睡魔の中で詩を書いている
まだ見ぬ1行を探して
視界は夢の中へと入っていき
詩を書いている

明るい緑色の柑橘系アルコールに酔い
体は蒸気する
暑さの中で目が覚める
ペンを握る

 ....
基本的に自分の事が嫌いです。

だからそんな自分が福祉の仕事に就いてていいのかとよく思う。
自分の事を汚れきった雑巾みたいに考えている人に
支援も介助もされたくはないよね。

でも人間は、 ....
たとえば勉強すること
勉強が大切なんじゃなくて
勉強することが大切だと思う事

たとえば人を好きになること
好きな事が大切なんじゃなくて
好きになれることが大切だと思う事

たとえば父 ....
 男は走り回る
 物を持ち上げ
 線をひき
 名前をつける

 男は陸の生き物だ
 りんごを離せば地面に落ちる
 風が吹く日は踏ん張らねばならない
 一日に三度腹が空く
 しかし ....
毎度のことながら、
女にふられたので、
ラブホへ行って死のうと思った。
どうしてラブホかといえば、
情死かと思われるかもしれないからだ。
死んだ後のことなどどうでもよいかと思えば、
にんげ ....
今朝、校舎の前で
無口な少女を見た
目が合うと
少しだけ笑って
そのまま自転車の
静かなスピードで
追い越してった、八時十五分。

無口な少女の
名前を知らない、
先生が出席をとっ ....
話してごらん積み上げたその悩み、5連鎖するよ、ほら、ば〜よえ〜ん


手をつなぐふたりの影よ 鍵をかけ忘れた夏に帽子は空へ


「雨の中キスをするより恥ずかしい。株式投資はじめるなんて」
 ....
テーブルの向こうで
カエルがなくのだ
涙もろいカエルがなくのだ

悲しみの理由は
支離滅烈
取り乱したカエルの日本語は
とてもビジネス文書向きではない

だか 悲しみという命題は
 ....
ヘロー、私がLockTheKey
今日スゲェ恐怖がW.Cをノックするから鍵を掛けろ
それは陽炎か幻覚だろうが貴様にハローと呼び掛ける
答えるな、肩へルナティックな彼方からの光が降りて
まる ....
美しく
溶けるあなたは
かき氷
夏のさなかの
熱き接吻(くちづけ)

雨が降る
その日に限って
嫌なこと
降って湧くのは
何故なのでしょう

サッカーも
恋も初めが
肝心 ....
前を向いてわっはっは
後ろを向いてわっはっは
いちとせにとせでわっはっは
仕掛けてごかけてなんでもいいか
にっちもさっちも行かなくなっても
何とかなるさと前をむきゃ
いつの間にやらわっはっ ....
あの紙は何でできているの?

あの紙はどうしてペラペラなの?

女の子が矢継ぎ早に聞きます。


紙はずっと沈黙を守るの?

紙は何故崇められるの?

女の子は核心めいたことを聞 ....
チチカカ湖
チチカカ湖
チチカカ湖の畔
チチカカ湖を小舟で行く
小舟に波がぶつかると
小舟は揺れる
揺れる小舟に
チチカカ湖は歌う
チチカカ、チチカカ、チチカカと
一人の男が ....
遠く鳥の飛ぶ音
離さない
僕の耳は手のように
つかむ動きをやめないのだ

地球中の血を力にして
叫ぶ
喉からは出る手のように
何かを欲してやまないのだ

続く
つづらおりの道
 ....
かなしみのなかで
かなしみくるしんで
きょうおいらは
めつぼうします


こどもらがみせる
むじゃきなえがおのように
きょうおいらは
めつぼうします


むじんえきをよこぎる
 ....
   


こんな晴れた日に 風に吹かれて
綺麗に咲いた野原の花々を見てあげることは
狭い教室に詰め込まれて頭を酷使することより
大事なんじゃないだろうか
そう思っただけなのに
成 ....
なみなみと カップに注いだ

たっぷりの時間は

ごくごくと それはあっという間に

君に飲み干されてしまって

僕は呆れてしまうのだけれど

君があんまりにも

美味しそうに ....
にとうへんさんかくけいの
まんなかに
いっぽん
せんをひき
ぼくのなまえ

あのこのなまえ
こっそり
かいて
あわててけした
*翔る*

頭上の
ヘリコプターに向けて
大きく両腕を振る
「おーい」って叫んだ
何度も叫んだ
声だけが
翔けていく



*風*

自転車の
ペダルを漕ぐのも
間に合 ....
からみついて
はなれ ない

わたし の

あし を
て を

はな して

そら を みつめる
あ な た

きえない ゆめ

す てられ ない

きら ....
あしたあさってしあさって
とんでまわってなげキッス


土曜、日曜はゆううつになる
ゆううつになるので何もしたくなくなる
寝る
寝るということをする
大いなる矛盾に気が付いたので何もし ....
いつものスタジオでいつものメンバーで

いつもの歌を歌ってる

みんな暇なとき集まって練習

このひとときが面白い

カラオケでもいい

バンドでもいいとにかく歌が歌いたい

 ....
八月ま近い青空の下

日に焼けた頬をつついただけで

オレンジ-ドレスの娘は笑う

太陽がお前の乳母だったのはもちろん

月は忠実な騎士のように守っただろう
 荒き野に
 異香放てるひとところ
 {ルビ頽=くづ}るるばかりの山百合なりき



 五月雨のホームに
 長く停車する
 灯は明々と空きの電車よ



 北海に
 まなこ鋭 ....
千代紙こうてくれへん?
匂い付きのやつやで。
嗅ぐと、鼻の奥んとこが、ジーンとなんねん。
何や懐かしいこと、思い出せそうで、思いだせへん
あわーい陶酔があんねん。
千代紙には。
何でやろ、 ....
どうやら朝を迎えたような気がする
朝の日差しに目覚める窓ひとつ無い部屋
暗闇に閉ざされたキューブとでも
例えられそうな この狭い部屋のなかで
確かに感じられるのは
未だ眠りから覚めぬあなたの ....
上履きを隠され
体操服をゴミ箱に捨てられ
授業中は、後ろの席のやつらに消しゴムを当てられた
小学校5年生のバイキンは
泣いているのか笑っているのかわからない
ふにゃふにゃで、げっそりした顔で ....
ねぇもっと踊りましょう

アハハと笑って

イヒヒとお腹を抱えて

人生楽しんで楽しんで楽しんで

そうしたら泣き顔も

きっと楽しめるようになるから

ねぇもう少し踊りましょ ....
手をつないで歩けば
その瞳にも
この瞳にも
きらきらひかる
ちいさなちいさな
野の花でさえ



注:庭石菖(ニワセキショウ)という1センチくらいの小さな花です
一歩前に踏み出した足
 一歩後ろに下がる地面

たぷんと揺れる水
 とぽんと跳ねる金魚

ほらご覧と覗き込む僕
 あら綺麗と覗き込む君

うつむくしかなくて
 うつむくしかなくて
 ....
水在らあらあさんのおすすめリスト(3565)
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