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大歓喜せよ

単なる歓喜ではまるで足りない

そうだ

パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パアッーパアッー、

大歓喜せよ

浅い息

あぶら汗

目を ....
笑い声は好きじゃない
怒鳴り声も号泣も
演説も告発も
講壇やテーブルをガンガン叩くのも

古い写真の笑った顔が好きだ
どこかの いつかの 誰かさん

笑い声は好きじゃない
だけど幼子 ....
  

小さな球体の内側を
ぐるぐる回っているだけなんだよ
どこまで歩き続けても
いつまで生きられたとしても
見覚えのある景色が
わずかに 気のせいほどに色彩を変え
懐かしく (すこし ....
カニの絵を描いていると
エンジンの吹かしがあり
ポケモンマスターのサトシが
やって来る
「ええ」が口癖の社長が
ジードを連れて来て
カニの絵を邪魔するから
私はエンジンの吹かしに
注意 ....
きょうは電磁晴れ

ドイツもオランダも

ギリシャもナガサキも

世界なんて波の調べ

もっと適当でいいよ

意外な感情や答えを

ばっかみたいにトレース


男も女も愛 ....
ウッドデッキの
木と木の間の細い隙間に
花びらがすすっと入っていくのを見た
少し離れたところから
目を凝らすと虫が抱えていたようだ
蟻にしては大きかった
ごく小さめの細身の黒っぽい蜂の ....
秋になったから
蝉はいないんだよ

でもお父さん
じゃあ蝉はどこにいっちゃったの

突然青く染まった向日葵

わたしは季節をまたいでまで生きるのかしら

狂うくらい
狂うくらい
 ....
海は水平線を
鋭利なナイフのように突きつけてくる
想い出は残照の別称であり
水のように浸る憂愁である

夏が去り
海岸には打ち上げ花火の残骸が
寄せ来る波間に漂っている
{ルビ流離=さ ....
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気

ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷よ

五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは全く無関 ....
未知へ
タクラマカン砂漠を越えて
間氷期のほそい水系が
稀有のしばりとなるあたり

雪豹の瞳 罅割れて凍る水晶体
天山山脈から崑崙山脈へと
迂回するいのちの循環 
毟り取られた緑の草原 ....
今日の午前三時
痛む肉を携えて
部屋の暗闇に沈んだまま
私はひたすら夜明けを待っていた

その時また
意識のふわりと広がり始め
頭上から垂直に響く
無数の秘やかな息遣いに
じぶんの息 ....
五十も近くなって

懺悔の意味がわかりはじめた

世の中は夢まぼろし

そこにとらわれていたら

真実と同居できない


夢まぼろしにとらわれてごめんなさい

真実と同居して ....
秋、ひとつ

秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水
ながめ芝生で寝ている

少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされ ....
弱くなれない弱さがあることに気づいたとき
肌にしみこむように弱さが人に隠れていく

強いと弱いが両極にあるからと

全てのことを二極化にしてしまえば

きっとずっとそれに気づけない

 ....
まるで私が
死ぬの待ってたみたい
バス停で3分前に
息を止めた君の抜け殻が
僕の首を締めながら喋りまくる
うんざりな騒音が雨音の合間合間
鋏の形の指をして
風景を、窓や車輪や雲の向こ ....
調子に乗って
有頂天で
失敗する
恥ずかしさは
100万倍だ

だから
「ヤバい、俺調子に乗りすぎているな
もっとしおらしくしよう」と思う

しかし
あんなに居丈高だったのに
 ....
塞がれた傷なら
新しいほど
ほの明るい

命と呼ぶには薄すぎる
生まれたばかりの緑の雲母は
はかなげに震える風の欠片

アスファルトに跳ね返る
光の刃が
明日には切り刻むだろう
 ....
夜風たのしい

思い出す当たり前のこと

当たり前は当たり前ではないこと

夜風さびしい

思い出す傷つくこと

傷つく体力ももうどうやらないこと


夜がはやい

ビル ....
此処が何処だろうが
誰が誰だろうが
私は私だ
宇宙を横切り
宇宙大に広がり
あらゆる処に点在する
在る処の私だ

人はもはや帰属先への執着を捨てていくだろう
人は自らを異邦人として見 ....
好きになっていく

好きになっていくと

ある朝そらに一面に

きみの胸像が浮かぶ

それはふたか宇宙だ

きっと宇宙のほうだ

好きになっていく


まだ蒸し暑いけれど ....
からだが、あたまが
ことばでほうわじょうたいになって
もの、すごい、吐き気
けれどかたちをなさないことばたちには
市民権があたえられない
リアルに、はきたくなって、くちにゆびをつっこむ
ご ....
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事

それに疲れた人達は
ドレッシングだらけにしたり
クジラを守ったり
条件を出したりして
脱出を試みる

全てには ....
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人であると知る
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人ではないと知る
ある日
同じひとりの人が

そんなふり幅で
弦も響いて
からっぽだから余計に ....
夏には 黄色い向日葵
昼には 大きな 太陽

光の色合いは
凡そ そんな イメージ

歪んだ心を もっと傾げて
肩凝りが する位に 曲げた首を
何とか 支えたいと
頬杖を付く
 ....
入眠幻覚が
幻想を生み出す
ひとつの要素であるとすれば
まともでいるためには
人は覚醒していなければならない

そういう意味で自称詩人は
常にうつらうつら寝ぼけているか
脳がスカスカに ....
飛び交う言葉達 
物凄いスピードで
頬をかすめる 
鮮血
赤 紅 朱
忘れ消えてゆく者たちを
追うことはない 
放っておけ
やがて降りてくる
生を確かめるように
思考 妄想 想像
 ....
気持ちまで
負けたら
致命傷になる
おもちゃが壊れて
なきだした
子どもみたいに
舌の奥に
にがみを飼っている
ながい雨のあとに
咲いた花で
つむぎながら朽ちた
花束みたいな
そんなうたをいつも
おまもりにした
 ....
夥しいツノの群れが
君の皮膚の上を這ってゆく

生焼けの空が爛れている
膝の上の夕日を何度も剥ぎ取る
未だ白い三日月を突き刺して
悼みが止むまで雨を飲み込む地面
爪先で詰って
ポケット ....
秋になったら秋
雪が降ったら雪
自称詩人のクソつまらなさには
縄跳びを首に巻いて
左右から2人で引っ張ってやりたいぐらいです

夏が終わって
ノースリーブが消えて行くとき

恥ずかし ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大歓喜行進曲- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-21
好き嫌い- ただのみ ...自由詩12*17-9-20
球体- Lucy自由詩8*17-9-20
台湾総督府- 間村長自由詩517-9-20
電磁祭り- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-19
ウッドデッキの細い隙間に- Lucy自由詩17*17-9-19
_- 印あかり自由詩1017-9-19
海そして残照- 白島真自由詩16*17-9-19
ある夏の光景- ひだかた ...自由詩8*17-9-19
水系- 白島真自由詩13*17-9-18
息遣い- ひだかた ...自由詩9*17-9-16
懺悔- 吉岡ペペ ...自由詩917-9-16
秋__ふたつ- 秋葉竹自由詩417-9-15
弱さに人を隠して- 水菜自由詩217-9-15
どっちかっていえば悪いのは僕だった、君が慌てていってしまう前 ...- 竜門勇気自由詩1*17-9-15
フラット- 花形新次自由詩117-9-15
草蜻蛉に- Lucy自由詩11*17-9-15
夜風たのしい- 吉岡ペペ ...自由詩217-9-15
此処という場所〇私という人- ひだかた ...自由詩6*17-9-14
秋過ぎる- 吉岡ペペ ...自由詩217-9-13
air_22:44- もっぷ自由詩317-9-13
人間- 花林自由詩417-9-13
ふり幅- ただのみ ...自由詩11*17-9-13
いつも笑ってた- 藤鈴呼自由詩1*17-9-13
目を覚ませ- 花形新次自由詩117-9-13
誕生- 星丘涙自由詩2*17-9-13
病気- ホカチャ ...自由詩117-9-13
Morpho/Morpho- むぎのよ ...自由詩317-9-13
傾聴する額縁- 黒崎 水 ...自由詩317-9-12
めぐる季節- 花形新次自由詩117-9-12

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