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さようなら 言葉よ
いろいろあったけど
楽しかったぜ お前のせいで
いや、おれのせいか
裸でこのせかいに降り立った
お前をお前のままで
いさせるためには
風はあまりにも冷たく
地面はあ ....
納豆のカラシ

ぜんぶは入れない

納豆のカラシ

小袋に残る

納豆のカラシ

可燃か 不燃か

納豆のカラシ

とりあえず 可燃へ

納豆のカラシ

今夜もまた ....
いけてる おばあちゃんでした
特筆したエピソードはない
けれど

名前が 池 てる

唯一無二の
おばあちゃんでした

寝言でドロボー!と叫んで
夜中におふくろを
震え上 ....
詩の尾っぽを見つけて
しまったら
原稿用紙の海へ
すぐさま舟を出したくなる
昼だろうが 夜だろうが
凪だろうが 嵐だろうが
あくまでも
must、って感じで

置かれた受話器から ....
一夜でカフェオレを
1リットル飲んだりする
大丈夫か、おれ
OLのおやつみたいな
物足りないチョコを
つまんで この
小さき物体にも所狭しと
書かれている
文字は
原稿用紙何枚分 ....
ぼくは 鍵をかけるけど
果たして それは
ドア一枚を隔てた
あちら側を守りたいのか
こちら側を守りたいのか

考えてたら 遅刻した

カゴの中で今日も小鳥が歌う せかい

街の ....
味のないガムを噛み続けることは
しんどい
ぼくの毎日は
味のないガム
アゴが鍛えられてるけど
殴られることもない
玄関扉の前で
10分も うだうだしていた
いったい何のために
鍵 ....
おれは

パン粉を

袋から出し続ける

出せるだけ

出し続ける

そうして

溶き卵を 桶にすくい

頭からかぶる

百メーター先の

パン粉の海に
 ....
春風、というものにも

いろんな言い方があると思うけど

もし

耳をすませたら

語彙力がよわい私には

それは 春風としか言いようがなかった

色は うす桃色 です ....
サンデーは 浅いお皿

銀のスプーンで とりかかろう

この時代らしい

マリンボーダーを

ふたりして着こなして

きみがすきな青いやつを


パフェは 背の高いグ ....
なんでいっつも

あんたはシャープペンシルで書くがよ!

それでどういて あたしにすっと

消しゴムを渡したりするが?

本気ながやったら

ボールペンで書きや

墨を磨り ....
乾燥麺のように乾いた心を3分で解きほぐしたいと思ったなら
ゴングが鳴るその瞬間には沸点をむかえていなけりゃならないはずだけど
「おいおい何だってまだ鍋に水もはってない?! 」
てゆかガスが止まっ ....
どん底に居座る
腹をくくった瞬間に
大地が
ガラガラビッシャ!
ーグワアァン!ドワ
ガーン!と崩れ
海が沈み 都市が沈み
そのどん底が
たったひとりのための
頂になって
お前は泣い ....
詩は路上で生まれる
だが詩は路上を救えない────

プレパラート上の言葉たちが見える、モノノアワレ、切断された高架橋、そこに生えた雑草の根の下で接吻、喪章をつけた兵隊蟻がパレードする毎日、「 ....
本屋の倉庫で縦横30センチあるかないかのすき間に両足をそろえ腰を下ろし一心不乱にバーコードを読み取っていた 非文明人がはじめてやるテトリスのようにだいたいの本が気を失っていた おれはそのひとつひとつに .... 新しく入った子が
社員さんに怒られてた

ぼくはきのう見た
あの子がお局さんに
習っているところを

今しがた怒られたそのやり方は
きのうお局さんに習った通りだった
その子は一言 ....
できれば


ひっくり返すひとに出逢いたい


ちゃぶ台以外をね。




終りを はじまりにしてくれるような


私のB面に気づかせてくれる


アナログなひと ....
いつか

きみとぼくしか知らない季節があった。

8月は32日あったし、

クリスマスは2週間くらい続いて、

だいたいが春。

気温だっていつも3度、
高かった気がする。

 ....
おれには帰る場所がない
歌っているけれど
なぁに、あんた
逃げただけさ
雲の切れ間から
お天道様が言う

おれには帰る場所がない
南口の広場には
まん丸に肥えた鳩がいる
痩 ....
もう書き尽くされてしまったかもしれないけど
夏は きみの腕のきずに
ぼくのきずも ちょっぴり痛むんだ ごめんね
生きるために
そうするって
ぼくには全然 わからない と
言った季節 ....
ドローンとかいうものが世界のタメになる気がしないのは
おれだけだろうか。アメリカでは早速銃を持たしてドンパチ。
ため息と屁が同時に出る。「どうして人間は動かなくなることを
発明だと信じて疑わない ....
チュートハンパな詩を書くぐらいなら
いっそ 黙ってくれ
そう言い聞かせて
アルバイトを週6にしたんだけど
深夜のドラッグストアに
鳴り響く 電子音で
睡眠導入剤の数を数えながら
おれ ....
こんなことしてる場合じゃない
が口癖のおじさんは
日給七千円で
セメント運ぶ間にも
こんなことしてる場合じゃない
いっしょにキオスクで
ビールを買って飲むときも
こんなことしてる場合じゃ ....
おれが息をする夜
この部屋の明かりは
林道にぽつりんと佇む
自動販売機

蛍光灯をカナブンが舞う
2ストロークのエンジン
ギアはまだ1速
目を閉じると
それはまるでチェーンソー
古 ....
Lucyさんのもりさんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さようなら言葉よ- もり自由詩8*17-1-10
納豆のカラシ- もり自由詩13*16-12-21
いけてる- もり自由詩8*16-11-4
詩人の彼は- もり自由詩4*16-11-3
きょう- もり自由詩2*16-9-13
せかい- もり自由詩1*16-8-17
平熱- もり自由詩2*16-5-25
進退- もり自由詩3*16-4-13
せいじくん- もり自由詩2*16-4-12
サンデーとパフェ- もり自由詩3*16-4-11
鹿尾菜- もり自由詩1*16-3-5
沸点六度八分- もり自由詩2*16-2-18
ありがとうございました- もり自由詩2*16-1-27
さよなら- もり自由詩2*16-1-7
赤いルビ- もり自由詩3*15-12-24
稲穂- もり自由詩2*15-11-3
ひっくり- もり自由詩5*15-10-28
狂った季節- もり自由詩5*15-10-21
逐電ブルース- もり自由詩2*15-8-16
- もり自由詩2*15-8-8
コピーアンドペースト- もり自由詩5*15-8-5
棚卸- もり自由詩2*15-7-29
知恵- もり自由詩2*15-7-2
777- もり自由詩5*15-6-24

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