いつくして

まるで蛾のように
5本の指を 光に絡ませて

僕は 月や星に 手が届くことが
とてつもなく素晴らしいこと ....
寝とったらまた隣がやたらウルサイから目が覚めた。
ドア開けてそーっと見てみたら、やっぱいつものヤクザやった。もう最近は慣れたけど、最初はマジびびってて、ほやけど興味があったから、何回目かのときに初め ....
 僕の詩は、青い壺の中にある
 壺は青く、眠れない。
 眠りのためなら
 この腕をもぎ取り、
 (―さながらレモンのように)
 真っ赤に浸してしまいたい。
 
 美味いカクテル 女向 ....
ドングリのみなさま
しばしご聴講いただけますでしょうか。

私、もドングリではありますが
この度、ドングリ代表に立候補いたしましたことを
ここにご報告いたします。

他にも2個のドングリ ....
まっしろのシャツ まっしろのパンツ

まっさおな空の下 決して汚れないように気をつけて

ジャングルジムのてっぺんで仁王立ち ちょっとの優越感と開放感

まっくろな空の下 決して濡れな ....
ほうらご覧よ
あんなに見事な

ゆるりゆるりと
銀の鱗を光らせて
水面に映る魚のよう

ゆるりゆるりと
眺めていたら
水の底から
見上げてるのは
こちらのほう

銀の鱗の魚に ....
溺れるのと 沈むの、どっちが先なのかしら? あなたのもとに
つながっているだろうかと
また海に来てしまった
彼方の水平に
上昇気流の痕跡が偏西風に流れて
波間に姿も映さず高く飛ぶ
渡る鳥、それよりもずっと星のそばで
焼かれる今 ....
眠れない夜に羊を数えてみても
ウール100%のheavenly dreamが訪れる事もなく
二万一千頭位まで行った所で
東の方角に朝焼けの予感が貼り付きはじめる
一日中数えても十万頭にも満 ....
サンタさん サンタさん。
1年間いい人のフリをしていたご褒美に
サンタさん 私にサンタさんをください。
こき使ってあげますから
私にサンタさんをください。

サンタさん お部屋掃除しといて ....
毒の海を歩こう
貴方への想いを振り切るため
赤い海
青い海
白い海
黒い海
その全てが僕を殺す猛毒だけど
その全てが心を壊す劇薬だから
処方箋は恨み言
キチガイの医者が喜んで発行する ....
何もない






何もない





何もない





これをいつまで続ければいいのだろう





 ....
ウロボロス、

光のなか、虚の時間、
あなたたちは2匹ずつ笑って
互いの尾を噛み
楕円となって回り続ける
生成と消滅がくりかえされるそこで
それは生まれた
衣を破って
なにもないとこ ....
ぎらつく夕日を受けて

入江の港を出ていく船がある

あの火玉のごとく直進するものは

いつたい

いづこへ

いづこの国へ



いや そんな単純明快なものではな ....
ある日
夜、歩いていたら
街灯がやたらと
光って見えた。

何度目をこすっても
光って見えて
どうしても
吸いつけられてしまった。

だから、
もう
帰れないと思った。
やさしくしてあげたいの
なんて思っているときは
自分にやさしくしたいとき
そんなことは知ってるよ
でもねみんなうれしそうだから
やさしくしてあげてしまうの
お気に入りの人が
さびしいとき ....
秋の中にも秋があり
気がつく時がうれしくて
秋を問わず
季節を愛させる

暦でわかる秋よりも
手に触れる
目に見える
やわらかい秋があることを

自分の中にも自分がいて
気がつく ....
おいどの大きな者が
持てはやされた遠い昔の
おんなは血を繋いだ。
夜毎
亭主とまぐわって
子を産み
子を育てた。
おいどの小さな者が
持てはやされる今どきの
おんなは血を乱す。
し ....
熟柿が落下して
地面をうろついてゐたカブト虫を
直撃した


貪欲に果実を食ひ破つて侵入してゐた
カブト虫が
果実の方から見舞はれて
すつぽり中に吸ひ取られたのは初めてだ
 ....
水鉄砲を空に放つ


リアス式海岸を
走る

気動車
機関車
各駅停車の
車両達
それぞれが
異なる
ジョイントの音を立てて
走る



水鉄砲を携えて
 ....
人生はめぐりあわせ
かたちあるものは必ずいつかはこわれてゆき
同時に精神の壁も崩落してしまわぬように
ぼくたちは両手首をコンクリートの中にぬりこめる
押し戻そうとしてもできっこないのに
 ....
音階の一部が透明な小石

古代から引いてきた糸ついに張る

網の庭の下に住む 髪の毛は木の根

バター溶け出し箱に終わりゆく徘徊

ある標高の白い雲から白い服

殺意が液体になり家 ....
あなたの気持ちだけぽろんととれちゃって
彷徨うけど許してね
拾ってあげて小さく
ひとくちだけね

見つけてほしくてくっつけたこの鍵は
醜くいからここに捨てておくよ


あなたの気持ち ....
願いつつ放たれた僕の希望は
うすら闇の中へと消えて行った。
追いかける事も無く、ただかりそめに
うつろいゆくとかげ。

秋の日にただ君と出会い抱き寄せた肩に
ありしひの思い出と悲しみがみだ ....
夜の長い季節がめぐって
今年もまた
潤んだ果実の薄皮が
あなたの細い指先ではじけて

  枯色の穂の律動

その春のようなくちびるに
すべり込むのです


かわききった大地で
 ....
ゆくりなくくるげなす
いかずちににた電信ばしらの
ほうふくこうげきに
日の出はもはや
せんざいいちぐうの
しろえさす
なえなえびの
くくぅるだいみょうを

天かいのホックにつるした。 ....
少年は宿題をやらなかった
先生から言われた居残りは
いつものように嘘泣きすれば
みんなと一緒に帰れることを知っていた

交差点で友達と別れた帰り道
不自然に動くものが
彼を横切る

 ....
水在らあらあさんのおすすめリスト(3565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からあげ- 汰介川柳4*06-9-25
帰々星- ヨルノテ ...自由詩2*06-9-25
休日- ヨルノテ ...自由詩2*06-9-25
みんなで- しでん自由詩4*06-9-25
隣のおっちゃん- 捨て彦散文(批評 ...406-9-25
詩作- 白雨自由詩506-9-25
ドングリ代表選- ブルース ...自由詩7*06-9-25
まっしろのままで- もこもこ ...自由詩4*06-9-25
銀の鱗の…_、_空を行く- LEO携帯写真+ ...21*06-9-25
メルティン- むくげ携帯写真+ ...606-9-24
相聞、漕ぎ出せば海- たりぽん ...自由詩13*06-9-24
*無量大数*- かおる自由詩16*06-9-24
奴隷商人のクリスマス- くろねこ自由詩206-9-24
泡沫への傾倒- whipporwill自由詩106-9-24
秋日和- 初代ドリ ...自由詩3*06-9-24
ウロボロス- 下門鮎子自由詩8*06-9-24
一つの決心- 杉菜 晃未詩・独白6*06-9-24
夜の街灯- チアーヌ自由詩906-9-24
やさしくしたいとき- チアーヌ自由詩306-9-24
秋の中にも秋がある- ぽえむ君自由詩10*06-9-24
おいど- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-9-24
豊饒_豊饒- 杉菜 晃自由詩4*06-9-24
海岸線- あおば自由詩8*06-9-24
ちょっと一服しよう- 七尾きよ ...自由詩8*06-9-24
ジプシー(ルー)- 黒川排除 ...川柳1006-9-24
ハザードランプ- アサリナ自由詩5*06-9-24
はなたれたや- hiroto自由詩206-9-23
春の葡萄- たりぽん ...自由詩18*06-9-23
060922- もしゅ未詩・独白1*06-9-23
片足の雀- ぽえむ君自由詩7*06-9-23

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