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彼女は地球上のごみをクリアし尽くしたごみ拾い
のはず。らら 地球儀だったかな?..

つるつる

になった地球に ポツっ 1人 うん。

らんらん

を着る思春期ですが。 ....
熱を嫌う午睡の肌に 
蜘蛛は幾度も近づいてゆく
夏も冬も 獲物はいない
巣だけが 巣だけが増えてゆく


時の網目に掛かる埃
壁を覆う飾りの埃
彩りの無い彩りに
霞ん ....
カーテンから
もれてくるはずのひかりが
今日はなんだか弱い気がする
消失点とおなじ朝

つけっぱなしにしていた
デスクライトが
明るさを補完している
ほこりの粒がひとつふたつ

諦 ....
そしてゆっくりと
身体から夏が剥がれ落ち
空虚するための九月がやってくる

白を纏う
夏のように
眩しさを反射するための白ではなく
とり残されるための 白

とり残されて
空虚する ....
理事に選出された
ボーデンはアイスばかり食べて
何もやらない
集いに誘っても
フレーフレーとチアガールの真似ばかりで
ドウ(お菓子)に成って仕舞った

その時リベリアンガールが
駆け寄 ....
土星がこんなに走れるとは知らなかった。いくらボールを入れても得点にならないので火星はいらだちはじめた。水星に至ってはペットボトルに作り置きしたウィスキーの水割りを枕元に置いて眠り出した。金星は泥にまみ .... 逆さまになって
ぶっ倒れ
気付くと
天を仰いでいた


濃密な青
漆黒の宇宙空間に
そのまま接続していく
濃密な青

標高三千メートルのアイスバーン
アイゼンの爪先が食い込ん ....
雨に濡れたアスファルト
踏みしめ歩く

何処に辿り着くのか
道の果てはわからない

この星の息づかいが
足の裏に響き
それが力を供給する

悲しみか、憎しみか、
それとも喜びか
 ....
朝はひとり


琥珀色をみつめる

砂糖はひとつ

あたたかいやつ


ラジオがながれ

おもいはぼんやりと


カーテンがゆれた

夏が終わろうとしてゐる
うちの猫はもうすぐ十二歳になる
この二、三年 もう駄目だと思う時が
何度もあったので
いつ死んでも不思議ではないだろう
祖母は施設にいるが、もう九十五歳で
いつ知らせが来てもおかしくない
 ....
一直線に伸びた微粒子の放出
光りは彼方へと繋がり
藍色の権力は力強さと共に形を残す

過ぎ去る景色
そこには風がなく
過ぎ去る感情
そこには母の優しさが無い

やがて果実は実を開く
 ....
影かすめ
   ふり返り  だれも


――夏よ
荒ぶる生の飽食に晒された{ルビ石女=うまずめ}よ
あの高く流れる河を渡る前に
刺せ わたしを
最後に残った一片の閃光をいま
仰向けに ....
空の城址、たてがらの
緑照り映え、草いきれ
この八月の末に吸い込めば
穢土の悪臭、一度ならず二度、三度
襲い来るのは必定にしても
透明な緑の叡智の詩想の許に
たてがらの空の城を現にせんと
 ....
わたし、今、白い海に
翼が羽が白いそれが敷き詰められたそこに
裸足の足をのせて
乾いた柔らかな足先の敏感なそれ指の間に
柔らかな羽がやわやわとまとう 柔らかく沈む わたしの足の指の重みで
わ ....
光りが照らされる白い葉に
運命の蒼い一筋の水が滴る
鼓動は動きを忘却し
風が南に向かって吹き始める

私は沈む
私は沈みゆく
底に溜まった感情は
肉を膠着させ
出口を求めて彷徨う
 ....
言の葉から音がきこえる
じつに静かな音だ
とうもろこしの割れる音がきこえる かすかに
海のさざなみもきこえる
モノクロームの想ひ出がカラーになるとき
水の流れが静かに逆流する
詩の鉱脈を見 ....
充血した虚無
 断層に突き刺さった骨
  陽は傾き
   死者達の視線が
   白壁に乱舞する
  茜の色を
 遠い目で見ている
俺の傷みは血を噴き
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる

目に痛い
涙じゃなくて虚空にみたのは
白昼夢ではなく 透明な雪

涙など
こぼれていいけど 影ふみ ....
....弓をく弓いた...

....矢を|弓った....
空に灰色の煙が立ち込め
干してある洗濯物を汚してゆく

Jアラートに掴まされた夢が
輪郭をなぞらなくて良かったと
テレビの前でスープを飲んでいる

前触れもなく飛んで来るのはきっと
虫 ....
あした召されてみりゃそれは正夢

ひとりぼっちにでもなりゃそれは逆夢

認証団体に世間話と説教をたれられる

背中をかちこちにして貧乏ゆすり


悲しみよついてこい

慈しんでや ....
おやすなさい

きっと見ようね。
ずっと居ようね。

夢に堕ちても
あなたをみよう

夢の中2人きり。


降り積もった
ましろのケサランパサラン
ふわっと、
さらっと。
 ....
苦しくて苦しくて
もうここにはいられないと思った時
見あげた空に、火の鳥が飛んでいた


あの鳥は私に見せたのです
すべてをまばゆい光で 照らし
この世こそが 天国だということを ....
白い人が立っていた
水辺の道に立っていた
水面に浮かび立っていた

(青と白の絡まり合い
  ゆっくりと渦を巻き
   奥へ奥へと繋がる水流)

白い人が立っていた
水辺と水面、
 ....
蒙古タンメン中本を攻めに行く

蒙古丼も頼んだりする

寒気がする辛さだった

神様からみれば僕は虫

分からないようで分かっている


皮肉なもんで

別れてからのほうが連 ....
種をまくと
芽🌱が出る
こんなに不思議な現象はない
そして芽が出たら
日に日に大きくなる
こんなに楽しみなことはない
今日は
大根や人参の種を
いっぱいまこう
捨て石を書こう
ほらこんな形
見てごらん
ありふれてる
どこにでもある



誰かが、
僕が
君が



石を投げる




土煙
草の根
花びら
しも ....
あなたにとって
それが詩であっても
台所のあなたのつぶやき
の方がよほど詩的

日曜に寝っ転がってる
僕にも




{引用=平日の
中野の公園で
即興詩人が時間をつぶしてい ....
別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね

好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」

カチューシャが
 ....
サキソフォンが夜の道を歩いていた
あたり一帯高級な黒の絵の具を塗りたくったようで
サキソフォンだけが金色に輝いていた
暗闇は光を理解しなかった
途方に暮れかけたころ
黒くて大きな人がどこから ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
間違えろう..- 幽霊自由詩117-9-1
ゆくえ_焼砂- 木立 悟自由詩417-9-1
消失点- Seia自由詩217-9-1
空虚するための九月- 塔野夏子自由詩8*17-9-1
スト- 間村長自由詩617-8-31
恋のABC- ああああ自由詩517-8-31
滑落- ひだかた ...自由詩8*17-8-31
- 星丘涙自由詩3*17-8-31
琥珀色- 星丘涙自由詩4*17-8-31
終わり、そして始まり- 忍野水香自由詩1117-8-31
権力への意志- 鷲田自由詩617-8-30
夏石女- ただのみ ...自由詩14*17-8-30
たてがら城址- ひだかた ...自由詩6*17-8-30
風に問う- 水菜自由詩317-8-29
終焉- 鷲田自由詩517-8-29
言の葉のワルツ- みっちー自由詩117-8-29
過剰- ひだかた ...自由詩6*17-8-29
アルファマの娘の溜め息をみた日- 秋葉竹自由詩217-8-29
弓矢..- 幽霊自由詩117-8-29
ミサイルの朝- ミナト ...自由詩3*17-8-29
風呂に入れば- 吉岡ペペ ...自由詩217-8-29
ましろ。きっと、ずっと。- 水戸 う ...自由詩11*17-8-29
『私は私の神様になる』- 座一自由詩6*17-8-27
白い人_- ひだかた ...自由詩5*17-8-27
蒙古タンメン中本- 吉岡ペペ ...自由詩417-8-27
- ホカチャ ...自由詩3*17-8-27
捨て石- 黒田康之自由詩217-8-27
ちょうどいいところ- AB(な ...自由詩3*17-8-27
たいがー__あんど__どらごん- 秋葉竹自由詩4*17-8-26
サキソフォンが夜の道を歩いていた- やまうち ...自由詩4*17-8-26

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