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芝生はいい
寝転がって
僕たちは笑う
とくになにがあったわけでもないのに
ただ笑って
じゃれ合って
空を眺める
雲が何にでも見えた
アイスクリーム
蛇の目
ありえない獣
五本 ....
もしインターネットに出会ってなかったら
詩を書いてなかった

私はそう思う

私はけして詩を愛してなんかいないと思う
ただ強く自分にこだわっていたいだけ

私は有名と呼ばれる詩人の有 ....
声と声が木霊する街角で
チョークを引っ張り
路上に描かれていく線と線
子供はガッタンゴトンと身を揺らし
列車はゆっくり出発する

世界が微睡む午睡時、
すべては無垢に浸されて


 ....
二つ卵に割れて流れるに身を任せる
              十日前の新月だった

流れは巌に砕けあたりの身をちりばめる
                 風の囁きをきいた

蓮の葉につか ....
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
僕は行く
天に呑まれ

光の矢、光の矢!

蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている
小雨つづく六月、小さな
悲しみが路傍に立っている

嘘をつかれて、嘘を信じたのは
あなたの涙があまりに寂しげで

それが一番うそっぽいから
しずかに自死しようと歌った

私は私の ....
あじさい柄の、
日傘が咲いています。

梅雨の間の、
晴れの日の、

左目が痛みます。
婉曲な月が浮かんでいる
高橋留美子とつげよしはるが好きで
藤原新也と東京漂流する夢をみる

彼女の方程式は誰も試さないほうがよい
ゆれうごく等記号の
ちっちゃな解決なんてほっとけばよいのだ ....
蜘蛛を決して殺さないこと、幼き夏の夕に僕は僕と約束をした。
左右の小指で指切りをし、指が切れ、僕は8本指の少年となった。
テーブルの上に並べられたディナーを
ナイフとフォークで切り分けていく
音は立てない クロスは汚さない
躾けられた習慣は簡単には抜けないね

足しげく通った放課後の図書室で
難しい言葉をいく ....
剃刀よりも切れるかみそりあれば
この腐った縁も切り裂けるかな
人間よりも人間らしい人間
それは人間じゃないかもしれないけれどさ

家のそばの立ち木に落ちた雷
父親の怒りを買った拳骨
母親 ....
世間ではまだまだだというのに、
給付金がぶじ口座に入った。
暑いので冷房入れたら、エアコンが壊れた。
死ぬ気のない自分は、
死ぬ気で、物事を考えたことがない。

殺す気で白人警官は、黒人男の首を、
殺す気で踏んづけた。

眠らせる気で夢魔は、女の胸を、
眠らせる気で踏んづけた。
 ....
まいにち鉛筆を削る
一本でいいんだ無心に削る

まいにち本を読む
一頁でもよくてジャンルも問わない

カレンダーがひとつづつ塗りつぶされてゆく
でも鉛筆を削らないと本を読まないと墜ちてゆ ....
最低な 最後の恋さ 内定さ
さいていな さいごのこいさ ないていさ




遠く日々ループする氏が記す、プール響く音
とおくひびるーぷするしがしるす ぷーるひびくおと




 ....
抒情という故郷にはもうかえれない
父母を墓苑に棄てた罪状は計り知れない

閉ざされた街に住むと
誰ともつながれないようになる

パッケージされた夕食が配信で済んでしまうのなら
目玉焼きと ....
 

今夜は魚の塩焼
ちょうど良く焼き上がって
美味そうだ
食べようと箸を近づけたそのとき
そんなはずあるまい
魚と目が合った
どうかしたのと向かいの母が尋ねるので
なんでもないよと ....
世界は眩暈がするほど傾いていて
正解な円など誰にも描けやしない
眠りの中に真実の夢は芽生えず
寂しい亡霊たちしか生きていけない

それでも風だけは懐かしい痛みを
お前に与えてくれるだろうか ....
今日も世界のどこかで雨が降る
泣き言は泣いて言えと
言わんばかりに

今日も世界のどこかで花が咲く
絶望の淵にも
隠せない美しさ

今日も世界のどこかで朝が来る
私が死んだら
きっ ....
果てしない空にいる
姿なきしゃにむに
あるときは
つまづいて転がっていく石ころ
あるときは
風が止まったやにわに交わすキス
ときどき現れては
影だけを残して
もとからいなか ....
降り続ける雨は永遠の化身
わたしたちは閉じ込められている
どこかで花の匂いがするけれど
確かめに行くことはできない

濁った窓の外から聞こえてくる
心を削り取る無数のノイズたち
に耳を傾 ....
引き出しの隅から出てきた
100円ライター

大学生の時に
二箱吸ってやめた
ラークマイルド
高揚もリラックスも得られず
友達と一緒に手放した

十年振り
試しにと
でも
火は ....
イタドリ
への呼び掛け
イタドリ
からの応答

脳内に再現を試みる
すると現れる
囚われる
熟語
観念

繁茂
群生
侵攻
旺盛な生命力
厄介者

文字を消去して ....
十四時
隣人の怒りはもっともであるが
耳を貸す者はいない

偏平足で受け止めた春風が
到達した夢の中

通りすがりの戦争により
一変した世界
停滞するわたし

蛙が涙で訴える綺麗 ....
新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏む森も
川沿い遊歩道歩く人も
透明レンズの瓶底を
斜光に照らされ輝いて
無音無音、また無音
青く濃くなる天空を
見上げ私はベンチに座り
ゆったり ....
さだめなき世に
年古りて
なにひとつ
新しくもない
年がまたくる

十二月
三十一日
午後十一時
五十九分
五十と
五秒

冬の雨が
雪にかはり

廃屋の時計が ....
もう寒くないのに
この冬は寒くなかったのに、

雪を待ってるなんて、バカばかり
あの日は、待っていたけれど

ただの風邪のように鼻水を
すすりながら、心も

カビないのは寒い ....
樹間から
覗く冬晴れの青、
ふるふる震え
落ち葉舞い散るこの夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ ....
自由という字には7つの部屋があります。
どれを選ぶも、どれも選ばないも、君の自由です。
一年はあっという間だった
振り返るとそう思う

どんなに忙しくても
楽しんで仕事が出来た
大好きな仕事だから

ストレスを溜め込むことはなく
何でも言い合える環境に感謝

やり甲斐 ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありったけ- 自由詩13*20-6-13
もしインターネットに出会ってなかったら- こたきひ ...自由詩220-6-11
無垢(改訂)- ひだかた ...自由詩420-6-10
在る此から(これから)- アラガイ ...自由詩3*20-6-10
光の矢- ひだかた ...自由詩420-6-10
そんなことより大切な人生を- 秋葉竹自由詩920-6-9
残った夢- ナンモナ ...自由詩12*20-6-9
彼女の方程式- 梅昆布茶自由詩1020-6-9
指切り- クーヘン自由詩11*20-6-8
オリーブ- 1486 106自由詩9*20-6-6
比較すると- こたきひ ...自由詩320-6-6
病葉- ナンモナ ...自由詩5*20-6-5
気概- ナンモナ ...自由詩4*20-6-2
間伐- 梅昆布茶自由詩1020-6-2
回る日々- 水宮うみ自由詩2*20-6-1
マルコポーロの旅- 梅昆布茶自由詩920-5-25
命日- 自由詩13*20-5-23
また生まれておいで- もとこ自由詩5*20-5-23
廻転- TwoRivers自由詩4*20-5-21
しゃにむに- 自由詩10+*20-5-17
やわらかい牢獄- もとこ自由詩14*20-5-10
100円ライター- TwoRivers自由詩6*20-5-7
イタドリ- Lucy自由詩8*20-4-21
昼寝- TwoRivers自由詩2*20-4-12
時流- ひだかた ...自由詩3*20-1-1
行く年くる年- 石村自由詩11+*20-1-1
雪を、待つ- 秋葉竹自由詩4+19-12-31
遠い記憶(改訂)- ひだかた ...自由詩419-12-28
自由- クーヘン自由詩3*19-12-28
仕事納め- 夏川ゆう自由詩219-12-28

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