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命の消えた君の顔は
見知らぬ人のようで
半分開いている目は
閉ざそうとしても固まって
開いてるのに何も見ていない
君に何かが見えていたとき
最後に見ようとしたもの
それを見ること ....
おぉい
君は何で死んじゃったのさ
ひとことじゃ言えない
そりゃそうだろうけど
そこんところをあえて
ふん
この世のシステムに合わなかったのよ
例えばどんな
そう ....
争って潜り込もうとしたものか
互いに庇いあった末にか
何気なく陽向に出した水槽に
重なって死ぬ鈴虫の山
君が逝き
残されて在る
確かさは
もう幸せになど
なることのなさ
らんちゅうは不思議
盆栽の美意識を金魚に当てはめた姿
大きいような小さいような
硬いような柔らかいような
美しいような醜いような
初めてらんちゅうを見たとき
ざわざわ胸騒ぎがした
....
むかし
平安とか幸福とか安定
といった言葉が嫌いだった
平均とか一般とか全体とか
見るだけでムカついた
通念とか常識とか慣習とか
軽蔑してた
礼儀とか信念とか規律とか
クソ ....
ひまなもんで
プラトニックラブとは何であるか
つらつら考えてみた
肉欲を離れた精神的な恋愛である
とすれば例えばネットで知り合い
相手を見たこともないような恋愛は
プラトニックラッヴな ....
トテツもなくマジメであることは
トテツもなく不マジメであることの成立条件であると心得て
トテツもなくマジメな時代を生きている
不マジメ人間にとって
最後の審判とは
皆でドッと笑いころげる ....
君のことを想うにつけ
人生は出来事の連続というより
出来心の連続という気がする
次からつぎへと事は起こり
それは一見不可避なもののように見えているけれど
実はそこに身を置いた自身の責 ....
とつぜん日常がなくなって
うろたえたままオロオロと
時間と生活を
やり過ごしてる
物質的な破綻は精神的な覚醒をもたらさないものかと
密かに夢見ながら
なんて格好つけて
実 ....
ひとにとって
飲み食いは、必要であり快楽でもある。
と書きだして、交合は必要であり快楽でもある、とちらっと思った。
それはともかく、
旨いものほど、あっという間に喉を過ぎるのはどうして ....
不安のうちには
欲望がふくれている
一つのコップに向けられた視線は
たえずそのまわりにゆれ
それをつきぬける
きゅうにさむけを感じて
もどるところはいつも同じタダのコップだ ....
君が生まれて病院に駆けつけたとき
ベッドに座っていた君の母さんの姿を忘れない
全体に色のない部屋の中で白いネグリジェを着た彼女は
少し放心しているように見えた
表情はとても柔らかく ....
ふらりと君が帰ってきて
玄関に鞄を投げ出し
いつもの無表情で居間に入ってきたら
一体どうしようか
あんがい自然に
おかえりーなんて声かけて
当たり前のような顔をして迎えるかも知れな ....
長すぎる人生もいい
まわりの人を困らせて
短すぎる人生もいい
まわりの人を悲しませて
百年生きても
まだ生きたいと願う人がいる
二十年しか生きなくて
もう充分と思う人もい ....
subaru★さんのシャドウ ウィックフェローさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
顔
-
シャドウ ...
自由詩
3
12-2-23
昨夜_娘と対話した
-
シャドウ ...
自由詩
2*
11-12-18
鈴生り
-
シャドウ ...
短歌
3
11-10-18
喪失
-
シャドウ ...
短歌
2
11-10-15
蘭鋳
-
シャドウ ...
自由詩
3
11-9-30
嫌いな言葉
-
シャドウ ...
自由詩
6*
11-6-6
愛_÷_欲望
-
シャドウ ...
自由詩
3
11-6-4
不マジメ人間
-
シャドウ ...
自由詩
2
11-5-29
出来心
-
シャドウ ...
自由詩
1*
11-5-26
日々恋々
-
シャドウ ...
自由詩
2*
11-5-24
必要と快楽
-
シャドウ ...
自由詩
2*
11-5-22
青い鳥
-
シャドウ ...
自由詩
1
11-5-20
この世に
-
シャドウ ...
自由詩
3*
11-5-19
あの世から
-
シャドウ ...
自由詩
4+
11-5-18
寿命について
-
シャドウ ...
自由詩
4
11-5-16
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