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真っ白い炎が
咲き乱れて
花ちるさと
凍えるような涙で
殺菌する、
浴衣の模様を
黒地の頬を落ちる涙、
昔、
夏祭りに出かけて
一緒に金魚を網ですくった思い出がある
うちのお父 ....
僕はキミのこと
なにもしらないだろう
ボクが君のこと何も知らないように


フランツ・カフカの変身を読んだのは高校生の時


小説は一つの比喩を膨大な言葉で囲うことによって
成立させ ....
僕の隣に座っていた人が死んだ。それは呆気ない春の日の出来事。僕たちはその日待ち合わせをして、同じ電車の同じ車両に座った、中学校の同級生だった。なぜ死んだのかはわからない。ただ、僕たちが昨日この場所で会 .... そうだ、筋肉という名前だった!
思い出したぞ!


あれは貧弱な力こぶを指で無理やり力こぶに仕立て上げた様な山の奥で人知れず粗末な生活を送っている街の名前であり私はその街を求めて九州街道をひと ....
昨日のおやつはコーヒーゼリーだった。
抹茶プリンから出来たmiso・スープの香りに誘われてキッチンに顔を出してみれば、
クッキーの形をした人形の右足だけが焼成前の段階において(既に)切り取られてい ....


昼、目が覚めた時のシャンプーが、甘ったるい香りを躰に貼り付ける。毒蜘蛛が私の身体を食い破るなら、私はそれを水に流そう。パンと水を、私は食べよう。



数を数える度に、右から ....
マグカップに淹れたインスタントのカフェオレから立ち上がる、安上がりな煙が行き着く、油の染み付いた
換気扇とパイプ、非常階段と巣の跡、コンビニの看板、駐車場に止められた高そうな車の角に自転車をぶつ
 ....
指切り一つ交わした
はっぱが落ちた事
引き金を夢にみたこと
うごいて、
振り返る途中で、
どんな、という言葉の
温もりを散らす
フレームに焼かれた
数と/が
 ....
                                      タ
                                      イ
                   ....
「そんな昔でもないんだが、俺には昔の話をしようと思う。」こういう始まりをもって、男は私に色々な話をしてくれた。色々っていうのは細かく説明しようとすると恐ろしくてしょうがなくなるくらい色々で、だ ....

きみにあいたくなった

「きみってだれだよ」
「しらねぇよ」
「しなねぇのかよ」
「きみだよ」

きみのことが好きだった。

明日、晴れる保証なんてないのに
唇 ....
過子、という女の子がいた。
もしかして、過子ちゃん?
と、何回尋ねられても過子は
いいえちがいます
と答えた

町の明かりが年中点いているこの星では
限られた場所にしかすむことができ ....
「扇風機の口癖」


我輩は扇風機である。名前はDY-301P(MW)私はこの名前が好きではない。

私は、汚らしい部屋の扇風機として、誰もいない部屋の中の風を煽っている。そう主人が消し忘 ....
「まほうの西瓜」


といいますと、ハロウィーンのかぼーちゃを思い出しますね。僕のおかーちゃんはよく、かぼちゃの中身をくり貫いて中に蝋燭を入れてくれたんですが、「今年は西瓜でやろうかしら。」って ....
あおばさんの百均さんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金魚- 百均自由詩7*16-8-26
夾竹桃(ゴル投稿)- 百均自由詩1*15-10-17
きこえる(ゴル投稿)- 百均自由詩2*15-10-17
初空のゆめ(ゴル投稿)- 百均自由詩4*15-10-11
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく(ゴル投稿)- 百均自由詩4*15-10-11
きみのすべてよ応答せよ(ゴル投稿)- 百均自由詩3*14-11-12
秋模様を切り取って(ゴル投稿)- 百均自由詩2*14-10-1
新しい一日(ゴル投稿)- 百均自由詩5*14-9-23
PLANET_NEWS_LEVEL_7(大画面推奨&ゴル投稿 ...- 百均自由詩7*14-9-19
ぼくらが旅にでない理由(ゴル投稿)- 百均自由詩4*14-9-15
さそりの星(ゴル投稿)- 百均自由詩4*14-9-13
透明な月がのぼる場所(ゴル投稿)- 百均自由詩5*14-9-12
扇風機の口癖(ゴル投稿)- 百均自由詩3*14-9-12
まほうの西瓜(ゴル投稿)- 百均自由詩3*14-9-11

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