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僕はこの中国の猥雑な街で
現実世界と適合する為のリハビリをしている
語学の勉強をしているのも
体力を回復させるために歩こうとしているのも
いわゆるリハビリに相当するだろう
....
未曽有の災厄のせいで
全ては灰燼に帰した
荒廃に阻まれて
再生までは長い道程が必要だろう
しかし
僕には一縷の希望が見える
新しくやり直すことが出来るんだ
....
3000年ぶりに
蓮の華が開いた
泥の池の中で
世界は変わる
天恵は再び
人類の上に
取り戻され
魂の交信が
すべての地の上で
復活する
神が降臨する
金色の光を伴って
長い黄 ....
久しぶりに
酔っ払っている
宙に浮いている精神
河北の地では
いつも風が流れている
大地を流れる風
風の音に耳を澄ませて
煙草に火をつけて
ニコチンとアルコールが
身体を巡る感覚に
....
風が流れている
夏の兆し
木漏れ日が揺れる
樹が鳴る
遠くから聞こえる
ざわめきに
ふと手をとめて
窓の外の世界に
目をやると
光と襞と陰りに満ちた
五月の地球だ
温かい空気に
....
佐野元春の「日曜日の朝の憂鬱」を聴いていたら
自然に泣いていた
寂しいと感じていることに
今更ながら気がついた
今まで一人で戦ってきた
暗闇に向かって拳を突き続けるみたいな
手ごたえのな ....
身体を澄ませて
夜が囁く言葉に
精神を傾ける時
無限に広がる天球から
探していた答が
静かに降りてくる
五月の真夜中
足元の地球が緩やかに回転する
天恵 ....
身体の中の気の流れを
頭のてっぺんから放出する
身体にとりついている雑多な生き霊たちが
いたたまれすに身体から離れてゆく
このときに肩から背中にかけて
身体は痙攣する
しかし気分は悪くない ....
怜悧な感覚を研ぎ澄まして
詩人は眠れない夜明けに言葉を紡ぐ
天球と地球と一直線に繋がろうと
懸命に哀れにもがく
その姿は滑稽でもある
天恵はやがてもたらされるのだろうか
詩人はその答えを知 ....
やっぱり悪意は背中を刺す
午前中の授業をふいにした
予習も済ませておいたのに
戦いは終わってないらしい
悪意の本体が集合想念だとして
本体はどこに存在しているのだろう
....
2013年を境に世界が変わるような
そんなことを詩に書いたけど
現在、考えてみると何の確証もない
中国に来て経済的には楽になったので
日本で感じていた焦りみたいなものから
....
subaru★さんのジム・プリマスさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕はかなりちゃんと生きています
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ジム・プ ...
自由詩
2*
11-9-10
明日を信じて
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ジム・プ ...
自由詩
3*
11-7-16
3000年ぶりの蓮の華
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ジム・プ ...
自由詩
8*
11-6-1
放射線を排出する国
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ジム・プ ...
自由詩
7*
11-5-24
頬杖をついて
-
ジム・プ ...
自由詩
6*
11-5-23
僕の無力
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
11-5-15
身体を澄ませて
-
ジム・プ ...
自由詩
6*
11-5-14
僕のささやかな儀式
-
ジム・プ ...
自由詩
7*
11-5-10
詩人は眠れない夜明けに言葉を紡ぐ
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ジム・プ ...
自由詩
4*
11-5-2
やっぱり悪意は背中を刺す
-
ジム・プ ...
自由詩
1*
11-4-21
中国に来て
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
11-3-24
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