すべてのおすすめ
    夏の夕暮れに躓いた
    石ころがあったわけじゃない
    何もないからこそ躓いた
    すぐに起き上がったが
    膝を痛めた
    夕焼けが眩しかったの ....
身体感覚に素直に従って生きてゆきたいのですね
回答の得られない食べきりサイズの人生でもそれでも

新たな無限のドアを自ら鎖してしまわないように
太陽が遍照する微妙なバランスの不自由にありがとう ....
水源と柔らかなことばにめぐりあう
船の舵取りは水辺の花を想いながら

いくつになってもできないものはできない
今更のようにはぐらかして過ごそうか

永くゆっくりと関わってゆく事は大切だし
 ....
打ち上げ花火を
少し離れた場所から見る

人混みの中にいるより
気にせず落ち着いて
一瞬の輝きに意識を向けられる

大きな音を鳴らして
隠れていた魅力が花開く

一瞬の輝きのために ....
光に貫かれ
すべてが踊り出す
この八月、
白い波しぶきを浴びながら
旅人は麗らかな海辺の街をいく

静かに客人を待つ庭先には
石と薔薇、石と薔薇
石に刻み込まれた眼は
鬱屈を宿しなが ....
オセアニアの少女たちのように 裸足でさまよい 歩くことを覚えた
夏の
ネオンに透き通る
それぞれの肌


色鮮やかな光の波に漂うビジネスマンと ふれた肩
ゴムボールを落とした子供を
 ....
二〇一七年四月一日 「ある注」


 ディラン・トマスの268ページの全詩集のページ数に驚いている。こんなけしか書いてないんやと。散文はのぞいてね。こんなけなんや。ぼくはたくさん書いてるし、これ ....
お寺に電話する。月命日、断りの。
運よく住職がつかまった。
土曜のあさ、雇われ僧侶が来た…
(matamoya boukyaku shiyagatta)
お人よしの内のが断りもせず、家 ....
生活に芯というものがあるとしたら
花を挿していなければいずれは緩んでくるものだ

日々の心のゆらぎは錆びた弦楽四重奏
山巓からの水脈が生をうるおしているのならば

堕落した駱駝は回文好きだ ....
欲望のカタチは
すっかり資本に飼い慣らされ
あははあははと笑っている
明けても暮れても笑っている
テレビコマーシャルのような
予定調和な日々日常、
そんなものは何処にも無いと
ただただ泳 ....
夏のドライブ
涼しい場所を探して
大きな滝を目指してやってきた

滝の周りは涼しい空気
しばらく夏が見えなくなる

滝を見るのは久しぶり
力強さが欲しい時
滝を見に来ていた

力 ....
あらゆるコトバがゲーム的に響くあなたの わたしのライフはあと1つ
裏技めいた手技とサプライズはあてにしない

愛してるアイテムを吐いてむせるわたしの瀬戸際はいつもクソゲー

生まれな ....
夕べ 一人寝に見た夢は
夜空のくぼみに足をかけ
天の川に辿り着きたいと思い
さらりと揺れる夏草の隙を
酒でも飲んでいるように
のらくらと彷徨いたいと思い

それでも 最後には
靄のよう ....
二〇一七年三月一日 「ツイット・コラージュ詩」


 ブックオフで、ぼくの持っている状態よりよい状態のカヴァーで、フランク・ハーバートの『神皇帝』第一巻から第三巻までが、1冊108円で売っていた ....
ほたるが咲くよ

あの海に


あわの岸辺も

ゆうらり、小舟


笛のしらべが

とどく頃


お母んも、きっと

見ているだろう







 ....
無限につらなってゆく世界の果ての階段を
親しげな不条理とうでを組んできみがのぼってゆく

いつもおもうけれど
宇宙のなかの点にすぎないのに
点には面積がないのに
線にも幅がないのに
ぼく ....
生き生きと咲く花が
風に揺られるように
我が詩よ
私を導いてくれ
そして長く長く続く
絶望というトンネルを抜けて
眩しい太陽を全身に浴びたい
ああ
照らしてくれ
照らしてくれ
我が ....
      短い髪が好きだ
      短い爪も好きだ
      髪には白いものが
      手にはしわが刻まれた
      時は経つ
      何もしなくても、 ....
妹よ 夕暮れの卓袱台にまごころがなくなり説得しか残らないのは淋しい
りかいしないままりようしようとしないでおくれ


日がな
海水浴に
明け暮れる
まだ胸のない妹よ

淡水学派と海水 ....
いのちをつなぐものを希望と名づけよう
希望のべつの名を祈りと名づけよう

祈りは清流にすまう虫のごとくに
こころの闇に明滅し続けるのもの

祈りの幼虫が水中にカワニナをくらう
肉食の異形 ....
二〇一七年二月一日 「ゼンデキ」


 徹夜で、イーガンの『ゼンデギ』を読み終わった。うまいなあと思いつつ、もう少し短くしてよね、と思った。まだ眠れず。デューンの『砂漠の神皇帝』でも読もうかな。 ....
脳は頭がわるい

と顔が笑う



混色と純色をまだしらない

まだらのだらしない原っぱで


家を建てない


美と死と箸をすっともってしまうと

テレビのタモリと暗 ....
今朝も管総理はファイザーCEOと会食をした。

森をまたもや功労者にするらしい。
たぶん、それは「ケハイ」
を感じることなので。

今朝、ごみだしにいくと、
セミが鳴いていた。

今年初めての音だった。

とおもいきや、

仰向けに飛んできたセミが、
地面 ....
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭

あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ....
    あなたはもう
    忘れてしまいましたか
    わたしのことを
    わたしはあなたを
    忘れていました
    しあわせだったからと
    言えればよか ....
猛々しい暑さ、
眩み包み込む
この夏の午後に
園庭は発光し
微睡む午睡の子供達、
ルウ ルウ ルウ
夢の中で
歌っている

通り掛かる街角で
不思議な三角や五角形
浮かんでは消え ....
「告白録」ていろいろありますけど…
人選する人たちって全然参考にしていない
ということが証明されたようで
ちくった人に金メダルでもあげてくださいよ
O氏にたかりもうけた諸君
 とくにNH ....
今日もとりあえず元気で行こうハイタッチ
いつも優しいばくだんを作っている
そんなひとが好きだ

ひらきなおれない中途半端な言い訳
落札できまる交換価値とは無縁ではなくても
それでもやっぱり ....
-セザンヌ-

塗られた白が浮き立たせる キャンバスの白


-ゴッホ-

そのキャンバスは色彩で彫られている
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4633)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れに躓く- 石田とわ自由詩5*21-8-21
旅人のうた- 梅昆布茶自由詩14+21-8-19
柔らかな疎外- 梅昆布茶自由詩18+21-8-13
一瞬の輝き- 夏川ゆう自由詩421-8-13
八月の光- ひだかた ...自由詩821-8-12
輪郭の明確な分からなさ- 末下りょ ...自由詩7*21-8-11
詩の日めくり_二〇一七年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-8-9
しょうむない勘- ナンモナ ...自由詩3*21-8-8
夏の四重奏- 梅昆布茶自由詩1621-8-8
飼い犬- ひだかた ...自由詩521-8-6
滝を見る- 夏川ゆう自由詩321-8-6
ライフ- 末下りょ ...自由詩2*21-8-3
飛翔せよ- Giovanni自由詩421-8-2
詩の日めくり_二〇一七年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-8-2
ねがい- 令和9年自由詩321-7-30
さめたコーヒーのうた- 梅昆布茶自由詩1621-7-29
照らしてくれ- 渡辺亘自由詩221-7-29
時を生きる- 石田とわ自由詩4*21-7-28
妹よ- 末下りょ ...自由詩7*21-7-26
- 梅昆布茶自由詩1121-7-25
詩の日めくり_二〇一七年二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-7-25
居間- 末下りょ ...自由詩5*21-7-23
ええかげんにも・恥すらないのか- ナンモナ ...自由詩2*21-7-23
犠牲者1号- ナンモナ ...自由詩3*21-7-22
夏の朝- ひだかた ...自由詩921-7-21
伝えておきます、逢う日まで- 石田とわ自由詩6*21-7-20
夢の中で- ひだかた ...自由詩621-7-20
「告白」- ナンモナ ...自由詩4*21-7-20
夏なんです- 梅昆布茶自由詩1421-7-20
セザンヌとゴッホ- 末下りょ ...自由詩4*21-7-20

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