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出会ったのは公園の芝生だった
不思議な笑顔で空を指差し
無は確かにあるだろう?と話しかけてきた

晴れたある日には
降り注ぐ陽射しの中で
いつも持っているトランクの
小物類を少し広げて
 ....
朝だ
扉を一つ開け放つ
爽やかな陽射し
冷たい微風

部屋の腐ったへその緒や胎盤
何度も吸っては吐き出され淀んだ思考
それら腐臭を少しづつ解き放つ

世界の約束を分かっていく
凍っ ....
夜明け前の散歩
灯りのない家々を抜け
ちょっとした農道を行く

一人一人の孤独が夜露になって
暗闇を舞う小さなこうもり達の
羽を少し重くする

いつもの開けたどん突きで立ち止まり
ゆ ....
身動きの取れない心地良い泥沼だ

それはそれは優しい陽射しに
希望は焼き滅ぼされ
陰は濃く深くなる

カラッと晴れる3連休
なんと意味のないことだろう


好きだった人にもらったガ ....
ポカリ、と
まるで金づちで脳天やったくらいの
陽気な金曜日だ

現実がたとえゴミだらけの砂漠でも
他人なんかどうでもいいしいつでも死ねると思えば
芯にぽかぽかした柔らかな微笑みが生まれる
 ....
行き止まりを前にして
希望に意味がないけれど
別に変わらず日が昇る


味気ない空白な毎日


今日も罵詈雑言が空から降っている

昼間だから見えない

皆僕に死んでほしいのだ ....
その蝉の抜け殻は取り残された


中身は出ていったとき
羽が開ききらないまま乾き
飛べずに地面に落ちて死んで
腐りかけた頃、蟻に運ばれていった

抜け殻は土にいた頃のあやまちを数えなが ....
誰もいなくなったようなので
過去を忘れたようなので
身の丈を知ったようなので

少年は心が軽くなりました

少年の目は脆すぎる安心の中そっと開きます
当然にある日常、という名の奇跡
す ....
生きているのが恥ずかしい
と思っていたら

服が溶けて全裸になった
すっぽんぽんになってから
服は着ていたのだと知った



生きてる場所が底辺も底辺だ
と思っていたら

突然 ....
雨上がりの清い空に流れる雲の
感情の軋轢に砂糖をまぶして

二人小さく笑い合えれば
距離感にぱちぱち淡い火花が散って

求めて欲しい
求めていたい

どこまで意思疎通に出会っても
 ....
山人さんの◇レキさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
その人- ◇レキ自由詩8*25-10-30
気づき- ◇レキ自由詩3*25-10-12
夜明けまで- ◇レキ自由詩8*25-8-31
部屋紹介- ◇レキ自由詩4*24-10-11
金、土、日- ◇レキ自由詩4*24-4-19
りんごジュース- ◇レキ自由詩2*21-12-30
くしゃり- ◇レキ自由詩2*21-7-18
少年の一日- ◇レキ自由詩3*20-9-29
ゆでダコ- ◇レキ自由詩5*20-6-30
無題- ◇レキ自由詩4*17-10-7

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